今年2009年の夏に発売された東芝のLED電球は、性能・価格とも飛躍的に優れたスペックを実現しました。
「これは水槽で試さなくては!」と言うことで僕もすぐに買い求め、ミニ水槽のメイン照明として使用することにしました。
当初は「本当にこれがLEDなのか?」と感動し、過去のLEDへの悪い先入観もすっかりと払拭してくれたものです。
しかし、のちに同7WのボルクスジャパンのLeDio7を知って以来、
すっかりと影が薄くなってしまったのです。。。
これではいかん!
もっと使い倒さねばっ!
ということで、試行錯誤が始まりました♪
一連の流れはブログの方でも紹介していますので、このページでは美味しいとこ取りでまとめたいと思います。
その名も、東芝LED電球を爽やかブルー&超閃光に大改造〜♪
なるべく送料も安く済むように厳選しました。
今回僕が用意した東芝LED電球の中身は日亜の白LED(083)でしたので、同じ規格の青LEDを調達しました。
但し、ランプの製造時期によってはLED素子が変更になっている場合もあるかも知れませんので、
その場合には現物と互換性のあるものを別途ご用意下さい。
今回は日亜の青LED素子NS6B083Tを予備も合わせて4ヶ注文しましたが、実際に使用したのは3ヶです。
モジュールは放熱基盤になっているので、ハンダゴテの熱が伝わりにくく、素子が非常に外しにくいので、
盤面を焦がしたりパターンを切ったりしないように、くれぐれも慎重に作業してください。
尚、素子の裏にもカソードパターンが隠れており、これを剥離させるのは困難を極めます。僕も3素子とも失敗してパターンを切りました。
勿論、放熱のために必要なパターンなので、補修して再利用しました。
あるいは、僕は試してませんが、基盤裏のアルミ地を直接加熱した方が効率よく剥がせるかも知れません。
但し、ハンダ融点ギリギリで攻めて、なるべく速やかに。
仕様上、LED素子ハンダ時の熱条件は、予備加熱は180〜200℃で120秒以内、ハンダ付けは260℃以下で10秒以内となっています。
もちろん、自己責任で♪
既製のLED用リフレクタの中では一番小さなモノを選んだつもりでしたが、東芝LED電球の基盤モジュールが更に小さいため、 これらのリフレクタですら加工無しでは搭載できません。 そのため、リフレクタの隣接部を左右1mm程度研磨する必要があります。 また、今回のLED素子には砲弾レンズがありませんから、リフレクタの長さも詰める必要があります。
ちなみに、このリフレクタの加工を終えても、まだこの段階ではビーム角は広いままです。 これをさらに絞り込むには、焦点距離の問題もありますが、やはりレンズに頼るしか無さそうです。
今回のレンズには事前に色んなモノを流用してみましたが、最終的にアクリル球の集光効果がもっとも好成績だと言う結論に達しました。 本当は既製のレンズがあれば一番理想的ですが、サイズ的にも既製品は存在しないようです。
で、今回は費用面の問題から、デコ電素材のマルポコ10mmと言う装飾材を流用することにしました。 但し、現物には断面にメッキ処理が施されていたため、急遽コレを除去して利用しました。 費用に制限がないなら、素直に10mmφのアクリル球の入手をオススメします。 今回、レンズのサイズは10mmしか試していませんが、これがもっとも汎用サイズで、しかも目的にピッタリフィットするサイズだと思います。
尚、マルポコを2枚合わせて球レンズとする際に2mmのアクリル板を挟んでいますが、 これは単に固定用の意義だけではなく、マルポコが10mmφ×4mmと言う扁平形状であったために、 急遽採用した仕様でした。これにより、ほぼ10mmφの球レンズとして実現されています。 ま、10×8mmのレンズでも、さほどのビーム角の違いは無いとは思いますが。
| 照度 | 東芝純正 | 超閃光アクアブルー | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| カバーあり | カバーなし | カバーあり | カバーなし | リフレクタ+レンズ | リフレクタ+レンズ+防塩カバー | |
| 30cm照度 | 1,100 lx | 1,700 lx | 900 lx | 1,400 lx | 8,000 lx | 6,800 lx |
ひとつ誤解の無いように念のため記しておきますが、 この改造はあくまでも拡散していた光をリフレクタとレンズでランプ直下に掻き集めると言う原理なので、 間違ってもランプそのものの光量が増える訳ではありませんのであしからず♪
まだまだ改善の余地はありますが、まずはコスト面や手間を考えると、思いのほか十分な効果が得られたと思います。
また、効果も大事ですが、何より外観を損なわずスマートなLEDランプを実現できている点にも注目です。
基盤からの自作で電源装置や灯具本体がバタバタになるよりは、この方法がトータル的に理想案ではないでしょうか?
低コスト・コンパクト・ハイスペックの三拍子で、省エネLEDに相応しい小細工のひとつと言えるでしょう♪
2009/11/09