結局、これが今年の初投稿となってしまいました…
それでも尚、変わらぬご愛顧で今年も当サイトをご利用くださった皆様には心より感謝すると共に、サイトの更新が遅れ本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。心からお詫び申し上げますm(_*_)m
現在当サイトが被っている被害は皆様も既にご存じの通りですが、できるだけ早急に解決し、またサイト運営が再開できるよう尽力して参りますので、今しばらくご静観くださいますよう何とぞよろしくお願いいたします。
今年も1.023worldをご利用いただきありがとうございました。
来年も何とぞよろしくお願いいたします。
そして皆様にとって良い年でありますように。
1.023world 明林永二
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大変に、大変に、、、時間が空いてしまいました。
ブログが止まって、かれこれ3ヶ月半。。。
こんなにもブログが止まったことは過去に例がありませんね(汗)
記事を楽しみにされていた皆さんには、本当に申し訳ない気持ちで恐縮です。
確かに、例の2ch訴訟に翻弄されていた部分もありました。
解決させてからガツンと報告して、それから平常運転に戻ろうかと思いつつ。。。
ホント、訴訟は大変です。かれこれ1年も掛かるとは。。。
誹謗中傷・名誉毀損による精神的苦痛に加え、膨大な時間と費用を費やしました。。。
でも、もうすぐ報告できそうです。もうしばらくお待ちください。
でも、そんな事件どころではない、心身共に憔悴する出来事がありました。
実は先日、父が逝去しました。
晩夏頃から体調を崩してしまい、初秋にはあっけなく逝ってしまいました。
その事もショックでしたが、その後の様々な手続きも相当に疲労困憊しました。
喪主もそれなりに大変でしたが、その後の身辺整理にもっとも苦慮しました。
9月10月はほぼそれで潰れました。。。
その疲れが出たのか、四十九日の前日から高熱を出してしまい、法要はなんとか乗り切りましたが、その後一週間は高熱と下痢で寝たきり状態に(汗)
ついには右足に疲労骨折の疑い?も出てきて激痛で歩けなくなったため、ようやく這って病院に行ったら、小腸炎と関節炎とのことでした(汗)
「39℃も出たのならすぐに病院に来なさい」と叱られ。。。 汗
その後は処方箋のお陰で熱も下痢も治まり、足の痛みもほぼ回復しました。
近代医療って素晴らしい!
しかし、父のように救えない場合もあるんだなぁ、、、と痛感しました。
それでも人は、前を見て生きていかなければなりません。
気持ちを切り替えて、またいつもの生活をこなしていこうと思います。
と言う訳で、夏以降のネタが大量に溜まってます。
これを順次アップしていきたいなぁ~と考えてます。
お待たせしてスミマセン。
以上、あくまで私事による遅延であり、すべてが2ch訴訟の犯人らだけのせいではないということを念のためお伝えして、ブログ遅延のご報告とさせていただきます(笑)
写真は、実家のキンモクセイ。家を明け渡したので、見納めです。

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「オレンジフィルム」と聞いてピクッと反応するマリンアクアリストは多いでしょう♪

特にfacebookユーザーの間でパンデミックが広がってるかも?笑
通常、海水水槽のような青い水槽を肉眼で見たとおりの色味で写真を撮るには、デジカメのホワイトバランスを駆使したある程度のスキルが必要になります。
しかし、オレンジフィルム(何でも良い訳じゃなく波長透過率の優れたモノ)があれば、スマホでさえ何も設定しなくても綺麗な写真が撮れるのです♪

* iPhoneで撮影したマメスナ写真 by S氏
オレンジフィルムのご用命は、アズ氏まで(笑)
さて、時を経て、今度はブルーフィルムを用意しました。

* 数字は色番号
一体何に使うのか???
それは、水槽をもっと真っ青に撮るためです!ウソ
今考えてる用途としては、
- 屋外水槽に当たる太陽光を海中スペクトルに変換する
- ひまわり(太陽光採光システム)を海中スペクトルに変換する
等です。
元々はひまわりの光を水深3-5M程度にスペクトル変換するために調査していたのですが、半年掛けてようやく結果がまとまった(単に忘れてた)ので報告させて頂きます。
まず、各ブルーフィルムの波長減衰率を知るために、広帯域にフラットな可視光光源を用意します。今回はCCSの自然光LEDランプをチョイス。これもう廃盤なんだよなぁ~勿体ないなぁ。。。

この光源をブルーフィルムに通すと、このような発色になります。

* 乳白色のカバーは外しています
次に、各フィルム使用時のスペクトルを測った結果がこちら。

その測定データを元に算定した各波長透過特性がこちら。

おほっ! どれも絶妙な特性ですね♪
光源スペクトルさえフラットなら、水深1-30Mまで自在に海中スペクトルが作れそうです♪
試しに、手持ちの太陽光スペクトルデータに掛け合わせてみると、、、

素晴らしい!
いつも見慣れた海中スペクトルそのものやん♪
また、ひまわりのスペクトルデータに掛け合わせてみると、

素晴らしい、、、けど、そもそも400-430nmを確保してから使いたいね(汗)
ちなみに、ひまわりにはこのUV域を意図的にカットするフィルターが組み込まれています。しかし、希望があればそれを取り外す施行依頼も受けてくれます。試しにUV カットフィルター無しのスペクトルを見せて頂きましたが、ゴッソリ欠けてた390-430nm間がしっかり残ってました。これなら、太陽光を使った光合成関連の実験にも有用だと思います。
但し、紫外線によってファイバー含め光の入出力周りのパーツの劣化が早まるため、定期的なメンテナンスと部品交換が必要になります。詳しくはラフォーレエンジニアリング株式会社までお問い合わせください。
まとめ
今回テストしたブルーフィルムで、およそ以下のような海中スペクトルが再現できます。
ソース |
太陽光 |
フィルム |
No.218 |
No. 203 |
No. 202 |
No. 281 |
No. 201 |
No. 200 |
海中水深 |
-1M |
-3M |
-5M |
-10M |
-20M |
-30M |
ブルーフィルムのご用命は、メールでご相談ください。
オマケ
天気が良かったので、実際にブルーフィルム越しに太陽光を測定してみました。

あ、栗スケさんも元気です♪

太陽光+ブルーフィルム=海中スペクトル♪

ほぼ計算通り!

ただ、700nm以上の近赤外線はあまりカットできてませんね。。。
赤外線カットフィルムと併用しないとあかんかな。。。
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