海を創るには



必要な物を揃える


目的のシステムがおよそ決まれば、あとは必要なアイテムを揃えていきます。 細かいものまで合わせると結構な点数になりますが、後々後悔しないためにも出来ることなら各アイテムの選定には妥協はしたくありませんね。 かと言ってあまり無理をすると、いざ立ち上げても予算オーバーで生体が入れられないようでは本末転倒です。 気が早まるあまり中途半端に始めてしまわぬよう、自分なりに満足のいくアイテムが全て揃い準備が整うまでは、じっと我慢です。 それは自分のため、そして生体のためなのです。



基本アイテムと消耗品

システムに関わらず、まずはこれがないと始まらない。そんな基本アイテムと消耗品です。

人工海水と比重計

[人工海水] [比重計]
人工海水は各社から色んなものが販売されていますが、まずはあまり拘らなくてもOKです。人工海水については特に粗悪品の存在を聞きません。 心配ならば、量販店の売れ筋商品を試してみると良いでしょう。いずれ経験や知識から自ずと良いものが見えてくると思います。

また海水濃度を調べるための比重計ですが、これは意外と各製品毎に誤差が見られるようです。 しかし測定毎にムラがある訳ではなく、測定時の注意事項さえ満たしていれば、得られる結果はサンプルに対して一律の値となるはずですから、 一番確実な方法としては事前に天然海水を測定して製品の誤差を記録しておくと良いでしょう。要するにその値を目安とするのが安全です。

水温計とヒーター

[水温計] [ヒーター]
水温計はその目的が果たせるものであればどんな形式のものでも構いません。昔ながらのガラス管型のものやデジタル表示のもの、好みのものを用意してください。 また水槽用とは別に、今後の換水時に生成する人工海水や生体を購入してきた際の温度合わせ用に使用する分も用意しておくと尚グッドです。

ヒーターは水槽の水量を許容する熱量のものを用意してください。少し余裕があるとグッドです。また故障時に備え、同じものを2本使用するという方法もあります。 更に温度を調整するサーモが必要ですが、最近のものは自動的に25℃前後に保持するようなオートヒーターなるものも発売されています。

エサと試薬、添加剤など

[エサ] [試薬] [添加剤]
エサは生体により好みが別れますので、購入時に店員さんに相談すると良いでしょう。一般的なものには、フレークタイプや顆粒タイプがあり、 実際には魚が餌付いてくれれば結構何でも食べるようになります。しかし初めて水槽へ入れる魚を選ぶ際は、ショップで既に餌付いたものを購入することをお勧めします。

そしてエサを与えれば魚も糞をしますし、残飯によっても海水はどんどん汚れていきます。その度合いを見て定期的に換水する必要がありますので、各種水質試薬も揃えておきましょう。 特にバクテリアが安定するまでの期間はアンモニアや亜硝酸などが高く推移しやすく生体に対して比較的有害となるため、最低限アンモニアと亜硝酸、そして硝酸の試薬を用意しておきましょう。

その他、pHやKH試薬も欲しいところです。特にサンゴを飼育するならリン酸や珪酸、カルシウム等もある程度把握しておく必要がありますし、逆に欠乏しがちな微量元素等は 添加剤で補ってやる必要も出てきます。判らなければ当面は早めのサイクルで換水に心掛けていれば特に気にする必要はありません。

ライブロック・ライブサンド・プランクトン・ベントス

[ライブロック]
ライブロックは魚水槽では単に装飾的な意味が強いかも知れませんが、ナチュラルシステムに於いてはこれが水質処理システムとしての要となります。 またナチュラルシステムの低栄養塩環境により、付着生物も長期に渡り維持されやすく、エビやカニ等の甲殻類が出てきたり、希にサンゴが生えてくることもあります。
ただ、近年ライブロックは採捕禁止の傾向となり、現在各社がライブ化した擬岩を開発し、ライブロックの代用品として販売されています。 見た目は天然並みとはいかないまでも、年々工夫がなされ、付着生物の面ではかなり状態も良くなってきたようです。 但し内部は多孔質であるとは言え、表面との物質交換が可能なスポンジ構造であるのか確認してませんので、どの程度の水質処理が得られるのかは良く判りません。

一方ライブサンドは天然物が販売されています。採れたてのものを生きたまま入手できるのでバクテリアは勿論、少し大きな微生物なんかも入っています。大変有用なアイテムです。 また、これらの付着生物は水質処理や食物連鎖の起原としてとして大変重要な働きがありますが、水槽での長期維持は難しいため徐々に数も減ってきます。 よって、立ち上げ以降も定期的にプランクトンやベントスなどを補充してやることをオススメします。


水槽・サンプ

[水槽]
当たり前ですが、これも無くてはならない重要なアイテムです。 そして何よりこれが鑑賞の主役となりますから、なるべく後悔のない製品をチョイスしたいところです。 昔ながらの規格サイズのものは比較的安価に入手可能ですが、アクリル製品や肉厚のガラス水槽になると少々値が張ります。 しかしここは思い切って奮発することをオススメします。出来れば毎日磨きたくなるような高いものが扱いも慎重になり結果的に良いかも知れませんね(笑)

ちなみにサンプとは水溜め用のもので、オーバーフロー水槽の際に水槽台の下に設置するものです。こちらは普段隠れる部分になるでしょうから、あまり奮発する必要はありません。 しかし機能的に優れたものもありますので、目的にあったものを選んでください。


照明器具・タイマー類

確かにメタハラは欲しいけどちょっと手が出ない・・・。この場合は生体を制限するしかありません。 また魚水槽では蛍光灯でも可能ですが、ナチュラル水槽をする上ではその効果を引き出すためにも蛍光灯では力不足です。 将来的に導入を予定するなら、目的の生体の購入もそれまでおあずけになります。厳しいようですが、生体にとっては死活問題ですから、これは我慢しか有りません。

メタルハライド照明(メタハラ)

[両口金ランプ型] [電球ソケット型]
メタハラには色んなタイプがありますが、両口金タイプのランプを採用した150Wや250Wのもの、あるいは電球型ソケットタイプのランプを採用した150Wなどが主流のようです。 照度はメタハラの消費電力によりほぼ決まってきますが、ランプの色温度に関しては最近では各種揃っていて好みのものを選ぶことが出来るようになりました。
浅場のミドリイシには6,500K〜10,000Kの白球、蛍光色のミドリイシには12,000K〜20,000Kの青球がオススメです。基本的に生体の生息環境を想定した色温度をチョイスすると良いでしょう。

また昔はUV対策としてUVカットガラスを別途用意したものですが、最近の製品はUVカットガラスが標準だったりするようです。購入前に事前に確認すると良いでしょう。 ちなみに電球型ランプの場合、UVカットはランプ前面にコーティングされていますが、繰り返しの使用により熱で剥がれやすくなっています。無闇にタオル等で拭かないように注意しましょう。
尚、メタハラは非常に高温となり水温への影響量も蛍光灯に比べ大きくなりますから、クーラーの設置が不可欠となります。

蛍光灯・ハロゲンなど

[電球型蛍光灯灯具]
蛍光灯をメインとする場合、その設置面積の関係からもあまり光量を稼ぐことができないため、 魚がメインの水槽では特に問題ありませんが、サンゴを入れる場合はあまり光に強く依存した種類のものは入れられません。 絶対にダメだとは言いませんが、自然下のような成長ぶりは期待できないでしょう。多く場合、現状維持が精一杯か、最悪のケースでは衰弱により死滅する可能性が高いと思われます。
但し灯具次第ではある程度の光量を稼ぐことは可能です。直管タイプのものは如何せん頼りない光量しか得られませんが、電球型の灯具で反射効率の良い灯具のものは、なかなか良い感じで光量が得られるようです。 とは言えメタハラ並みの光量を得るだけの台数を揃えるくらいならメタハラが買えてしまいますが。。。

[ハロゲンライト]
また、ナチュラル水槽では蛍光灯とともにハロゲンも補色用途に良く用いられています。 特に色温度の高いメタハラを使用する場合、どうしても赤が不足しがちになるので、ハロゲンにより補うことは有効なようです。
但しハロゲンをメイン照明にする事は出来ません。熱が大きい上に生体に有効な光の波長が殆ど足りていないためです。 この事は比較的白い(青い)と思われる車載用のキセノンランプに於いても同様です。その場合、素直にメタハラをオススメします。

照明タイマー類

[照明タイマー]
太陽が毎日規則正しく昇ってくるように、水槽の照明も規則正しく点灯させることが、生体への生理的影響にも良いと思われます。 と言うより何より、水槽管理者の面倒がこれによりズバリ解決されます。毎日手作業で点灯させるのはなかなかに困難と言えますから。
また何と言っても複数の照明を自動的に組み合わせ点灯させたり出来るので、朝は蛍光灯からスタートし、日中は色温度の高いメタハラ、夕方に掛けて色温度の低いメタハラ、 そして夕方から日没に掛けて赤系ハロゲンで一日を締めくくる、と言うような一日の日照変化が思いのままに実現されるのです。絶対にオススメです。


クーラー

[クーラー]
水槽を設置する部屋が年中25℃で維持されている場合は別として(あまり無いと思うけど)、 あるいは夏場の締め切った部屋の気温が絶対に25℃を越えない場合は別として(こちらもあまり無いと思うけど)、 そうでないならメタハラの有無に関わらずクーラーは必須です。25℃を標準としていた水槽の水温が30℃を越えれば間違いなく崩壊が訪れます(経験済み)。 中には「ファンで凌ぐよ」とか「氷で凌ぐよ」なんて仰る方もおられるようですが(?)、そもそも上限を超えなければ良いというものではなくて、 「水温が変動する状態で野放しになっている状況」に問題があると言えます。朝の冷え込みでガクンと下がり、日中は太陽熱と照明の熱で一気に上昇、 こんな事を繰り返していたらあっと言う間に、魚はストレスと衰弱で容易に白点が出たり、あるいはイソギンチャクはハラワタひっくり返して死んじゃいます(判りやすい一例)。
これは水温に限りませんが、あらゆる面で安定した環境に生活していた彼らを、我々のエゴで勝手に水槽へ招く訳ですから、 どうか牢獄へ監禁する事だけは避けてくださいね。

その他、クーラーにサーモが内蔵されているものは良いとして、そうでないタイプのものには別途温調用のサーモが必要になります。 最近の汎用タイプのものは恐らく標準でサーモ内蔵型だと思いますが、念のため事前に良く確認してください。


ポンプ・水流タイマー類

強制濾過を設置した水槽の場合の水流は、その循環により緩やかな流れが賄われるため、魚水槽であればそれでも十分こと足りるでしょう。 またナチュラルシステムでもサンプ(水溜層)を設けたオーバーフロースタイルであれば、その循環により同様の流れが賄われます。
しかし、水槽本体のみでシステムが成り立つナチュラルシステムの場合では、エアレーションで僅かに揺れ動く程度の流れだけでは水流として十分ではありません。 そのようなケースでは特にパワーヘッド等の水中ポンプの取り付けが理想的です。水槽が大きい場合は各コーナーに複数台あっても構いません。

更に欲を言えば、特にサンゴやイソギンチャクを飼育する上では、生体への生理的影響も考え、複雑でランダムな往復流のような海水の流れを取り入れたいものです。 実際の珊瑚礁を目にされた方なら理解しやすいでしょうが、自然下での海水の動きは非常に大きなエネルギーです。人も簡単に押し流すような力があります。 そして彼らはそんな大きなゆりかごの中でそれを当たり前として生活してきた生き物たちなのですから、水槽に於いても水流の大切さがお判り頂けると思います。

ポンプ

[マグネットポンプ] [水中ポンプ]
オーバーフロースタイルの水槽では、そのメインとなる循環水路に使用するポンプは、一般にはマグネットポンプが主流となっています。
マグネットポンプは他のポンプに比べ少々値が張りますが、トルクがあるため高低差に対して送水力に余裕がありますし、 また水中ポンプのように発生する熱が水温へ影響を与える事もなく、そして大変静かです。可能であればメインポンプにはマグネットポンプをオススメします。
一方、水中ポンプはその用途が広く、水没式のスキマーに使用したり、大きなものならサンプからの揚水にも利用できます。 また特に水槽内に設置する水流用ポンプはパワーヘッドと呼ばれ、多くは吸盤式で水槽内のガラス面へ取り付けて使用します。

水流タイマー類

[間欠タイマー]
ポンプを制御するための専用タイマーは数社から販売されています。一定時間毎に切り替えるものは比較的安価で入手できますが、水流データがプログラムされてランダムに切り替えるものは少々値が張ります。 いずれにしても複雑な水流を作り出すと言う点では、これらがあると言うだけで十分な効果が得られると思います。 逆にあまり細かく制御できたとしても果たしてそれが人間の自己満足以上の効果があるのかどうか微妙なところでしょう(笑)


プロテインスキマー・浄水器・吸着剤

水質を浄化するための各種アイテムです。特にナチュラルシステムに於いて造礁サンゴの色揚げやコケの徹底排除のために低栄養塩が求められるシステムでは、これらの存在は大変重要です。

造礁サンゴの色揚げの話が出たついでに参考までに書くと、例えばミドリイシが十分に栄養を得るために必要な体内の褐虫藻を揃えていたならば、本来の見た目の色はそんなに綺麗ではありません。 ではなぜあんなに鮮やかな色をしているのかと言うと、それは元々持っているミドリイシ本来の色素と、褐虫藻自体の色素や量とのバランスがあるためです。 要するに褐虫藻の密度が低い時、あるいは個々のサイズが微細である時に、そのミドリイシはより本体の色素が目立って見えると言う訳です。
褐虫藻と言うのはミドリイシの体内に宿って光合成を行い、生産した栄養をミドリイシへ渡す働きをする共生藻の事ですが、褐虫藻自体はその名の通り一般には褐色系の色をしています。 またミドリイシは栄養量のコントロールとして褐虫藻自体の量を制御していますから、光が十分で光合成量が大きな場合は褐虫藻を体内から追い出します。 さらに栄養塩濃度が低いほど褐虫藻の発育量が小さいため、細胞のサイズは非常にスリム(微細)となります。このような経緯が強いほどミドリイシは自身の体色が目立つようになります。 一方、もし光が弱かったり栄養塩濃度が高い時はどうなるか? ・・・そこまで書かなくても判るかな。要するに逆のパターンになります。これがメタハラと栄養塩ゼロに励む所以です。
ちなみに浅海域のミドリイシほど対紫外線色素が良く発達し、紫や青の鮮やかな個体が多いようです。 また少し水深のある水域では、照度量と色温度に合わせ効率良く光合成を行うための蛍光色素が発達しているようです。

プロテインスキマー

[プロテインスキマー]
強制濾過にもナチュラルシステムにもオススメするアイテムです。 プロテインスキマーには2つの大きなメリットがあり、まず1つは水槽内で発生した汚染源(有機物)がバクテリアに渡る前に多くを回収してくれるため、結果的にバクテリアへの負担が大きく軽減されます。 それはイコール、バクテリアが生成するはずの硝酸の量が減ると言うことですから、水質の長期安定化にも繋がり、そして換水サイクルも長くなるのです。
そして2つめは、その構造により強力なエアレーション効果が得られるため、もしプロテインスキマーを設置されるならエアレーションの単独設置は不要になると言う点です。
その他、プロテインスキマーには隠された3つ目のメリットがあり、もしナチュラルシステムに於いて造礁サンゴのためのカルクワッサー添加を行うならば、 それにより水中のリンはリン酸カルシウムとして固定され、プロテインスキマーで回収されやすくなります。

浄水器

[浄水器]
水槽で見られる栄養塩は何も生体由来のものばかりではありません。そもそも人工海水を作る時点で混入している可能性があります。一度ご自宅の水道に含まれる栄養塩を調べてみると良いでしょう。
もし水道からの栄養塩がさほど見られず、また水槽の低栄養塩レベルもそんなに求めないなら、絶対に必要なアイテムではありません。 しかし、造礁サンゴの色揚げやコケの徹底排除に拘る方にはオススメです。逆浸透膜式浄水器(RO)とイオン交換式浄水器(DI)を組み合わせれば、栄養塩どころか不純物ほぼゼロの純水が用意できます。

吸着剤

[吸着剤]
水質調整のファクターの中では最終段として用います。これ自身が回収できる栄養塩は僅かなものですから、まずはプロテインスキマーと浄水器で大きく漉し取っておいて、最後の足掻き(笑)として用います。 「うーん。あと0.2ppm下げたいなぁ〜」みたいな時には効果絶大でしょう。
また吸着剤の吸着量は無限ではありません。粒子自体の持つ許容量が飽和すれば任務終了です。速やかに取りだして交換・あるいは再生処理を施してください。


カルシウムリアクター・カルクワッサー

こればかりは魚水槽には無用の長物かも知れません。しかし造礁サンゴをニョキニョキ育てるにはまずは外せないアイテムでしょう。
ただ、サンゴ自体がまだ小さい、あるいは少ない内は無理して用意せずとも、まめな換水で補えるかと思います。 とりあえずはpH、KH、カルシウムを監視して、導入時期を判断してください。

カルシウムリアクター

[カルシウムリアクター]
まさにミドリイシのための装置と言っても過言ではありません。ミドリイシに限らず重炭酸イオンとカルシウムイオンを利用して石灰化を行うサンゴ(石灰藻含む)にとっては非常に最適なアイテムです。 それもそのはず、何故ならこの装置の仕組みとは、いわゆるサンゴの石灰化の逆再生を行う装置なのですから、それにより得られる成分が次のサンゴの石灰化に役立つのは至極もっともな話ですね。 仕組みは、CO2添加によりpHを下げて炭酸カルシウムメディアを溶解させ、KH(重炭酸イオン)とカルシウムイオンを取り出すと言うもの。

ちょっとタイムリーな話をすると、ミドリイシを含む造礁サンゴ類は地球温暖化防止にも一役買っています。それはCO2削減ともなる「二酸化炭素の固定を行う」と言う点です。 造礁サンゴはCO2をその身に取り込んで石灰質の骨とし固定します。 同じ二酸化炭素を利用する植物・海藻の場合とは違い、高次消費者に摂取(骨は砂として排出される)されることも無く、また枯れることもありません。仮に白化でサンゴ虫が死滅しても骨格は残るのです。 このように炭素循環的に見ても唯一孤立し確実にCO2を固定していると言えるでしょう。 またリーフチェックによれば、全世界の珊瑚礁で固定されるCO2の同化量は、4億トンとも10億トンとも言われているようです。

カルクワッサー

[半自動カルクワッサー]
こちらはお手軽なカルシウム添加方法です。水酸化カルシウム(石灰)を真水に溶き、飽和石灰水を作って点滴状態でゆっくり水槽へ添加するだけでカルシウムが供給できます。 ここで「ゆっくり」と書きましたが、もしこれを急速に添加すると滴下地点でみるみる白濁して沈殿してしまいます。 これは高いpH環境ではカルシウムは海水中の炭酸イオンと結びつきやすく、ましてやpHが12近くもある飽和石灰水を一気に添加すれば、その時点で炭酸カルシウムを作るようなものです。 あくまでもゆっくりと一滴ずつ、そして滴下時の海水pHとの緩衝関係が [ 海水 >> 一滴 ] の関係を維持しつつ添加してください。 ドバドバ添加すると滴下地点のpHが [ 石灰水 >> 海水 ] となりますからね。そして白濁。。。


その他

他にも便利なアイテムがたくさんあります。必要に応じて揃えてください。

モニター類

[モニター類]
水槽の環境値は可能な限りモニターで監視することをオススメします。これらの日頃の監視によりトラブルへの対処が迅速になります。 但し長く使っていると検出値に誤差が出てきますので、定期的にセンサーの掃除や校正処理が必要です。

制御パーツ類

[自動給水関連] [微量ポンプ関連]
その他、少しでも管理を合理化するための(要はナマクラ)各種パーツを組み合わせた自作アイテムも面白いでしょう。 自動給水はフロートスイッチと電磁弁があれば比較的単純な構成で実現可能です。



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