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20159月18

MACNA2015:LED照明レビュー

マリンアクアリウム エイジ 15:26
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■MACNA 2015 目次

お待たせしましたぁ!
今回、MACNA2015に出品された各社LEDライトの調査結果をご報告します!
スポットや青白ライト等は華麗にスルー(笑)してますが、フルスペクトル系のシステムライトは一通り押さえてあります。

なお注意点として、各スペクトル測定データはあくまでもポータブルスペクトロメーターUPRtek MK350によるものですから、測定条件もバラツキがあり、精度はそれなりです。予めご了承くださいね。

検証LEDライト一覧

EcoTech Marine - Radion G3 Pro

いつもの見慣れたスペクトルでした。この辺は安定のスペックですね♪
詳しくは過去記事を参照のこと。

EcoTechMarine Radion G3 Pro

AI - Hydra52

こちらも見慣れたスペクトルです。詳しくは過去記事を参照のこと。

AI Hydra52

AI - Prime

こちらも見慣れたスペクトルです。詳しくは過去記事を参照のこと。

AI Prime

TRITON - LANI ONE

いよっ! 待ってました! ようやく現物にお目にかかれました~♪
最近、TRITONメソッドを始められた方も、水質分析サービスを利用された方も、そのTRITONが提供するLEDライトと言うことで、かなり気になっていたのではないでしょうか?

これがTRITON LANI ONEです。

TRITON LANI ONE

おおおおお!!!!!
UV 400nmてんこ盛り!!!!!

そして、以前スペクトル計算した結果とほぼ一致♪

TRITON LANI ONE スペクトル計算結果

但し、公称でVioletとされていた波長は420nmではなく400nmだったようです。

そして、実測スペクトルはこちら。展示水槽の左右2台とも測りました。

TRITON LANI ONE スペクトル

450nmの波長誤差は、採用されている白色LEDのブルーチップの波長差でしょうね。
440nmを使った白色LEDと450nmを使った白色LEDが混在しているのでしょう。
また、450nmが弱く、470nmが強すぎるのも、白LEDと青LEDを同じ数ずつ混ぜてるからです。僕なら白2:青1で混ぜるか、450nmを470nmの半数混ぜます。そこらへんのスキルはこれからですね。

それにしても、まさかTRITONもこんなにUV 400nmを大盛りにしていたとわ!
これだけのUVが入ってれば、蛍光ブルーも蛍光シアンもひとまず安泰でしょう♪
さすが海洋のパラメータを知り尽くしたメーカーです!
安心してください、履いてましたね(笑)
ただ、450nm不足&470nm過多により、かなり水色が強いので好みは分かれるかも?
LANI PROの方なら450nmもきっちり入ってるので問題ないでしょうが、今回のMACNAでは展示されていませんでした。見たかったなぁ。。。残念。

Maxspect - Razor M15000K

こちらもようやく現物を拝むことが出来ました。
最新Maxspect Razor M15000Kです。

Maxspect Razor M15000K

最新モデルのM15000Kは白LEDを増やしてあるので、確かにかなり明るく見えました!
これなら旧型の暗さを克服出来たかも?
ただ、スペクトルは期待したほどではなかったかな?汗

Maxspect Razor M15000K スペクトル

* 公称スペクトル画像はこちら

測定ポイントによってUV域の波長強度にムラが出ましたが、仮に最大値で比較してみても、公称スペクトルとはかなりかけ離れたカーブを描いてました。
なんかね、400nmはあるけど、420nmが抜けてるような???汗
Maxspectは絶対履いてると信じてたのに!汗
ま、正確なスペクトルは、いずれまた現物を測る機会があればご報告しますね。

Orphek - Atlantik V3

こちらも現物はお初のOrphek Atlantik V3
て言うか、てっきりOrphek Atlantik V2.1Bかと思ったら、最新のV3でした!
で、「パンフレットある?」って聞いたら、「ないからウェブを見てくれ!」って言うので、帰国してから見てみたんだけど、おいこらV3の情報まだ公式サイトに載ってないやないか!笑
だったらもっと詳しく聞いてくれば良かった。。。
別の話題で盛り上がってる場合じゃなかった♪

とりあえず現地で聞いて判ったことは、

  • ワット数が上がって180W→250W (メタハラか!)
  • UV域を単波長LEDで確保するように変更! (UV型白色LEDじゃ無理だし)
  • 結果的に白色LEDの使用数が減って効率も上がった!

あとは、、、忘れた(汗)

Orphek Atlantik V3

おおおおお!!!!!
脱!青白スペクトル!!!
安心してください、履いたんですね(笑)

V3の公称スペクトルはまだ公開されてないので、旧V2.1とスペクトル比較してみます。

Orphek Atlantik V3 スペクトル

* V2.1Bの公称スペクトル画像はこちら

見て見て! ついに待望のUV域が確保されましたよ!
これならRadion Pro/Hydra/Razorあたりとほぼ互角のUV強度がありそうですよ♪
よくぞここに到達されました! Orphek グッジョブ♪
また、V2.1B以前のユーザーにも、何かアップグレード等の対策があれば良いですね。

その他、V3の進化に至る改善と工夫の経緯については、解説すれば長~くなりますが、4月のLED講座を熟読されれば答えは自ずと見えてくると思います。

GIESEMANN - VERVVE

全然ノーマークだったニューフェイスを発見!
GIESEMANN VERVVEです。コレなんて読むの?笑

GIESEMANN VERVVE

写真はUV域が上手く測れてないけど、頑張ってなんとか↓ここまで測りました(汗)

GIESEMANN VERVVE スペクトル

で、色々気付いたこと。

  • レンズがない(リフレクターのみ)ので光量不足の懸念
    →過去のRadionのように、いずれレンズが搭載されるでしょう
  • 公称スペクトルと実測値の差が顕著、グラフも波長がズレてる
    →スペクトルに関するスキルはこれから?と言う感じかな

と言う訳で、今後に期待です。

GHL - Mitras LX

GHL Mitras LXシリーズもお初なんですが、展示中ずっとデモ運転してたので、フル出力時のスペクトルが測定できず。。。汗

GHL Mitras LX

でも、制御元のPCにたまたまスペクトル画面が出てました。
これ見る限り、Razor程度のスペクトルは確保できてるっぽいかな?
ま、でもこれもレンズ非搭載(リフレクターのみ)だったので、今後に期待です。

Kessil - A700

これもノーマークだった新型Kessil A700。しかもスポットじゃなくてシステムライトやん!

Kessil A700

Kessil A700 スペクトル

でも、スペクトルはA360をそのまま受け継いだような感じでした。う~ん。。。

それにしてもKessilっていつも思うけど、なんでいつも400nmが390nmなんだろ?
そのせいで400-410nmが不足しちゃうから、結局400nmも足したくなるし。。。
しかもこの390nmって超弱い。せめて1-2割は欲しいところ。。。
ま、コストとかスキルとか色々あるだろうけど。。。
結局Kessilって、履いてるのか履いてないのか、いまいち。。。汗

SANRISE - Aqua SanRise Plus

SANRISEは、連日ブースで担当者と話し込んでしまって、気づけば写真がゼロ(笑)
その様子がこちらに盗撮されてましたので、ブースの参考にどうぞ(笑)
リュック背負った広い背中の青いシャツが僕です(爆)
仕方がないので、もらったパンフレットのページでも貼っておきます。ウェブはこちら

SANRISE PLUS パンフレット

勿論スペクトルも測ったけど、概ね公称通りでしたよ♪
でもやっぱり保存し忘れた(笑)

SANRISEってSOSCIがやってるブランドなんだけど、昔SOSCIにfacebook友達がいたので、できた頃からよく知ってました。今回、SANRISEのブースに来ていたセールスマネージャーも、当時何度かやりとりしたことがあった人でした。
あとまだオフレコだけど、ようやくSANRISEも日本での市場獲得に本腰を入れてきたようで、既に少し前から国内の某有名企業が動いてます。まだ交渉の行方は判りませんが、正式に国内総代理店が決まれば、高品質の製品が安定供給できるようになるでしょう。僕も影ながら応援すべく、すでに現行製品の改善案もいくつか提案してきましたよ。
等々、話のネタが尽きなくて、SANRISEのブースにはかなり居座ってしまいました(笑)

あ、そうそう。現行SANRISE製品に使ってる各LED素子を見せてもらったけど、通常波長はCree XP-EやXT-Eですが、UV系チップはEpiledsを採用してましたよ♪
チップをズームで見るために、唯一SANRISEブースで撮った写真がこちら(笑)

SANRISE PLUSに採用されてるUV 405nm素子

安心してください、履いてましたよ♪笑
あ、3連レンズもUV対応品でした♪

以上、MACNA2015 LED製品レビューでした。いかがでしたか?

僕の感想としては、どうしてもコストやリスクの兼ね合いがあるので、システムLEDライトでUV系をこれ以上満たすのは厳しいかな?って印象でした。要求対象が限られる点でも、「目的の個体には個別にスポットで補完する、と言うスタイルが望ましい」という見解が多いのかも知れませんね。ただ、数年前に比べれば、当時UV系を採用してなかった各社が、今は全社で最低限のUV量を確保しようという姿勢で取り組んでいますから、ひとまず安心してください、履いてますよ♪と言える時代になったのではないでしょうか?笑

最後に、特に僕からアゲアゲでお伝えしたいのは、

  • TRITONのLEDには、UV 400nmがてんこ盛りであ~る♪
  • Orphek Atlantikは、V3からUV域が確保されて~る♪

この2点かな。

次回以降は、MACNA2015番外編をお届けする予定です。

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コメントとトラックバック

  1. 1. 通りすがりの 2015/09/18 18:39

    他社の評価をKR販売に携わる方がやっていることに疑問を感じます。
    一KRユーザーとして見てて気分悪く恥ずかしい気持ちになりました。
    ご自分のデーターとして残されるなら良いですが、こうしたやり方には絶対に反対です。
    レビューとは何の関係もない人が公正な立場でされるべきものだと思います。

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