1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

MACNA2015:プレゼンテーション

この記事を含むタグの全記事リスト: MACNA 出張 海外

■MACNA 2015 目次

今回は講演の様子です。
講演は全部で24ありました。でも拝聴出来たのは7-8くらいかな?
ま、正直僕のにわか英語力ではサッパリでした。。。泣
でも幸い少し写真を撮ってましたので、なんとか雰囲気だけでもご紹介しましょう♪
但し、プロジェクタに映されたスライドを撮影したモノなので、写りが悪いのはご勘弁を。

スピーカーの皆さんや講演スケジュールは下記リンク先(公式サイト)をご覧ください。

9/4 10:00~
John Coppolino (ジョン・コッポリーノ)
“Building an SPS Monster”

この日は彼の水槽システムSPS MONSTERの構築から運用までの解説。
実際にスイハイしてきたので、後日番外編でご紹介しますね♪

John Coppolino スライド1

John Coppolino スライド2

もうね、規模が水族館並みなので、溜め息しか出ませんよ。。。汗

9/4 12:00~
Kevin Kohen (ケビン・コーヘン)
“Unusual Fishes for Smaller Reef Aquaria”

彼は海水魚にとても詳しいLiveAquaria.comのディレクターです。
この日はリーフタンク向けのレアフィッシュの紹介でした。

Kevin Kohen スライド1

Kevin Kohen スライド2

Kevin Kohen スライド3

Kevin Kohen スライド4

魚マニアにはたまらないでしょう?
ディープダイブのコストやまめな魚の減圧を踏まえると、あの価格はやむを得まい。。。

9/5 8:30~
Dr. Sonia Rowley (ソニア・ローレイ)
“Gorgonian Corals in the Twilight Zone”

彼女はヤギ目が専門で、無脊椎動物の博士号を持つ研究者です。
この日はトワイライト・ゾーン(有光層最深部)のヤギ目の研究発表でした。

Sonia Rowley スライド1

Sonia Rowley スライド2

Sonia Rowley スライド3

Sonia Rowley スライド4

Sonia Rowley スライド5

水質による反応や変化を見るには、これくらいやらないと傾向が掴めませんよね。
求めるべきは、成果の曖昧な少数の好例ではなく、多数に於ける平均値ですから。

9/5 9:30~
Sanjay Joshi (サンジャイ・ジョシ)
“Reducing Electrical Use in Reef Aquariums”

ペンシルベニア州立大学の教授で、アクア界でも大変有名な博士ですね!
この日の講演は、水槽運用に於ける電力コストに関するトピックでした。

Sanjay Joshi スライド1

Sanjay Joshi スライド2

Sanjay Joshi スライド3

近年のアクアリウムは照明のLED化、ポンプのDC化など、省電力に貢献するアイテムが台頭してきましたから、これらを使わない手はありませんね。

Sanjay Joshi スライド4

Sanjay Joshi スライド5

Sanjay Joshi スライド6

途中、彼の水槽動画も紹介されたので、慌てて撮影してみましたがブレブレ。。。汗
それでも無いよりマシかと、試しに公開許可を打診したら、元ファイル頂きました♪
Thank you so much Sanjay !
そのうち、容量の関係でお勧めのところを1分だけ切り取ってご紹介します。音は無し。

照明も現在はLEDオンリーで、管理も基本的に換水のみですが、どのサンゴも生命力が強く感じられて、色彩の濃さ、成長具合、どれも非常に素晴らしいです!

9/5 13:30~
Julian Sprung (ジュリアン・スプラング)
“Palytoxin: Are You Experienced?”

Two Little Fishiesのオーナーで、The Reef Aquariumの著者のひとりでもあります。
今回のテーマはパリトキシン(海産毒素)の危険性についてのトピックでした。

Julian Sprung スライド1

Julian Sprung スライド2

すみません。講義内容がうまく聞き取れてませんでした(汗)
恐らく、毒素自体の生体への影響ではなく、人体への影響を危惧する内容でしょうね。
Wikiによると、パリトキシンはフグ毒のテトロドトキシンよりも強く、加熱しても毒性は変わらず、有毒渦鞭毛藻により生産され、それを取り込んだスナギンチャク、そしてそれを補食するアオブダイ等の魚へ蓄積されているとのことです。

この他にも朝から夕方まで連日著名人らによる講演が目白押しでしたが、すべては拝聴できませんでした。。。ま、そもそもヒアリングで転けて、スライド眺めてただけでしたが(泣)
もっと英語力を高めて、いつか聞き取れるようになりたいなぁ。。。

ところで、マリンアクアリスト最新刊77はもうご覧になりましたか?

マリンアクアリスト77

JohnのSPSモンスターに負けず劣らずのシステムが盛りだくさんですよ♪
まさにドリームタンク!!!
こうしたデータはビギナーさんだけではなく皆さんにとっても良いヒントになるでしょう。

次回は、、、いよいよLED製品のレビューかな♪

こちらのエントリーもどうぞ♪