結果 Oh! Life

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記



20109月02

BioPellets実験3:2ヵ月後(最終回)

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すっかり放置されていたバイオペレット実験3。。。
あれから果たして硝酸はどうなっているのでしょう。。。

BP実験3を最後に報告してから早くも3週間が経ちました。
前回は、わざわざ肥料を使ってリンを添加し、その脱リンが脱窒にどう影響を及ぼすのか調べてみた訳でしたが、結果は惨敗でした。リンだけ消失し、硝酸はビクともせず。。。

で、あのあとも肥料でリンを0.5ppmほど入れておきました。
が、その後すっかり存在を忘れてました。。。

本日9/1の結果です。

バイオペレット実験3:2ヵ月後の水質結果

案の定、リンは気持ちが良いくらいに消滅しています。ま、今となれば、バイオペレットがリンを処理する能力は、折り紙つきですね。
ちなみにA槽にはバイオペレットは入ってませんが、これだけの時間があれば、砂だけでも0.5ppmのリンを処理できたという訳です。これが僕の5L水槽でリンが出ない理由のひとつでしょう。

が、硝酸はまったく・・・ま・っ・た・く、変化無し。1ヶ月前と同じ値です。
もう・・・眠いよ・・・パトラッシュ・・・

気になるのは、砂だけのA槽でも通常の脱窒による硝酸の減少が鈍かったことです。

バイオペレット実験は今回で通算3回目で、1回目と2回目はかなり高濃度の硝酸値でおこなったため変移がさっぱり把握できませんでしたが、実験3回目は低レベルでおこなったので、少なからず大きな変化が得られると予想していました。しかし、砂だけのA槽でさえ、こんな結果に終わりましたから、そもそもバクテリアが十分に湧かなかった(足りなかった)のかも知れません。だったら、現在硝酸がゼロの5L水槽の砂を使っていれば、あるいはもっと変化が得られたのかも。脱窒細菌が豊富にラインナップされていそうですから(笑)

今こうして実験を終えてみて思うと、バイオペレットは水槽のバクテリアにかなり依存している印象を持ちました。下手をすれば水槽次第ではほとんど効果が発揮されないケースも予想されます。また、僕の結果とは逆に、硝酸は下がるけどリンが下がらないケースとかもあるかも。。。
ちなみに海外でも硝酸が下がらないというユーザーの声が多いと聞きます。

とは言え、製造元では、スキマーの推奨や特定のバクテリア添加など、お役立ち情報は何も提供されていません。あるのは、あくまでも解説通りの設定を施した流動リアクターで運用しなさい、との説明だけです。

そのため、

  • 各種バクテリア添加を試してみる
  • 流動リアクターの流量と撹拌度をいろいろ変えてみる
  • バイオペレットを規定値より増やしてみる

まだ当面は、こんな感じでユーザーは翻弄されるしかないようですね(苦笑)

実際に流量やメディア量を調整して好結果に繋がったとLSSでも報告されていますし、そのノウハウが反映された製品が出てくるのが楽しみですね。誰が使っても、どんな水槽に使っても、安定して効果の出る製品を期待しています(笑)

以上で僕のバイオペレット実験は胸焼けのまま終了したいと思います。
たいした結果に辿り着けなくて申し訳ないです。。。

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20108月29

時代は一体型レンズへ

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今回はアクアLEDスポットランプのレンズ構造の進化の経緯について。

アクアLED元年となった昨年は多くのLEDランプが登場しましたが、その構造はいずれも素子ごとに個別のコリメートレンズを装着するタイプでした。仮に、7素子タイプのランプには、7ヶのレンズが搭載されていることになります。

単体コリメートレンズの配光

そして、そのコリメートレンズをベースに、さまざまな処理を施したレンズが登場し、配光が少しずつ改善されてきたのは皆さんもご存知のことと思います。
特に拡散型レンズの登場によって、それまでのノーマルレンズで見られた色ムラは極力軽減され、より均一にブレンドされた色味を得ることに成功しました。

その反面、あるいは元々のコリメートレンズの特性によるものか、どうしても公称値通りのビーム角を満たしているとは思えませんでした。上の写真をご覧の通り、色味は改善されても、光は中央ばかりに分布し、とても60°に広がっているとは思えません。また、光密度はランプ直前ばかりに集中し、光が遠くへ到達していないようにも思えました。

その後、これまでの個別レンズを組み合わせたレンズ第1世代に終止符が打たれ、レンズ第2世代として一体成型レンズを採用するLEDランプが登場しました。他社に先駆けて先陣を切ったのは、LeDioで一世を風靡したボルクスジャパンです。

一体型レンズの配光

この一体型レンズの登場により、配光特性が格段に改善されました。これこそ、公称値どおりのビーム角を実現していると言えるでしょう。拡散レンズの良い部分を生かしつつ、更に光密度を均一に分布させることにより、ビーム角はもちろん、光の到達性も向上しました。それは上の写真を見れば一目瞭然です。

素子色を均一に合成し、色ムラを無くすこと
光密度を均一に分布させ、ビーム角と光の到達性を向上させること

ついにこれらの問題が解決された訳です。

そして、後を追うように、先日やどかり屋からリリースされたエリジオン閃光II にも、この一体型レンズが採用されました。そしてボルクス同様、拡散プリズムレンズにより得られた配光特性は、本当に見事としか言いようがありません。

また、この成果には、採用されているLED素子も大きく関係しています。
それはCreeの最新素子によるもので、最新のXPシリーズの超小型素子を採用することで、従来のXRシリーズに比べ、素子の密集性が格段に高まり、素子基盤の究極の小型化が可能になりました。そこへ一体型レンズを合わせることで、より点光源からの配光を可能にした訳です。そのため、色の異なる複数の素子で構成されたランプでも、光量ムラが発生することもなく、理想的な波長の合成と配光の分散が可能になったと思われます。また、レンズ全体が発光するため、素子数に関係なく1光源のような効果も得られます。更にはレンズが小型になった分、旧製品と同じサイズのまま、ヒートシンクの面積が増やせるのです。考えれば考えるほど、納得の構造と効果ですね。

上の各画像には、それぞれの素子ピッチも記載しておきました。このピッチが如何に小さいかで、点光源効果は高いと言えるでしょう。
例えば、LeDio 7は素子ピッチが40mmもありますが、最新のエリジオン閃光II の場合は僅か23mmしかありません。あるひとつの指標として、「点光源率」と言うものを勝手に謳う(笑)ならば、LeDio 7は1/0.04=25、エリジオンは1/0.023=43.5となります。ちなみにLeDio 9もLeDio 27も33.3になります。

その他、一体型レンズのもうひとつのメリットとして、光漏れが無いことも挙げられます。全ての光はレンズを通して前面から放出される訳です。
逆に従来の個別レンズ型では、構造上どうしても前面パネル内に無効成分が停滞したり、ヒートシンクの隙間からも光が漏れ易い構造でした。一体型レンズ製品と比べると、結構なロスを孕んでいることが判りますね。

お勧めはLeDio 27とエリジオン閃光II です。是非、体験してみてください。
また、LeDio 9はUV素子の関係上、XPシリーズの採用は見送られたようですが、いずれ素子の小型化が実現されれば、後に続くでしょう。

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20108月27

ミドリイシの色素、覚醒と開放か

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ケントパパミドリイシの覚醒と開放
これはエイジが黙っちゃいませんな

昨年末、ケントパパから実験用のミドリイシの枝がいくつか届けられました。
おぉぉ! なんと鮮やかなバイオレットのミドリイシ!!!
と感動しつつも、
こんな難しそうなの送ってきちゃったか!?
と、当時は困惑したものです。
だって飼ったことないもん、こんな色(汗)

到着時のケントパパミドリイシ

結局、実験はもろもろの要因により華麗にフェードアウトしましたが(汗)、辛うじて生き残ったいくつかの欠片が、今では大切な当ブログの戦力となっています(笑)

最近では、浄水器を用意したり、海水の銘柄を替えたり、換水もなるべく月一くらいを目指して、水槽環境の向上に努めています。その甲斐あってか、各生き残りミドリイシも、順調に成長し始めました♪

辛うじて復活劇を魅せたケントパパミドリイシの名残り

もちろん、一番の貢献はLEDランプの吟味と運用方法の模索だと自負しております。
思えば長い道のりでした。。。
但し、一番のハンデは総水量5Lであると言うことは、今更言うまでも無く・・・(汗)

さて、先日のお手軽アンバーLEDランプを設置してから、約一週間が経過しました。
すると、よほど相性が良かったのか、ケントパパミドリイシの欠片が遂に本性を・・・。

なんか、ピンクが濃ゆくなってきたっ!

電球色LEDランプによる色揚がり

写真左側は照明点灯中に撮影したもので、サンゴの色だけではなく、各ランプの演色効果も含まれています。特に右側からは強力なエリジオン閃光II スーパーブルーが煌々と射し込むので、サンゴの右半面が超青く見えます。そう、見えてるだけですのであしからず。

そこで、「なんだよぉ、ランプの演色でピンクに見えてるだけかよぉ!」と突っ込まれないために、消灯後にホワイトバランスオート+フラッシュ撮影で純粋な色味でも撮影してみました。それが写真右側です。

どうよ?
モノ自体が超絶ピンクじゃけぇっ♪
まるで、ピンクのベールを一枚コーティングしたみたい♪

でもね、綺麗は綺麗なんですが、元の色と違う。。。汗
バイオレットはどこへ?
今からかな?
まだ何か足りない波長が?

ま、のんびり様子を見ていきます。
これはこれで綺麗だもの。。。
て言うか、こんなピンクのミドリイシって普通に居るもの?
ハナヤサイみたいだわぁ。。。

ところで、ひとつ注意事項です。

うっかりと以前からアンバーアンバーと騒いでますが、厳密には、アンバー(橙の帯域)を大盛りに含んだ電球色のLEDランプのことを指して言ってます。決してアンバー単色のことではありません(汗)

今回のピンクの色揚がりも、僕的にはアンバー自体の恩恵ではなく、光合成色素の要求スペクトルからも判るように、緑や黄色の波長帯が作用したと考えています。
だから、一般の白色LEDではなく、敢えて電球色LEDを声高らかに謳う訳です。

日亜LEDスペクトルと光合成色素吸収スペクトル

グラフ中央のフィコビリン・ゾーン(フィコエリトリン・フィコシアニン)が目的の帯域です。
鮮やかな赤系サンゴ(淡いピンク~濃い赤)や青系サンゴ(淡い水色~濃いブルー)は、この帯域が肝になるんじゃないか?と考えてます。
但し、蛍光色はまだ別の考察が必要でしょう。それはまた今度勉強してから(汗)

また、今回の効果はこの電球色LEDだけではなく、それ以前から試してきたオリジナルLEDブレンドによるウォーミングアップも効いていたと考えています。電球色のLED素子も実は入れてありますし♪

そして一番の要因は、ミドリイシ自体との相性ですね。ミドリイシが持っている光合成色素の要求やキャパとのシンクロ率があってこその効果でしょう。今回の場合も、厳密な色素は把握できていませんが、およそ狙い通りの結果から、このケントパパミドリイシは、このフィコビリン・ゾーンを要求した結果なのだろうと考えています。

以上の結果からも、LEDによる赤系や青系のサンゴの色揚げで現在お悩みの方は、電球色LEDを試してみる価値はあると思いますぜ♪
但し、苦情は受け付けませんけど(汗)

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