2008年8月07日
超ヤドカリ図鑑へ新たに2種のヤドカリ情報を追加しました。ヒラテヤドカリ/Dardanus scutellatus (H. Milne Edwards, 1848)とテナガヤドカリ/Dardanus woodmasoni (Alcock, 1905)です。いずれもヤドカリ属の子です。

まず、ヒラテヤドカリから。
ヒラテヤドカリは、少し前あたりから沖縄方面での報告が相次いでました。どことなくオイランヤドカリにも似た風貌と、そののっぺりとした鋏足が特徴的です。よく見ると第二触覚柄の基部にも色彩に特徴が見られます。
これまでの報告では(と言っても僕が知る範囲で2年ほど前の段階では)、写真では詳しく判らないため実物による精査が必要だったと記憶してましたが、今回の報告や元々の他のアクアリストからの問い合わせにより、ヒラテヤドカリ/Dardanus scutellatus (H. Milne Edwards, 1848) であると判明したようです。今回僕は直接関わっていませんが、知人らが千葉の駒井先生より回答をいただいたようです。
上の写真は、今回並行して駒井先生へ問い合わせされた沖縄の西垣さんからお送りいただいたものです。西垣さんは沖縄で海洋調査に携わっておられる方で、以前より海洋調査で観察されたヤドカリについて問い合わせをいただいておりました。その後、西垣さんも駒井先生から同様の回答をいただいたそうです。

また、西垣さんから報告を受けた中には、以前宮古島から報告のあった不明種/Dardanus sp.も含まれていました。このオイランに似たオレンジ色のヤドカリは、これまでもしばしば沖縄方面で発見されてましたが、未だ種名すら判っていません。実物による精査が必要だと思われますが、過去の経緯から恐らく新種ではないかと思います。あるいは国内初記録の外人さんかな?

その他、ゆぅぞぅさんにもお願いして、珍しいヤドカリの写真をいただきました。テナガヤドカリ/Dardanus woodmasoni (Alcock, 1905)です。このヤドカリは、ゆぅぞぅさんが駒井先生へ現物をお送りして同定を受けたものです。宮古島から確認された個体ですが、これまでもあまり多くは知られていないようで、駒井先生も実物を見たのは初めてとのことでした。また、今回の同定結果に至るまで、多種とのシノニム(同種異名)問題が絡み、かなり混乱があったそうです。もちろん僕もまだ見たことがありません。是非一度は見てみたいものです。
これまで結構な数のヤドカリを見てきたつもりでしたが、いやはや、まだまだヤドカリの世界は奥が深いですね。
写真をお送りいただいた西垣さん、ゆぅぞぅさん、ありがとうございました。そして駒井先生、いつもありがとうございます。僕もそろそろ今年の活動を始めようと思います♪
2008年8月03日
いやぁ、あっという間に、もう8月なのですよ。まだ海行ってないけど。。。は・早くぅぅ・・・。
さて、海と言えば断然ヤドカリですが、みなさんはどのように楽しんでいますか?
探す? 捕まえる? 水槽で飼う?え? それだけですか!?
だめですよ。ちゃんと満喫しないとぉ。
そこで今回は、もっとヤドカリを楽しみたい方へのオススメプランをば。
- ヤドカリパークへアクセス。
- ヤドカリ検定を受験。目指せ合格! もちろん合格者登録も必須だぜ!
- 合格登録すると、超ヤドカリ図鑑で印刷支援の特大画像が見られるようになるので、お好みで印刷してオリジナルのヤドカリ図鑑を作成!
- さあ、ヤドカリ図鑑を持って、いざ母なる海へ!
- 帰ってきたら、ヤドカリサービスにあるマイヤドカリログへログインし、観察記録をログにつけておく。ログは印刷もできるし、エクセルファイルで保存も可能!

さあさあ!さあっ!
2008年7月24日
気が付けば、夏真っ盛り。ネコまっしぐら。
毎年この時期になると、「ヤドカリ」をキーワードとした検索エンジンからのアクセスが急増し、そして問い合わせもポチポチ増えてきます。こんな、ちょっと取っつきにくい、陰湿なイメージ漂う怪しいサイト宛に、躊躇無く(?)お問い合わせいただけることが、ホントにホントに光栄至極であります。それもこれも、紛れもなく好印象風味で関係各所からリンクしていただけているお陰だと、わたくしは日々そのように感じております(誰だ)
ほんで、ふとアクセス元を調べていたら、Alexaの海水カテゴリーで当サイトがトラフィックランクで一位になってました。ホントか? ついでに「魚・アクアリウム」のカテゴリーで調べてみたら、それでも3位。ちょっと待て。いくらなんでも、それは褒めすぎだろう。で、これが正確ではない理由に、無料ブログやプロバイダなどの非独自ドメインサイトが正しくランキングできていないと言う実態もありますが、でもそれは逆に私にとって不利になるはずの要素であるため、それを抑えてのランクインであると言うことは。。。いやぁ、参ったなぁ(いつもの)。ま、とは言えウェブ全体で見ると563,461位(本日時点)なので、早めにお召し上がりください(何を)
なんだっけ。そう、ヤドカリ。
この時期になると、家族で海水浴に行ったり磯遊びに行ったりと、ヤドカリに触れる機会がとても多くなります。最初はちびっ子がガシガシ捕まえてきて、パパに「これなあに?」と言うところから始まります。で、気づけば家族総出の捜索が始まります。帰る頃にはバケツいっぱいのヤドカリたち。しかも海水浴するの忘れてる。そんな日本の夏、ヤドカリの夏です。
最近は携帯電話からのインターネットもごく当たり前になってきているようですから、こんなときにも超ヤドカリ図鑑は役立ちます。まだ携帯にブックマークしてない方は、左のQRコードを読みとっておいてください。バーコードリーダーが無い携帯の方は「http://www.1023world.net/」をブックマーク。携帯からもパソコン用と同じアドレスでOKです。そしてヤドカリパークの超ヤドカリ図鑑へレッツゴー!
で、大抵はホンヤドカリ属かヨコバサミ属を調べると、今捕まえたヤドカリの名前が判明します。それでもダメなら、帰ってからパソコンでじっくり調べてみてください。できればヤドカリ検定に合格登録し、ヤドカリサービスで特大画像をプリントアウトしてオリジナル図鑑を作っておくと、磯遊びがもっと楽しくなります。 そんな方が今とても急増しているようです(多分)
しかし、それでもどうしてもヤドカリの名前が判らない・・・我が子に対してお父さんとしての威厳が保てない・・・そんな時でも大丈夫です。当サイトのメインコンテンツでもあるヤドカリパークには、こうしたお問い合わせ用のヤドカリフォームなるものが設置されています。ここから、ヤドカリの発見日時や発見場所を入力して、送信することが出来ます。もちろん、画像も5枚まで貼付可能になっています。たまに貼付し忘れる方がいらっしゃいますが、写真無しでは判定できないのでご注意くださいまし。なお、お返事が遅いときもありますが気長にお待ちくださいませ(汗)
さあ、いってらっしい。