立て続けに最新LED素子ネタです。
LedEnginから最新365nm UV LED素子がリリースされました!(半年前だけど)
そのパワーはなんと!?
800mW@700mA
マジでか!!!
それが遂にMOUSERにも出品されたので早速取り寄せてみました。
うむ。MOUSERは相変わらず速い♪

1ヶ4,000円以上するので躊躇しましたが、思い切って2ヶも買ってもーた!!!

今までのLZ1シリーズのUV素子の型番は、
- 365nm - LZ1-00U600
- 400nm - LZ1-00UA00
でしたが、今回の最新素子は、
になっていました。
・・・もし次に400nmを出す時どーすんだろ?笑
チップは、、、どこかで見たような見ないような。。。

ま、でもパターンとピンの取り回し方から見て、やっぱしSemiLEDsかしら?
でも、公式サイトには載ってませんでした。
発光色は365nmにありがちな黄ばんだ白色です。
本来、可視光線では無いので、コレは何が見えてる色なんでしょう?
波長そのものではなく、365nmに励起された周辺のナニカ???笑

そして、実測スペクトルと波長強度!

ぎゃ~! なんじゃこりゃぁぁぁ!!!
もちろん、いつもと同じ350mA駆動の条件でコレですぜ~?
さっそく歴代の365nmたちと比較してみると、、、

パンパカパーン♪
過去最高記録樹立~♪
こんな強い365nm見た事ないっ!!!
過去最強を誇ってた同社LZ1-00U600でさえ、このピーク強度の半分ですぜ~?
しかも、縦軸6000カウントってことは、フルスペ自慢のEpileds最高ランクの400-420nmよりも強いんですけど。。。大汗

これは、SPSカラーレポートの蛍光スペクトル検査用に採用決定です~♪
LedEnginは本当に素晴らしい!
期待を裏切らないし、いつもワクワクさせてくれますね~♪
一方、通販のついでにこんなモノも買っていたんですが。。。
今時400nmにしちゃ高いけど、Lumexってメーカーお初だし下調べということで。

あぁぁぁ。。。今時TEKCOREチップかぁ。。。出力大丈夫なんかなぁ。。。

おおお!?
405nmにしちゃ明るいやん!
もしかしてTEKCOREチップも進化してるのかも♪

実測スペクトル!

おい。。。415nmって。。。そら明るく見えるわ(曝)
しかも、こんな低い山、なかなかお目にかかれないぞよ。。。汗
なので、過去の420nmたちと比べてみました。。。

えっと~。。。
過去最低記録樹立~♪曝
なんだよぉ。。。
こんなチープな出力なら、eBayで1ヶ100円で買えるよ。。。なんだよ1,200円て。。。
大体、405nmを謳って実測415nmなんて、マジで見た目明るいフリ狙ったんなら詐欺の確信犯だよ。405nmで18ルーメンなんて、可笑しいと思ったんだよねぇ。しかもご丁寧にデュアルチップまで気取って、如何にも明るそうに見せるなんて。。。しかし実際はこの弱さ。救いようがありません。。。
その割にLumexのサイト見たら新製品になってるし(曝)
どうかLumexがLedEnginの爪の垢を飲んでくれますように。。。
詐欺、ダメ、絶対。
あ、褒めるところがひとつだけ。
シリコン樹脂レンズでした。
もっとがんばりましょう♪
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Philips Lumiledsから遂にUV LEDが出ましたよ!
その名もLuxeon UV!
MOUSERにも出品されたので早速取り寄せてみました。
と言っても、380-425nmまで5nm刻みで10種類もあって、全部買うと破産するので(汗)、有用な380nm/400nm/420nmの3種類だけ注文しました。
だって、どれも1ヶ2,000以上するんだもん(汗)
注文して3日。相変わらずMOUSERは速い!

おっと!?
いきなりハプニング?
全部2ヶずつ頼んだのに、420nmだけ3ヶ入ってる♪笑
1ヶ2,000円以上するのに、も~MOUSERったら~太っ腹なんだから~♪

・・・て言うか、ちょっと待て!?
なんだこの欠片は???

ええええええええ!!!
Luxeon UVってこんなに小さいのぉぉぉ???

1センチじゃないよ!!! 1ミリだよ!!!曝
何の嫌がらせだこれは。。。
そうか。。。
これが、あの、Luxeon Zサイズなのか。。。
何もここまでせんでも。。。わなわな。。。
今までLuxeon RebelやCree XP系でさえ小さいと思ってたのに。。。汗

用意した日亜のRigel用スター基板じゃ果たして、、、乗るのか、、、乗らないのか、、、

これ、安易にリフローしたら、どっちかに吸い寄せられちゃうんちゃうん???
そんなこんなで2-3度やり直してるうちに、、、素子ぶっ壊す自信あり♪曝
バカーーーーーーーーーー!!!!!
と言う訳で、ピンセットで固定しながら手堅く普通のハンダ付けに挑戦~♪

乗った、、、乗ったぞ、、、老眼鏡なかったら絶対死んでた、、、プルプル
@350mA駆動時のビーム色。
あ、レンズが無いから指向性が180°ですね。

チップ発光色。
うむ。いつもの見慣れたLuxeonチップです。

そして、肝心の実測スペクトルと波長強度@350mA。

過去に測定した類似波長との比較。



うむ。
420nmは、フルスペ採用品のEpileds EP-U4545K高ランク品と遜色ないので、マジで470mW@350mAはありそうです(公称スペックでは675mW@500mA、データシート(PDF)の光強度電流特性では350mA時約70%なので=約470mW)。
とは言え、帯域幅を見ると、まだEpiledsの方が太くて良いなぁ。。。
400nmは、まあ悪くは無いけど、特別使いたいほどのものでは無いかな。
380nmは、F.P.ドクターに使ってるAOTチップと大差ないけど、でもまあこの波長にしては光強度は強い方かと。
ただ、Luxeon UVはいずれも1ヶ2,000円以上はしてるので、コストを考えたら、どう考えても選択は無いです、今のところ(汗)
勿論、品質は折り紙付きだと思うので、あとはどこまで価格が下がるか、それ次第で今後のアクア製品への採用も検討されるでしょう。
以上、参考になれば。
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PR:スペクトロメーターMK350業界最安販売168,000円は2014/3/31まで♪
普段僕が愛用しているUPRtek MK350に、Wingオプションが発売されました!
これを使えば、パソコンやスマホやiPadからもMK350の操作ができちゃいます♪
早速、調達してみました。

おおお!?
てっきりWiFiカードだけだと思ってたら、三脚ブラケットがオマケに付属してますやん♪
使うとこんな感じ↓

お~! これは有り難い♪
これさえあれば、手ブラで厳密な距離測定がおこなえます!
UPRtek、グッジョブ♪
さて、話を戻して、さっそくWiFiカードのレポートを~
の前に、Wingオプションの解説と適用手順を簡単にまとめてみました。
UPRtek WingオプションによるMK350シリーズの機能体系↓

* フローチャート by 1.023world
スペクトロメーターMK350がパソコンでもスマホでもiPadでも操作可能に♪
この中で特筆すべきは、MK350N(今までMK350と呼ばれたモデル)の拡張性です。
実は、上記フローは新型MK350Sには標準で付属しているのですが、それ以前に発売されたMK350Nに関しては、付属のUSBケーブルでパソコンと接続してデータを吸い出す事は出来ましたが、パソコンやスマホなど外部機器による操作は一切行えませんでした。しかし、今回のWingオプション(WiFiカード)により、MK350も外部デバイスから操作可能になりました♪
よって、この記事は旧MK350NのWingオプションによる機能拡張レビューです。
新MK350Sをお持ちの方は、特に読み進める必要はないだろうと思われます。
まず、Wingオプションを購入すると、箱にPCソフト用シリアルとWiFi用シリアルが付属してきます。これらを使って、UPRtekサポートへ製品登録するとライセンスキーが取得できるので、それを手持ちのMK350Nに読み込むとアクティベートが完了し、パソコンやスマホにインストールしたソフトウェアから操作が可能となります。あ、その前に先にMK350Nを最新ファームウェア1.3.5にアップデートしておく必要があります。
UPRtek Wingオプション適用手順
- Wingオプションを購入
→ UPRtek > Wing WiFi SD Card
* 希望者は私までご連絡ください (国内ではまだ未販売かも?)
- MK350Nを最新ファームウェア1.3.5にアップデート(購入時は多分1.3.4)
→ UPRtek > MK350N UPDATE FIRMWARE 1.3.5

↑MK350のオプション画面 > バージョンが1.3.5に変化する
- MK350N+スマホアプリ(+WiFiカード)使用のための製品登録(WiFi)
→ UPRtek > Register your Product License File(WiFi) (手順説明)
→ Wingオプションの箱に貼られたWiFiシリアルを登録
→ WiFiライセンスキー取得 → SDカードに入れてMK350へアクティベート

↑MK350のオプション画面 > バージョンにWが付加される
→ スマホへアプリをインストール (Android/iOS) 
* Google Play/Apple Storeにて”uSpectrum”または”MK350″を検索
- MK350N+PCソフト使用のための製品登録(PC)
→ UPRtek > Register your Product License File(PC) (手順説明)
→ Wingオプションの箱に貼られたPCSWシリアルを登録
→ PCライセンスキー取得 → SDカードに入れてMK350へアクティベート

↑MK350のオプション画面 > バージョンにSが付加される
→ UPRtek > uSPECTRUM (ZIP) (PCソフトウェアダウンロード)
→ パソコンへソフトをインストール (Windows XP/7/8) 
以上の作業が完了すれば、Wingオプションの適用作業は終了です。
これで、パソコンでもスマホでもMK350ソフトuSpectrumが使用可能になりました♪
UPRtek Wingオプション利用篇
さっそく使ってみました。スマホやiPadだとこんな感じになります♪

うおおおお~!!!
なんかハイテクやん~♪
■パソコン篇
まずはuSpectrumパソコン版です。Windows 7に入れました。
同期にはUSBケーブル(MK350付属品またはType A-mini Bケーブル)を使います。
追記:2014/03/22 8:44
パソコンと接続する際には、事前にMK350本体のオプション設定にある“USB mode”を“PC connection mode”に切り替える必要があります。

一見、何やら複雑なメニューが増えたようにも見えますが、やれる事はMK350単体と大して変わりません(汗)
ログモードやBINモード、チェッカーモード等は、個人では使い道がないかな?笑
■スマホ篇
お次はuSpectrumスマホ版です。Android機に入れました。
同期にはMK350にWiFiカードを挿入します。MK350はWiFiカードを入れると自動で認識して利用可能になるので、あとはスマホ側でWiFiをオンにして”MK350-WiFi“という名称の電波を見つけて切り替えるだけ。

一見、何やら複雑なメニューが増えたようにも見えますが、やれる事は…(以下略)
あと、WiFiカード使用時はMK350の電池の減りが早い。。。そりゃそうか(汗)
そう考えたら、スマホの電池って優秀だなぁ。。。
総合評価
PC版・スマホ版ともに有り難いのは、測定と保存を繰り返したのち、いつでも測定データを呼び足して表示できるってこと!
MK350単体ではそれが出来なかったので、それだけでも非常に助かります!
今までは何件保存してたか、それすら判らなかったからなぁ。。。苦笑
そして、さらに気付いた事!
それは、パソコンとの接続時に測定したデータには、演色評価数の平均値ひとつだけではなく、平均演色評価数のR1-R8までも個別に表示してくれるってこと!
おおお~!!! これはMK350単体を越えた追加機能だぁぁぁ♪

但し、せっかくPPF(PPFD/光合成光量子束密度)の表示項目があるのに、MK350Nじゃ値は表示されません。。。うぅ。。。これが新MK350Sとの差別化か~。。。残念。。。
以上を僕目線でまとめると、Wingオプションのメリットは、
- スマホやパソコンで操作できる!
- 保存データを呼び出して表示できる!
- パソコン経由で測定すればR1-R8の平均演色評価数も表示できる!
(スマホ経由だと無理…笑)
この3点かな。ま、僕は買う価値ありと見ました。
オマケ
なんか、バグがあるっぽい。。。汗
まず、スマホ版アプリだとなぜか測定データが削除できません(汗)

僕のスマホはシャープのSH-02Eですが、他のスマホだとどうだろう。。。?
それにしても、測定データが溜まりっぱなしってのは困るなぁ。。。
あとでUPRtekに報告しておこう。
そして、パソコン版ソフトのバグ。と言うか?
言語切りかえボタンが文字化けしてます。。。これ何語なんだろ?

ちなみにクリックすると画面全体の文字が全て文字化けに切り替わります(曝)
ま、今のところ英語で不自由は無いけど。。。
以上、駆け足でお送りしましたが、お役に立てば幸いです。
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