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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記



20125月31

Mazarra特集:フルスペ♪

ブログ エイジ 01:40 コメント0件
この記事を含むタグの全記事リスト: LEDライト Maxspect Mazarra スペクトル

今回でMazarra特集も最終回となります。
これまでの記事はこちら。

  1. Mazarra特集:見える部分 - 5/11
  2. Mazarra特集:見えない部分 - 5/12
  3. Mazarra特集:駆動電流 - 5/18
  4. Mazarra特集:入れ違い - 5/24
  5. Mazarra特集:汎用スター基板 - 5/27
  6. Mazarra特集:代替え素子 - 5/29
  7. Mazarra特集:フルスペ♪ ←今日ここ

え? お金とれたかな?笑

今回で最後なので、とっておき超絶バリバリのフルスペMazarraを大公開っ!?
・・・と言いたいところですが、今回はお手軽簡単フルスペにとどめたいと思います。
何故って?
だって、答え出しちゃったらおもしろくないじゃん。
道は示したので、あとは皆さん各々で楽しんで組んでください♪
完全フルスペは、あ・な・た・次・第!

と言う訳で、今回のレシピです。

Mazarra P+420 → フルスペ例変更内容

ベースは、Mazarra P+420 2011年秋モデル。
換装LEDは400nmと500nmの僅か4ヶのみ。予算も3,000円程度(送料は別)
勿体ないので420nmは純正のままでいくプランです。せっかくトリプルチップだし。
そして、明るすぎるAチャンネルの白LEDの駆動電流を1500mAから1000mAに落とすのもミソです。それだけで本体の消費電力を70W→60Wへ省エネを実現♪
今年の夏の節電に間に合った~♪

ビフォー。

Mazarra P+420のLEDパターン

アフター。

Mazarraフルスペ例のLEDパターン

お勧めのProLightの400nmと、純正の400nmの明るさの違いは一目瞭然ですね。400nm前後の波長はちょっとずれても人間の目には大きく違って見えるのですが、この両者は共にジャスト400nmなので、見た目の明るさの違い=実光量の違い、と言えます。

さあ、結果や如何に!?

Mazarraフルスペ例の各チャンネルスペクトル

AとBチャンネルを足して白チャンネル、CとDを足して青チャンネル、てところです。

Mazarraフルスペ例の放射照度 vs メタハラ&他LED

純正(下の表の緑色の波形)と比べて、見違えましたね♪
お手軽簡単フルスペと言えどもバカにできませんよ!
出力を抑えた分、どうしても光量は落ちましたが、400nm盛り、440nm盛り、500nm盛りの関係を見てください。もう少し475nmを強化できれば、見事な水深15Mだと思います。フルスペほど色揚げには特化してませんが、極めて自然な光環境が再現できていると思います♪

さあ、あとは、皆さんの腕次第です!
LEDスペクトラでじっくり試行錯誤して、夢のMazarraフルスペを叶えてください♪
僕も機会があったら、今度は本気のMazarraフルスペに挑戦してみますね。

Mazarra特集、おわり

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20125月29

Mazarra特集:代替え素子

この記事を含むタグの全記事リスト: 400nm 420nm 500nm LEDライト Maxspect Mazarra

Mazarra特集もいよいよ大詰めです。

今回は、Mazarra純正ではない、巷の汎用LED素子の中から、より大光量、より厳密な波長、よりお買い得なLEDを探し回り、その中から僕の独断でオススメのLED素子をご紹介します。とは言え、所詮汎用製品ですから、形状はMazarra純正とは大きく異なります。これをMazarraへ流用するには、先日のMazarra特集:汎用スター基板の記事を参考に、かなり危ない橋を渡らなければなりません。すべては自己責任ながら、それでもその先にある可能性に賭けたいチャレンジャーは、引き続き読み進めてください。
本当はMazarraからLED基板ベースだけ提供されていれば良いんだけど。。。

Mazarra代替え素子のターゲット

まず、Mazarraに搭載されているLED素子のうち、RoyalBlue 450nmやBlue 475nm、CoolWhite XMLなどは、わざわざ社外品に換装する必要はありません。なぜなら、これらは波長も光量も既に十分トップクラスだからです。そこはさすが天下のCreeとPhilips Lumiledsです。特にLuxeon Rebelの450nmや475nmには、正直フルスペでも敵いません。
しかし、400nmや420nmなどは、光量的にも波長的にもまだまだ伸びしろがあり、逆に言えば社外品に大きく期待できる部分と言えます。Mazarraはただでさえ16素子の限られた素子数しか乗りませんから、如何に優れたLED素子を妥協無しで選定するかが運命の分かれ道となります。

Mazarra純正LED素子の400nm/420nm/500nm

Mazarra純正LED 400nm/420nm/500nm

Mazarraの採用LED素子のうち400nm/420nmのUV系は、上の写真のように上から下へ進化してきました。しかも最近また素子の仕様が変更になったようです。

ちなみにCyan 500nmは発売当時からずっとLuxeon Rebelのようです。ま、一番確実で無難なところですからね。

LED馬鹿の集大成!?

いったい僕は今までLEDになんぼ注ぎ込んできたのだろう。。。曝
まあでもこうして有益なデータとして皆さんに提供できることは本望です♪

また、フルスペに関わる機会を与えてくれ、最近では高価な分光光度計を惜しみなく使わせてくれるBHの和田さんにも大きく感謝です。決して余裕ぶっこいてる訳じゃなくて、僕も和田さんも根底にあるのはアクア業界に正しいLEDを招きたいと言う一心からです。時にはつい辛口にもなりますが、すべては業界への愛の証(笑)

ま、能書きはこれくらいにして、僕の過去の散財の集大成をご覧ください♪
これを見れば、どこのどのLED素子を使うべきか、言わずもがな。。。
(1W/3W/5Wいずれの素子も1W駆動350mAにて測定・比較しています)

LEDスペクトル調査結果 400nm/420nm/500nm

LED放射照度調査結果 400nm/420nm/500nm

素子ごとのビーム角の違いによる測定誤差をなくすため、オリジナルの積分球的な集光器(5cmφ×4cm)と分光光度計を組み合わせて、なるべく厳密に測定しました。値自体の評価は別として、各LED素子のスペクトルと光強度関係の比較にはこれで十分でしょう。

ちなみに、ある程度のスペックに満たないものは製品名を伏せました。ま、400nmや500nmには2年以上前の製品も混じるため、古くて暗いものは仕方ありませんね。一方で新しいのに暗いものもありますが。。。でも420nmに関しては、ここ数ヶ月で市場に現れたものばかりなので、スペックの分布は比較的集中していました。

そうして各製品のスペクトルと放射照度を比較した結果、今回のMazarra代替え素子には以下の製品をお勧めしたいと思います。

Mazarra代替えオススメLED素子 400nm/420nm/500nm

オススメLED素子のスペクトル

波長 お勧めLED素子の通販 実測 価格
400nm Winger 395nm 3W 755mW@700mA
(現物はProLight PG1C-3LLE)
400nm 9.89€
420nm AC-RC 430nm 3W for Aquarium 420nm $4.3
AC-RC 416nm 3W for Aquarium 415nm $4.3
LED-DNA 420-425nm 3W for Aquarium 416nm $6.0
Weili 420nm 3W for Aquarium 417nm $163.16@25PCS
500nm Winger 505nm 3W 110lm@700mA 500nm 5.49€

オススメのUV 400nm LED素子

LedEnginも明るいのですが、1ヶ3000円以上するので却下。。。
そこで、LedEnginよりも放射束が高くて安価なProLightのUnicornシリーズです。
もちろんシリコン樹脂レンズですが、なんと売りはデュアルチップ!
これはLED1.deで買えます。何故かWingerブランドになってますが(?)

一応、単品とスター基板付きの2種類が用意されてる体ですが、スター基板付きのものは写真がProLightとは異なるので、素子単品で買った方が確実です。多分同じものだとは思うけど。。。

気になる点としては、素子のレンズ面が広くフラットなので、Mazarraのレンズに完全にはフィットできず、素子からレンズへの光の誘導性が悪いこと。

LEDレンズ形状の違いによるビーム誘導性イメージ

幸い、Mazarraはレンズの高さが変えられるので、なるべくLED素子に密着するようにギリギリまで高さを下げることもできますが、あまりグリグリやるとシリコンレンズを圧迫して、素子内部のボンディングワイヤーを破断させてしまうので、注意が必要です。まあ、多少のロス(おこぼれ)が生じる前提で、優しくセッティングすることをオススメします。

オススメのBlueViolet 420nm LED素子

これは最近の製品ならどれでもそこそこ使えます。

これらは製品名からも判るように、いずれもアクア業界のニーズで流通し始めたようですが、最新のロットはすべてEpiledsの最新チップEP-U4545Kに切り替わったようです。そう、僕が以前フルスペへの採用を告知した最新チップです。偶然でしょうか? それとも誰かさんの発言は重いってこと?曝

とは言え、上のグラフからも判るように、同じチップを採用するフルスペの光量と比較すると、やや見劣りするのが判りますね。その要因は、チップの光量ランク(bin)です。

Epileds EP-U4545K 光量ランク(bin)

当然、大光量のランクのチップほど高価ですし、暗いものほど安いのです。ちなみにこのチップの場合、明るいチップの光量は暗いチップの倍以上の光量差があります。
フルスペは僕が小姑のように口うるさく監視している(笑)ので常に大光量ランクのチップを採用していますが、上で紹介したものはいずれも中の上くらいの光量ランクのようです。でも価格的には妥当だと思うし、むしろお買い得じゃないかしら?

チップ以外の相違点としては、AC-RCやLED-DNAのLED素子は、チップの台座がフルスペ同様リフレクター構造になっているので集光効果がありますが、Weiliは台座がフラットなのでビーム角はかなり広角になります。やはりリフレクター構造がオススメです。

LEDチップ土台の形状

ただ、ひとつだけ残念なのは、これらの素子はいずれもレンズがプラスチックだったという点です。僕が現物を調べた限り、この中でシリコン樹脂レンズ採用のものはひとつも見当たりませんでした。まあ、400nmと違って420nmで焦げたケースは未だ未経験なので、定期的にチェックしていれば大丈夫だとは思いますが。。。

オススメのCyan 500nm LED素子

最後にシアン500nmですが、これもフルスペ最新2ndロットと同じEpileds EP-G4545Vを採用したLED素子で、しかもなんとデュアルチップのものを見つけました♪
スペクトルもフルスペとほぼ一致するので、波長ランクも光量ランクも恐らく同じものかもしれません。なんと贅沢なシアン素子!

ただ、これもレンズはプラスチック。。。
まあ、400nmとは光エネルギーのレベルが全然違うので、焦げることは無いでしょう。。。

以上、お役に立てば幸いです。

つづく

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20125月27

Mazarra特集:汎用スター基板

この記事を含むタグの全記事リスト: LEDライト Maxspect Mazarra 自作関連

これはMazarraユーザーにとって、究極の奥義となるでしょう。
しかし、ショップにもメーカーにも嫌われる諸刃の剣です(汗)
施工に於いては自己責任は当然ですが、ある程度の手先の器用さが求められます。
しかもちょっとでも油断すれば、回路をショートさせ、ドライバ基板を壊しかねません!
恐ろしや。。。

でも、そこまでリスクを背負ってまでも、純正には無いLED素子が使いたいのだ!
しかも超安上がり! 純正のLED素子を1ヶ買う予算で、何個作れることか!!!
・・・とお嘆きの方、必見です♪

そう、今回は汎用スター基板がMazarra用に生まれ変わる方法を伝授します♪

但し、もしチャレンジするなら、以下の手順を厳守、もしくはもっと安全で確実な方法があるならそうしてください。僕も何度か油断してキュィーン音で冷や汗をかきましたから。
(LEDの電流を筐体アースへリークさせるとドライバが異音を発します・・・汗)

CAUTION:
ある程度の電気の知識、手先の器用さ、リカバースキルに絶対の自信がない方には、どう考えても非推奨の奥義です。但し、成功すればオリジナルスペクトルと絶大なコスト削減をゲット! しかし失敗すれば非情な修理代が迫り来る。。。
天国と地獄、それはあなた次第です(汗)
それでも試しますか?
[いいえ] ・・・ 純正LED素子をお買い求めください
[はい] ・・・ 引き続き読み進めてください

汎用スター基盤がMazarra用に!? の錬金手順大公開!

汎用スター基板をMazarra用に小細工する方法

手順2.でなぜ角を削るのか?
手順5、手順7の意味は?
これにピンと来ない方は、多分諦めた方が無難です。
普段、スター基板をよくいじってる方には易しいと思いますが。。。

ちなみに、汎用スター基板のネジピッチは、ぴったりMazarraに合います。
多分、Mazarraの純正LED素子自体、その規格で作ってるのだと思われます。

放熱シートは純正のままでも良いですが、ボロボロになるのがイヤなら、普通に白いシリコングリスでOKです。その方が取り付けが簡単でスムーズです。純正の放熱シートは煩わしくてイライラしますから。。。汗

グッドラック♪

つづく

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コンテンツ

スペクトラ LEDスペクトラ解説