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20122月15

400nm 420nm 500nm LED入手ルートと選び方

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サンゴ飼育に於いて成功の鍵を握る特に重要なLEDと言えば、

  • UV 400nm
  • BlueViolet 420nm
  • Cyan 500nm

しかし、これらは非常に入手が困難なLED素子で、常に自作マニアの悩みのタネでした。
でも、以前BBSちゃんぷるの自作スレでShinさんが情報提供されたとおり、海外では最近入手ルートも少しずつ増えてきたようです。これは嬉しい♪
僕も試しに検索してみましたが、いくつか見つかりました。全部海外だけど。。。

以下、それらをまとめてみました。
(日本への発送の可否は調べてませんのであしからず)

LED 販売元 波長
メーカー (チップ)
最大 光量@出力
1W:350mA
3W:700mA
価格
UV
400nm
RapidLED 390-420nm 3W 306mW@3W 1 $5.5
AquaStyleOnline 398nm
(Epileds)
3W 10-15lm@3W 1 $3.9
ebay 400-405nm 1W ? 10 $45.99
HERO-LEDStore 395-400nm
(Bridgelux)
1W 35-40lm@1W !? 1 $4.99
395-400nm
(Bridgelux)
3W 40lm@3W !? 1 $8.45
Violet
420nm
LEDGroupBuy 420nm 3W 300-320mW@3W 2 $4.5
AquaStyleOnline 418-420nm 3W 10lm@1W 1 $3.9
ebay 420nm 1W ? 10 $47.99
aliexpress 420nm
Shenzhen Weili
1W 4.1lm@1W 25 $131.58
420nm
Shenzhen Weili
3W 7.98lm@3W 25 $163.16
Cyan
500nm
RapidLED 490-520nm
Philips Lumileds
3W 60mW@350mA
(60lm?)
1 $5.5
LEDGroupBuy 495nm 3W ? 1 $2.5

* 各データは各通販サイトから拝借

真剣に探せばもっと出てくるかも知れません。
少なくとも僕が2年前に探した時は、散々探して僅か1件、それも製造元の直販サイトで、残念ながら日本からは買えませんでした。
うーん。。。良い時代になったものだ♪

とは言うものの、これらを手放しで喜んで買うと痛い目を見ます。
「高い送料を払ってまで海外から買ったのに、ぜんぜん暗いやん・・・」
と言うことの無いように、スペックの見極め方を簡単に説明しておきます。

  1. まず目的のカラー、特に波長の範囲は記載されているか?
  2. 何ワットの素子が必要なのか?
  3. 光量(光束:lm、放射束:mW)は何ワット時のものか?
  4. LED素子の製造メーカー・型番は記載されているか?
    または、採用チップのメーカー・型番・サイズくらいは記載されているか?
  5. LED素子のみか、スター基板付きか?

1. 目的のカラー、特に波長の範囲は記載されているか?

記載された波長の範囲が広いほど、厳密な波長の期待は持てません。そもそも個人向け販売では波長や光量のランク(bin)が指定できないことがほとんどなので、どんなスペックのものが届くか、ほとんどが博打です。せめて波長が明確なもの・波長の記載範囲が狭いものを選びましょう(信用できるとは限りませんが)

通販での記載例
405nm・・・ズバリピンポイントで明確な書き方だけど、逆に適当すぎて怪しい?
390nm~420nm・・・範囲が広すぎてどの辺の波長が届くのか不安
405nm(405nm~410nm)・・・なんとなくそれっぽい書き方(笑)

2. 何ワットの素子が必要なのか?

3W用途なのに間違って1Wを買ったら大変!て事です。例えば定格350mA・最大500mAのLED素子を、最大定格の範囲(420mA等)で自己責任に於いて使う分には構いませんが、明らかに1Wなのに3Wで駆動するのは無謀ですから止めましょう。

3. 光量(光束:lm、放射束:mW)は何ワット時のものか?

記載された光量の値が大きければ大きいほど魅力的ではありますが、世の中そんなに上手い話は無いので、一般的・標準的な値もあらかじめ知っておきましょう。例えば上の表でUVで40lmてのがありますが、常識的にはあり得ません(汗)。逆に、たまたま実測値の測定データ画像を載せていたaliexpressの420nmは信頼できそうな値です。価格に見合った光量の妥当値を知っておくと良いでしょう。
例えば、これはあくまでも僕の勝手な基準ですが、これなら買いかな?って目安です。

LED 光量@1W(350mA) 光量@3W(700mA)
UV 400nm 200-300mW (0.1-0.2lm) 400-600mW (0.2-0.4lm)
Violet 420nm 200-300mW (1-1.5lm) 400-600mW (2-3lm)
RoyalBlue 450nm 300-500mW (10-15lm) 600-800mW (20-25lm)
Blue 475nm 250-450mW (25-40lm) 500-600mW (45-55lm)
Cyan 500nm 150-250mW (50-80lm) 300-400mW (95-120lm)

あと、基本的に光束ルーメン[lm]は目の感度に合わせた単位なので、青やUVなど、人間の目に見えにくい波長ほど非常に小さい値となり、それらをルーメンで表しても誤差が大きくて値の信頼性に乏しいと言えます。なので、RoyalBlue 450nm以下のVioletやUVは、通常はルーメンではなく放射束[mW]で表すのが一般的です。もしルーメンで記載した通販があったら、「この通販素人か?」または「意図的な初心者トラップか?」 と怪しむくらいがちょうど良いです(笑)
あと、そもそも光量自体書いてない場合もありますが、まあ、論外ですね。博打どころか、仮に詐欺でも文句が言えないから。。。

4. LED素子の製造メーカー・型番は記載されているか?
または、採用チップのメーカー・型番・サイズくらいは記載されているか?

メーカー・型番なんて、本来ならば記載して当然の情報ですが、ノーブランドの場合はまず未記載です。何故か? それは、製造元を伏せれば販売も独り占めできますし、価格も言い値でバレませんから(曝)。そうなると我々の対抗策は、チップの模様とサイズを覚えて通販ページとにらめっこです(笑)。最近のチップなら40~45mil程度あればそれなりに明るい部類だと思います。ランク次第だけど。。。
ちなみに「mil」は1/1000インチで、40mil≒1mmほどですが、レンズ越しだと大きく見えるので、色んなサイズを見比べて慣れるしかありません(汗)

5. LED素子のみか、スター基板付きか?

汎用パッケージ素子なら普通のスター基板に乗りますが、ちょっと変わった形状だったり小型の素子だと、専用の基板じゃないと乗らないので注意が必要です。そう言う素子は基板付きで買うことをお勧めします。

以上、参考になれば。

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