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LedEngin、再び

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前回のMOUSER利用からまだ半月なのに、またLedEnginのLEDを注文しちゃいました。
そしたら、たかだかLED素子×6ヶ頼んだだけなのに、もっと買えと言わんばかりに、ありえないサイズの大箱でやってきました(汗)
中身の9割はパッキンです(曝)

またまたMOUSERからお荷物が

もしかして、2度目の利用だからお得意さんに昇格したのかしら?
だって前回も僅か4日で届いて驚いたのに、今回はなんと3日(厳密には2日半)!?
まあMOUSERも凄いけど、それを配送するFedExも凄いんだろうなぁ。。。
でも残念ながらお小遣いも底を尽きたので、これでしばらくは廃人確定です。。。

さて、今回買ったリストです。

Model Color Watt Lumen@mA/V degree
LZC-00NW40 NeutralWhite
4000K
40W 1,650lm@700mA/42.0V
2,100lm@1000mA/43.8V
110degree
LZ1-10NW03 NeutralWhite
4000K
3W 145lm@700mA/3.4V
190ln@1000mA/3.5V
85degree
LZ1-00B203 Blue
455nm~475nm
3W 35lm@700mA/3.4V
45lm@1000mA/3.5V
80degree
LZ1-00R205 DeepRed
655nm~670nm
5W 525mW@1000mA/2.8V
685mW@1500mA/3.1V
90degree
LZ1-00R305 FarRed
725nm~745nm
5W 310mW@1000mA/2.4V
405mW@1500mA/2.6V
90degree

次のお小遣いが貯まるまで、とりあえずここからチビチビとネタ出していきますよ(笑)

じゃ、とりあえず今日は軽くチラ見せだけ。

LedEngin LZC-00NW40のテスト

これ、フルドライブだと40Wなのですが、それに見合うヒートシンクが無いので、とりあえず20W用のヒートシンクに乗せて700mAでドライブしてみました。まあそれでも目が潰れますけどねぇ♪

ビームは見たとおり110°という感じですが、これで実測照度約7,000lx/30cm!
クールホワイトでもないのに、これなら万々歳ですよね♪
気になる色味は、かのXicatoのArtistシリーズの最高峰4000K、、、とまではいかないにしても、なかなかの爽やか電球色です。これがニュートラルホワイト(ナチュラルホワイト)の魅力です♪

ちなみにランクは不明でしたが、発生電圧から見てあまり上位では無さそう。。。
まあ、実験用なので特にこだわりませんけど。

今回、ニュートラルホワイトは、わざわざ2種類、40Wと3Wを買いました。
その欲求の秘密はこのスペクトルです。(公式サイトデータシートから抜粋)

LedEngin LZC-00NW40のスペクトル

判りますか?
高演色グレードでもないのに、シアンが相対値50パーセントっ!?
・・・なぁんて、今更そんなことでは驚きませんて。
それよりも、赤を良く見ると。。。!?
おおお! Xicato Artistシリーズばりの悩ましいお尻っ!
グラフが痩せて見えたのは、880nmまで振ってある目盛りのせいか!(笑)
なんと! 680nmで相対値50%確保なんて、本当はCRI高いんじゃないの?
これでCRI75だなんて超ご謙遜。。。CRI90とか作らせたらどーなるのかしら。。。
そっかぁ、、、LedEnginは赤やIRにも強いのか。ふふん♪

だもんで、別途Deep Red(660nm)とFar Red(730nm)を買ってみたという訳。
それについてはまた後日レポします。

ちょっと最近、LedEnginにドキドキです♪

こちらのエントリーもどうぞ♪

各社LED素子のビーム角比較

この記事を含むタグの全記事リスト: LED 電気系

ふと気がつけば、ポケットには陽の目を見ないLED素子の数々。。。
僕は一体どこへ向かっているのだろう。。。

そこで、せめて使命を与えるべく、ちょいと点呼を取りました。とりあえず各班長だけ。
これが少しでも皆さんの素子選びの参考になれば、散財も少しは報われるでしょう?

LEDビーム角図鑑

いざこうして並べてみると、今まで気付かなかったことが見えてきたりするものです。
Creeの力強さ、Philips Lumiledsの誠実さ、LedEnginのこだわり、ソウル半導体の奥ゆかしさ、オスラムの意地、、、そして僕の繊細さ♪

冗談はさておき、

まず、LED素子に乗っている純正レンズについてまとめてみました。

メーカー シリーズ レンズ 材質
Cree XP-G 125 樹脂
XR-E 90 ガラス
LedEngin LZ1 85 ガラス
Philips Lumileds Luxeon Rebel 120 樹脂
Luxeon K2 140 樹脂
Luxeon III 140 プラスチック
Seoul Semiconductor Z-Power P4 127 樹脂
OSRAM Golden DRAGON 170 樹脂
Edison Opto Edixeon S series 120 プラスチック
その他のEdisonもどき - - プラスチック

僕もハイパワーLEDの成長を一から見届けてきた訳ではないので正確なことは判りませんが、現行製品を見る限り、安価なノーブランドの同型パッケージがプラスチックレンズを採用していたり、最新のブランドLED素子がガラスレンズや樹脂レンズを採用しているところを見ると、なんとなく進化の過程が見えてくるように思いま す。

プラスチック → ガラス → 樹脂

きっとこんな歴史を歩んできたのではないかしら?
特にハイパワー化が進めば進むほど、光線と熱によるレンズの劣化が顕著になりますから、これまでに各社は相当な開発コストと労力を費やしてきたはずです。そのお陰で僕らは素晴らしい製品を使うことが出来ます。本当に頭が下がります。感謝感謝!
ただ、樹脂とガラスは、加工技術や寿命やコストなど、一概にどちらが優位とも言い切れないところでしょうけど、現状で各社の最新素子・高出力素子ほど樹脂製レンズを採用しているところを見ると、きっと樹脂の方が何かしらメリットが大きいのでしょう。
ま、あくまでも勝手な推測として。

次に、そのレンズのビーム角について考えてみます。

ほとんどの素子は120°以上の広角につき外部レンズの必要性は必至ですが、Cree XR-EやLedEnginなんかはレンズ無しでも90°の真価を発揮するでしょう。レンズが省略できれば、照度ロスも回避できて、コストも削減されますから、より効率化が図れます。

最近、このCree XRシリーズのLED素子を採用している製品としては、

  • ボルクスジャパン Grassy LeDio 21 (半フロスト50°レンズ付き)
  • ボルクスジャパン Grassy LeDio 9 (一体成型拡散プリズム60°レンズ付き)
  • クラマタ産業 GALASSIA300 (3W×6=18W、60°レンズ付き)
  • リーフレイ Coral Shine (3W×18=54W、外部レンズ無し)
  • マーフィード HOVER (3W×9=27W、外部レンズ無し)

などがあります。他にもあるかな?

但し、現在は更に性能が上がった最新LED素子が主流になりつつあります。
それらを採用した各社の製品も挙げておきます。

メーカー 製品 採用LED素子
volxjapan Grassy LeDio 27 Cree XP-E
やどかり屋 エリジオン閃光II
エリジオン閃光II Xmas版
Cree XP-E
Cree XP-C
OceanEarth max-s Cree版 Cree XP-G + other brand
Vertex Illumina SR Cree版
Illumina SR Philips Lumileds版
Cree XP-G + Cree XP-E
Philips Lumileds Luxeon Rebel
リーフレイ コーラルシャイン・ピコ Cree XP-G + Cree XP-E
MMC企画 Lumines 7 WhiteSun
Lumines 7 BlueMoon
Cree XP-G
Philips Lumileds Luxeon Rebel

漏れがあったらご指摘ください。

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ノーブラ・クリー・ボインボイン術式

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また可笑しな手術名が。。。

ノーブラ・クリー・ボインボイン術式ってなんやねん!?

ノーブランドの素子をCreeに換装しただけでは飽き足らず、更にLEDドライバを容量アップしちゃう(と言うか公称の仕様)、これまたとんでもなく壮大なスペクタクルな大手術である。

まず、元々の某24Wに内蔵されているドライバは、多分DC出力40V、420mA、みたいな感じだと思われます。これだと約1.5W駆動になるので、製品としては18W型に相当すると言えます。よって、これを真の24Wへ昇華させるなら、500mAのドライバを組んで2W駆動を得る必要があります。

そこで、手元にある別のDC24V、700mAのドライバを、何とかしてごにょごにょして、最低でもDC40V、500mAになるよう、あとは神に祈りを奉げます。なあに、昨年迎えた40歳の誕生日も伊達じゃないさ。きっと魔法も使えるはず♪  (どど童貞ちゃうわ)

さ、謎はスルーして、駆動テスト、組み込み、そして消費電力の計測です。

500mAドライバテスト

目標よりちょい低いけど、まあ490mAもあれば2W駆動として申し分ないでしょ。
但し、ドライバが少し大きいので、大きめのソケットに交換しても、まだ隙間が。。。
ま、風通しが良くなって、むしろ放熱的にもウェルカム♪
消費電力も文句なしの24W型を実現♪

これで元々の謳い文句が現実のものとなりました。
CREE採用、2W駆動、最強の24Wランプ!

ところで果たしてスペックはどうなったのか!?

Cree XR-E CoolWhite×8+Blue×4仕様

僅かには上がったけど、クリー化の時ほどの勢いには至りませんでした。。。

一応、面倒な諸計算も並べてみました。

匿名24Wの大冒険♪ ノーマル Cree化 Cree化+2W駆動
駆動電流 416mA
(約1.5W駆動)
490mA
(約2W駆動)
回路電圧 37.6V 39.2V
消費電力 全体 18W 23W
LED部 15.6W 19.2W
30cm照度 10,130 lx 15,230 lx 16,500 lx
照度増加率 100 % 150.3 % 162.9 %
相対光束
(データシート)
120 % (参考→) 120 % 135 %
全光束
(逆算値)
954.7 lm
∴ 79.6lm×12
1,435.4 lm
∴ 119.6lm×12
1,555.1 lm
∴ 129.6lm×12
発光効率 61.2 lm/W 92.0 lm/W 81.0 lm/W
素子光束@350mA
(推測値)
795.6 lm
∴ 66.3lm×12
1,196.2 lm
∴ 99.7 lm×12
1,151.9 lm
∴ 96.0lm×12
素子公称光束
(推測値)
70~80lm? 100~114lm
(Q4~R2)
100~114lm
(Q4~R2)

* 純正80°レンズの有効ビーム角は目視60°と判断して計算

だいぶ適当な計算になってます。
一応およその帳尻が合うように仕向けましたが、軽く眺めるくらいで十分です。
そもそも白×8+青×4の平均値だし。。。

それにしても、ノーマル時の発光効率60lm/Wが、Cree換装によって一気に92lm/Wまで改善されるとは驚きですね。しかも、仮に700mA・3W駆動までアップしたとしても、まだ70lm/Wは確保できるので、Cree換装が条件なら、ドライバで遊ぶのも面白いかも。

さて、ついでなので、オール白もやってみました。

Cree XR-E CoolWhite×12仕様

・・・ほぼ変わんなかった。
あぁ、そう言えばLeDioの時も白より青の方が明るかったっけ。。。
それか、リフローの繰り返しで素子がくたびれたかな。。。

ひとまず、このネタはここまで。

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