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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

輪島ヤドカリ紀行

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天気も悪い、気温も低い、それでもヤドカリと歩むのです。
(サンタマルターエイジ, 2009)

と言うわけでどゆ訳で輪島に行って来ました。
地元ではゴリラ岩と言うとこらしい。
こんな良い磯があったとわ。。。わなわな。

輪島の磯

ギリギリまで悩んだけど、どうしても寒くて入れなかった。。。
ちなみに水景はカメラだけ沈めて適当にシャッター押したもの。
後ろ髪ひかれまくり。。。来年の夏には絶対に潜ろう♪

さて、いろんなものが見られましたよ。

磯の生き物

ウミウシはさっぱり判らないけど、水中をクルクル飛んでるのがいて、しかもメチャンコ小さいので、なかなかピントが合わなかった。でも一枚だけビンゴ♪

では問題です。

誰だ?

私は誰でしょう?

輪島のヤドカリ

制限時間は1分。
引っかけアリ。
でもあそこに気づけば・・・。

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インドネシア産ヨコバサミ色々

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今日は蔵出しヤドカリ画像と言うことで、7年前にショップで購入したインドネシア産ヨコバサミ各種です。もちろん今は居なませんが(汗)

Clibanarius boschmai Buitendijk, 1937

Clibanarius boschmai Buitendijk, 1937

偶然ショップで見かけない限り、多分見ること無いと思う。僕もあれ以来見ていない。ちなみにネットでも画像は全く皆無。貴重な写真です。ヨコバサミ界のカザリサンゴヤドカリ、みたいなぁ。。。写真判定は駒井先生による。

Clibanarius sp. (1)/ヨコバサミの一種

Clibanarius sp. (1)

右の個体は一見するとClibanarius striolatus Dana, 1852/タテジマヨコバサミ。多分そうかも知れない。でも左の個体は。。。違いが判るかしら?

Clibanarius sp. (2)/ヨコバサミの一種

Clibanarius sp. (2)

これ、以前はClibanarius merguiensis de Man, 1888/マーグイヨコバサミとして掲載してたんですが、当時は国内からの記録が無かったので削除してました。今年に入ってから沖縄からの採集情報を見つけたので、さきほど復活させました。とは言え、この写真の個体は、台湾寄居蟹類誌で見比べると、色彩的に見てマーグイではなく恐らくランソンの方じゃないか?と考えてます。図鑑によるとマーグイの第一歩脚外縁に縦縞は入らないので。

Clibanarius sp. (3)/ヨコバサミの一種

Clibanarius sp. (3)

さっぱり判んない。該当種無し。ま、Clibanarius englaucus Ball & Haig, 1972/ツマキヨコバサミに近いっちゃ近いんだが、各節部の色彩や眼柄のラインなど、不可解な点が多い。

Clibanarius sp. (4)/ヨコバサミの一種

Clibanarius sp. (4)

同じく判んない。でも当時はたまにショップで見かけた気がする。特にインドネシア産では多いように思う。でも判んない。台湾寄居蟹類誌には載ってない。多少でも歩脚に体毛があればClibanarius arethusa De Man, 1888かも?としたいが、この子はツルツルしてたし、色味も赤ではなく青に寄る。ま、図鑑の標本の色彩はあまり当てにはならないが。ちなみに図鑑ではC. arethusaは赤みが強く、体毛もそこそこある。単色であると言う点では近いかな。

Clibanarius sp. (5)/ヨコバサミの一種

Clibanarius sp. (5)

完全にお手上げ。斑点も縞模様も曖昧な子。でも当時は同一個体が2匹居たから、こういう種なのでろう。国内には居そうもない。スリムさと言う点では、Clibanarius longitarsus (de Haan, 1849)/ツメナガヨコバサミに通ずるところはある。

以上、蔵出し6点でした。
何か情報をお持ちの方は、どうかお助けくださいませませ。

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ライブロチェック:放置リハーサル終了

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ライブロチェック:リハ2巡目に入った8/31からテストバケツを放置し続けてましたが、気が付けば早3週間が過ぎてました(汗)

前回までに、テストバケツで発生した硝酸塩は、水道水中の窒素源(アンモニアや亜硝酸)が原因ではないか? と言う推測に落ち着いてましたが、ROや純水が無いので次のステップに進めずにいました。
しかしようやく、先ほど近所のショップに行って、RO水のストックを20Lほど分けて貰ってきたので、近日中には正式リハに取りかかれそうです。長く掛かりすみまそん。

とりあえず、3週間放置して硝酸がどこまで上昇したのか見てみました。

ライブチェックリハーサル2巡目を3週間放置した硝酸塩の変化

8/30の試薬結果は、リハ1巡目で1週間後に発生した硝酸塩、本日9/20の試薬結果は、8/31に換水し2巡目に入ってから3週間放置した硝酸塩です。

若干、それぞれの試薬の色の違いがハッキリしすぎてますが、これは撮影時にホワイトバランスを意識し忘れた画像をレベル補正にて強引に近づけたためで、実際の程度の差はほんの僅かです。目視ではほぼ同じか、本日9/20の方が微妙に薄い程度です。放置によって多少なりと硝酸還元があったのかな?と決定づける程ではありません。とは言え、これが多少なりとライブロックの硝酸還元の存在を示唆しているなら良いのですが。
いずれにしても、1週間も3週間もほとんど違わないので、水道水が原因の硝酸値はこれが上限だったようです。

ちなみにバケツ内には、茶ゴケかシアノか判らない微妙な色のコケがうっすらと出ていました。ライブロックにも若干帯びていたため、しばらく水槽で養生したのち、正式リハに取りかかろうと思います。

それにしてもワラワラが居ないとテキメンにコケが生えるようですね。。。ヒゲゴケ処理の時はバケツにコケなんて生えなかったんですが、やはり大量のワラワラが効いてたようです。

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