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LEDとエコちゃんシステム?

この記事を含むタグの全記事リスト: LED

最近、LED電球やLED照明の記事が多かったせいか、LEDに関する単語をキーワードとした検索エンジンからのアクセスが急上昇しています。近年の世間のLEDに対する関心の高さが感じられますね。

ちなみに過去のLEDに関する投稿はこちら。

つい先日までのアクセス解析では、主なキーワードとして目立つのは、「LED照明」「LED電球」「LED蛍光灯」など、ありきたりの汎用語が占めていました(過去形)
しかしなのです。ここ一週間前から見慣れないキーワードがトップ10入りしてまちゅ!?

その名も「エコちゃんシステム」。

・・・なにこれ?
調べてみました。小一時間。

。。。

わ・判らん(汗)

一番目立つのは、これをキーワードとして意識した無関係の迷惑ページの嵐っ、あらしっ、荒らしっ。・・・ま、ある意味このページもだがね(汗)
そのようなページでは、「エコちゃんシステム」と言う単語はちょろっと載せてあるだけで、ほとんどが広告やアフィリエイト狙いの詐欺ページばかり。まったく本当の情報ページに辿り着けない。。。何という大迷惑♪
Google先生、もっとアルゴリズムの改善頑張ってくださいまセヨ。。。チンチャ。。。
しかもただ「エコちゃんシステム」で検索すると何万件もヒットするが、単語をクォートして「”エコちゃんシステム”」で完全一致検索すると、僅か数十件。。。なにこれ、全然メジャーじゃないじゃん(^^;

と言うことは、これはやらせ?
エコシステムをキーワードに入れたかっただけ?

ひとつ「これかなぁ?」と言うのがあって、それはエコちゃんシステムと言う、まんまそれを社名にしている会社でした(笑)。ま、悪いとは言わないけど、なんか恥じゅかしい(汗)。あるいはこの会社が、SEO対策の一環で、リンク売買でもしてんのかなぁと思ったけど、どうやらそうでもない。各サイトではリンクではなく、単にプレーンテキストとして貼られていることが多いようだし。ていうか、この会社にしてもページランクやバックリンクから推測して、あまりメジャーではなさそうだし、エコちゃんシステムの本命というにはもう一つ説得力に欠ける(本物だったらすみませんごめんなさいもうしません)

あるいは、テレビとか見ないから判らないけど、もしかしてCM等でバンバン出てるとか?
その恩恵にあやかろうと、関係業者がやたらエコちゃんシステムをキーワードに使ってる?

総合的にかなりマイナーなキーワードとしか思えないこのエコちゃんシステム。
なぜこんなキーワードが今週だけで200アクセス以上もあるのでしょうか?(曝)
ちなみに先週はたったの3件。これは怪ちぃ~。。。

も~!なんなのよエコちゃんシステムってっ!!
太陽光発電とか、リサイクルとか、何かしら省エネ的システムなんだろうけど。
誰か教えて。。。

で、別の意味で勘の鋭い方、しばしご静観ください♪

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ライブロチェック:リハ再開、その他もろもろ

この記事を含むタグの全記事リスト: VMワラワラ実験 ライブロチェック

作業が滞っていたライブロチェックを本日から再開しました。
今回は近所のショップからRO水(純水)を調達できたので、これで人工海水を溶いて、まずはお決まりのリハーサルといきますです。

硝酸の事前チェック

硝酸濃度の事前チェック

左から、現在の水槽の濃度、今作った人工海水の濃度、そして以前ヒゲゴケ処理で生成された硝酸濃度です。ヒゲゴケバケツは後のライブロチェック本番に備え、今なお大事に曝気しているのです(笑)

使用水 RO水(ショップのストックから)
人工海水 Aqua Craft 社
水温 24度
比重 1.0225
生成量 5L

人工海水も少し分けて貰ってきました。僕は初めて使う Aqua Craft 社のものです。実際に溶いてみると、すぐ溶けて、溶け残りが無く、良い感じでした。
で、いつものようにバケツに5L入れ、水槽からライブロックを移し、エアレーションと照明(タイマー有り)をセットし、先ほど開始しました。

さて、まずは数日間程度のリハですが、今度こそ試験水中の窒素源は無い(ショップを信じて)はずなので、これで硝酸が見られるようなら明らかにライブロック由来となりそうです。もしそうなったら、またその時原因を考えていきましょう(汗)

ところでライブロックを移す際、表面の海藻にたくさんのカマキリヨコエビが巣を作ってました(汗)。この子らは実験に巻き込みたくないので、全てライブロックから離れてもらいました。方法は簡単。水槽からライブロックを取り出す際、上から真水をシャワー。。。これでビックリしてみんなライブロックから飛び出していきましたとさ♪

では次。

5年ぶりにマリンアクアリストを購入♪

マリンアクアリスト53号

今探してみたら、一番最後に買ったMAは、2004年の冬号No.30でした。実に5年ぶりです♪ なんというOBぶりっ(汗)

ところが、最近あちこちから今号の評判を耳にしていて、僕自身も気になる記事があったので、さすがに今回は購入させて頂きました。
ちなみに1996/10の創刊当時からMAは欠かさず買ってましたが、さすがに2002/05の水槽解体以降は惰性となり、それも2004年を最後に絶たれていたと言う訳です。

さて、まずページを捲って驚いたのが、つい最近も青木さんのブログで拝見した高間さんのスイハイが、なんとMAにも!?
あ、そか。青木さんが取材したのか(汗)
高間さんは昔むかーしから雑誌にも良く登場されていたので一方的に存じ上げていましたが、実は最近ちょうど昔の関連誌を引っ張り出してきて懐かしんでいたところだったのです。
1996年のSalt&Seaの20号にも「高間真理氏の世界」と言う特集があります。ここに載っていた高間氏の自作のチョウチョウウオの剥製が、先日の青木さんのブログでも紹介されていたので、「まだあったんだっ!」と感激していたところでした。
と同時に、未だ現役と知って、とても感動しました。まだまだご健在で安心しました。僕なんて6年で引退でしたけど(汗)

次に、ケントパパさん、azuさん、ヨッシーさん、Tetsuoさん、なんだよ~、知ってる人大勢出てますやんか。しかも水槽の写真、記事を見て改めて凄くて綺麗で感心させられました。ふと、自分のヤドカリ水槽を見てため息が。。。(^^;

で、Tetsuoさんが訳された記事を興味深く拝見しました。大筋は理解していたつもりでしたが、ワラワラについてもかなり突っ込んだ解説があり、大変ためになりました。期待以上でした。よし、今日の買い物(MA以外の)は無駄ではなかった♪

お買い物の内容

MAもそうでしたが、今日久々にお外に出たのは(笑)、あるものを買うためでした。
それは。。。ででででん!
ウォッカ~っ!!
そうです。これでヤドカリ水槽がパステルカラーに♪
ではなくて、ある実験のためです(汗)
みりんは冷蔵庫に少しだけ残ってました。2年前の(汗)
ま、ワラワラもこれくらいでお腹壊す事はないだろう。。。

で、本日再開したライブロチェックと並行して、ヒゲゴケ処理バケツの高濃度硝酸塩の海水を使って、ウォッカとみりんでそれぞれのワラワラ増殖度を調べたいと考えてます。
細菌レベルの把握は難しいので、検鏡可能なワラワラ密度の増減を以て、それを示唆するであろう結果を見るのが目的です。
今の僕にはそんなことくらいしか出来ないので、少しでも役に立てそうな結果を得られたらいいなぁと目論んでますです。

VMチェック器材

エアレーションのみなので、スキマーによるワラワラの回収はありません。なので、水槽での添加レベルとはまた異なった添加状態になると思いますが、色々模索しながら進めていきたいと思います。

まずは開始前にワラワラの状態を検鏡しておきます。今日か明日くらいにでも始められたら良いかな。。。ま、暇を見ながらまた報告していきたいと思います。

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アクアメーカー各社のLEDランプ情報

この記事を含むタグの全記事リスト: LEDスポット volxjapan

前置き: データが出揃ってからの公開を予定してましたが、ちょい長引きそうなので、とりあえず判っている部分だけでも公開しようと思います。

過去のLEDに関する投稿はこちら。

これまでは汎用性・低価格と言う面から、E26灯具向けの家電メーカーのLED電球について取り上げてきました。 しかし僕あたりはヤドカリナチュラルなのでそれで十分ですが、やはり皆さんのハイクラスの水槽だと光量的に物足りないのは否めませんね。例え多灯したとしても。

そこで現在、アクア関連メーカーや照明メーカーから提供されているLED製品についても調べてみました。尚、仕様の不明点について、まだメーカーから回答のないものもありますが、これは回答が届き次第追記したいと思います。

高出力LED素子を使った本体電源一体型LED照明/白色/AC100V

メーカー ランプ ネットワーク エムズワン
型番 ハイパーアクアムーン
AMC-1WB
MX-006S
ホワイト×7
画像 ランプネットワーク AMC-1WB エムズワン MX-006S
定価 ¥29,800 ¥29,800
最安値 ¥23,800 ¥25,000
色温度 5,400 K + α ? 5,400 K
照度 1,700 lx (1M) ?
指向性 25 ° ?
全光束 ? ?
消費電力 7.2 W 8.4 W
効率 - -
寿命 40,000 h 40,000 h
備考 LED×6 (白×5+青×1)
1.2W×6?
1.2W白LED×7

一昔前の低出力LED密集タイプは除外してます
? は現在メーカーへ確認中

  • ランプネットワークはすぐにお返事をくれたが、ピントがずれていたので再確認中(汗)
  • エムズワンは・・・メール転けたかな? 9/20問合せ、9/26時点で返答無し。

高出力LED素子を使ったE26型LEDランプ/白色/AC100V

メーカー カミハタ テス・ライティング ステージハウス
型番 レコルト
ロータスホワイト 10.5W
MARK II
BLT3826W-NW161H
LB101
画像 カミハタ LECOLT 10.5W TES LIGHTING MARK II BLT3826W-NW161H ステージハウス LB101
定価 ¥21,000 ¥44,000 ¥17,800
最安値 ¥12,500 - -
色温度 5,400 K ? 5,500 K 5,000 K 前後
照度 1,300 lx ±10% (1M) 2,310 lx (1M)
不明
指向性 30 °±10% 30 ° 60 °by配光図
全光束 - 1,206 lm 650 lm
消費電力 10.5 W 20 W 15 W
効率 - 60.3 lm/W 43.3 lm/W
寿命 20,000 h 40,000 h 60,000 h
備考 白LED×7
1.5W×7?
演色性 Ra75
1W×16
PAR38
Cree社製LED素子
1W×15
最大光度 950cd

一昔前の低出力LED密集タイプは除外してます
白強調はメーカー回答

  • カミハタはウェブからの問い合わせ手段がないためノーコメント。残念どすぇ。
  • テス・ライティングはすぐにデータシートを送ってくれました。ランプ効率も良く、価格の点を除けば大満足のスペックと言えるでしょう。現在、アクア向けのブルー仕様は無いが、製品依頼であれば何でも作って頂けるとのこと。(勿論、量産向けとして)
  • ステージハウスもすぐに回答をくれましたが、照度は不明でした。しかし配光図を貰ったので、ビーム角や光度データは把握できました。現在は在庫切れで2~3ヶ月待ちですが、注文は可能とのこと。ただ、効率の低さが残念どすぇ。

この他にも、E26型LEDランプとしてはナチュラルややどかり屋からもオリジナル製品が販売されています。(と言ってもOEMですけど)

また、上記以外の製品についても、情報をお持ちの方は教えて頂けたら助かります。

尚、各表の効率については、メーカー公称値の全光束と消費電力から算出しています。

ランプ効率: lm/W = 全光束: lm ÷ 消費電力: W

これは如何に電気を効率よく光に変換しているかの指標で、高いほど高効率です。
念のため白熱灯は5~20程度、ハロゲンでも20程度しかありませんが 、蛍光灯では40~100、メタハラになると60~130もあります。
今はまだLEDのランプ効率は後者に及びませんが、数年前と比較して飛躍的に伸びてきました。いずれ後者に追いつき、追い越すと思われます。

ちなみに僕が使ってる東芝の家庭用LED電球は、7つのLEDを搭載して6.9Wですから、LED単体は約1Wです。しかもランプ効率は82 lm/Wもあります。さすが天下の東芝♪
とは言え、一般家庭用なので広角になってますし、それ故のランプカバーによる減衰も含まれます。スポットミニで集光しても、1メートルで400lx程度の照度しかありません。いや、それ自体すごい事ですが。。。あるいはランプカバーを壊してしまえば多少は上がるかな?
ま、実売4,000円を切っていますから、文句はありませんけど(苦笑)

ところで、あちこち探し回ってたら、ちょっと気になる製品が・・・。

VOLX JAPAN の Grassy LeDio 21

VOLX JAPAN Grassy LeDio 21VOLX JAPAN Grassy LeDio 21

この製品情報は、ジュン・コーポレーションのサイトにありました。ちなみに これと同型のLEDランプは以前からよく見かけてたけど、今回具体的な照度データも公開されていたので大変興味を持ち、すぐに製造元のVOLX JAPANへ問い合わせてみました。するとすぐにお返事が頂けました。連休無しでごくろさまです。

その回答によると、LeDio 21は10月中旬以降の正式販売を前に、現在は各ショップにてモニター中とのこと。仕様データについては正式販売以降に公開するとのことでした。
しかし、ジュン・コーポレーションでは既にいくつかのデータが公開されていて、照度は50cmで10,360lx全光束は1,000lm以上(これは曖昧だが)とのことらしく、かなり期待できる代物のようだ。しかも結構広角で50°あるし、価格も実売20,000円。それでこのスペックです。うそみたい♪
ちなみにVOLX JAPANによれば、全国へのルート販売はジュン・コーポレーションが窓口になるとのこと。

VOLX JAPANからは過去にも LeDio 12 と言う製品が出ており、現在は生産終了とのことだが、1WのLEDを12ヶ搭載しており、かなり明るかったのではないか?と推測できる。
同社は今回の問い合わせに対しても、とても迅速に丁寧なお返事を返してくれて、すごく好感の持てる企業だと感じた。今時ウェブからの問い合わせをシャットアウトしているメーカーもある(汗)というのに、こういうメーカーさんは本当に応援したいと思う。

また、VOLX JAPANさんからは、今回とても興味深いご提案をいただいた。
すでに有志を募ったので、詳細は後日♪

あと、各メーカーさんにお願いと言うか要望があるんですが、ランプの仕様をなるべく詳細に公開して欲しいです。もちろんLEDランプはまだまだ発展途上なので、開発も大変だと思いますが、だからこそデータをうやむやにしないで、メーカーの責任の元、しっかりと明記して欲しいなぁと思います。
仮にも照明機器なので全光束量(lm)は最低限必要ですし、可能なら照度(lx)や光度(cd)なんかもあれば良いと思います。
現状では、なんか色温度ばかりに気を取られているような気がしますが、これからはLEDもメイン照明になりうる時代ですから、演色効果なんて消極的な提案だけではなく、メイン照明としての開発・提案をお願いしたいと思います。

メーカーさん、頑張れ♪

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