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20116月06

太陽の使徒、BlueViolet光臨

この記事を含むタグの全記事リスト: 420nm LED Zhuhai Tianhui

2009/12 - 太陽の第壱使徒、UltraViolet光臨
2010/05 - 太陽の第弐使徒、Amber(WarmWhite)光臨
2010/11 - 太陽の第参使途、Cyan光臨

これら使徒の光臨により、アクアLEDは飛躍的にその戦闘力を伸ばし、太陽補完計画へのコマを着実に進めてきた。

そして遂に、太陽の第四の使徒、BlueVioletが光臨した!

太陽の第四使徒、BlueViolet

このBlueViolet LED素子は、こばやし氏が海外から発掘してきた大変貴重なUV 420nm 3W LED素子で、彼がサンプルとして取り寄せたものを、今回特別に譲ってもらったモノであ~る♪

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彼は今、水槽用のLED照明の自作の真っ最中で、このLEDもそのスペクトルを補完するために時間を割いて探し出してきたものだ。これさえあれば、既製LED素子の組み合わせでどうしても補完できなかったUV 400nmとRoyalBlue 450nmの中間帯域が補完できるのだ。それは素晴らしいっ!

そして今回、彼のご好意により、こうして仲良く分け分けして貰うことが出来た。お陰で、BlueVioletに関してはすっかり出遅れてしまっていた僕も、こうして仲良く混ぜ混ぜしていただき、とってもゴキゲンであ~る♪

まず、このBlueViolet素子は、SemiLEDsのチップを贅沢に3ヶ積んでいる。恐らく、1Wを3ヶ並列で積むことで、3Wとしているのだろう。でもその場合、定格では1ヶあたり350mAは確実に流せるので、トータルで見ても1000mAを定格として余裕で流せるのでは? てことは、それって3Wじゃなくて5Wじゃね? と言う疑問が起こる。。。ま、それを3Wで駆動するからセーフティと言えるのだがね♪

では、早速スペクトルを見てみよう。
とは言え、簡単な自作の分光器では、このBlueVioletを単体で見てもスペクトルは掴めないので、比較対照として両手に花を添えてやる必要がある。今回はノーブランドのUV 405nm(TEKCOREチップ)と、Philips Lumileds Luxeon RebelのRoyalBlue 447.5nmランクを組み合わせることにした。そしてそれらを3素子基盤に載せ、拡散レンズを合わせてブレンドし、それを分光器で観察したと言うわけだ。

420nmのスペクトル確認

おおお。。。
仕様では415-420nmとあったので、下手したらUV寄りかな・・・と思っていたのだが、これを見て安心した。恐らくちょうど良く420nm程度が出てるように思う。これだったら、これまでのLEDブレンドで大きく欠落していた400-450nm間が補えそうだ♪

今度はもう少し視覚的なシミュレーションをしてみよう。
LEDクリエイターにはすっかりお馴染みの、LEDスペクトラを使います。

まず、LEDスペクトラにはBlueViolet 420nmの素子データは入ってないので、新規に登録します。と言っても、スペクトルデータの用意が大変かな。。。とりあえず、見本を置いておきます。

415nmピーク

0.014,0.028,0.045,0.069,0.117,0.239,0.79,0.996,0.679,0.229,0.111,
0.068,0.042,0.025,0.012,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,
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420nmピーク

0,0.014,0.028,0.045,0.069,0.117,0.239,0.79,0.996,0.679,0.229,0.111,
0.068,0.042,0.025,0.012,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,
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0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0

コピペして放り込んでください。

LEDスペクトラへLEDデータを登録する

とりあえず、Edison SのUV 400nmとRoyalBlue 450nmを混ぜてみた。

420nm補完シミュレーション

もしBlueVioletのピークが415nmだったら、さすがにRoyalBlueとは大きく離れてしまうが、420nmピークであれば、まあ許容範囲じゃないかしら?
でも欲が出てきて、今度は430nmが欲しくなるかな?(苦笑)

ちなみに、このBlueViolet 420nm LED素子に興味がある方は、こばやし氏に尋ねてみてください。まりんちゅのホットラインからもメッセージが送れますから♪
こばやし氏|まりんちゅシティ

さて、せっかくの貴重なBlueVioletなので、これを今使ってる太陽光システムライトへ移植したいなぁ、とか考えてまです。Xicatoの4000Kモジュールとブルー10W×2を外してしまおうかなぁ。今通電してないし。。。まあ、また報告しますです。

と思ったら、いつの間にかこんなものが出来上がってるやん♪ (曝)

UV 420nm BlueViolet 3W Spot

濃ゆいロイヤルブルーと、UV400nmバイオレットの、見事に中間色です♪
・・・原価で軽く4,000円オーバーなんすけど(曝)

ところで、このスポットで厳密な駆動電力を出してみたら、667mA×3.05V=2.03W だった。3W駆動を2Wで実現て、エライ省エネやんっ♪(笑)
まあ、このスポットの電源の都合もあって電圧が少し低めなんだけど、元々この素子自体がそんなに電圧は高くないみたい。仕様では3.2-3.4Vとあるけど、実際に固定電源で測ってみたら、3.04V@350mA/3.20V@700mAだった。昔と違って、チップの効率も良くなってきているということかな。昔の素子で3W駆動させると楽に3.8V前後は出ていたと思うけど。。。て事は、いずれ700mAが2W駆動扱い、みたいな日が来たりして?(笑)

最後に、これで水槽を照らして見ると、、、

水槽を420nmスポットで照らす

エダコモンの蛍光グリーンはまだ十分に励起される範囲、オレンジもそう。
ただのこげ茶エダコモンでさえも、照らされてる限り紫風味が乗って見えます(笑)

現状ではシアン同様、420nmは意図的にブレンドしないと補完できない帯域であるため、当面はこのような単波長の素子で補うしか方法が無いだろう。それに、シアンくらいなら、いずれ蛍光体次第では何とかなりそうだが、420nmのブルーバイオレットについては青よりも低い波長であるため、これを蛍光体で実現するためには必然的にUV+RGB蛍光体方式のLED素子が必要になってくる(通常の白LEDはチップがブルー発光なので、それ以下の光色を蛍光で得ることは出来ないため)。且つ、青よりも低いブルーバイオレットを発色できる蛍光体を組み合わせる必要がある訳だ。。。まあ、所詮アクアニーズじゃ実現は無理っぽいプランだな。。。

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