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LEDランプ筐体の発熱測定

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昨日に引き続き、今度はLED電球の本体自体の発熱について調べてみました。

結果は以下の通り。

ランプ筐体の発熱 裸ソケット装着時 スポットミニ装着時
LED 6.9W 55.4 ℃ 65.4 ℃
蛍光灯 13W 43.9 ℃ 80.1 ℃

以下の画像は、E26ソケットを裸で試した様子。

裸ソケットでのテスト

計測の際の室温は26.5℃。
それぞれランプ点灯90分後に測定しました。
測定方法は、各ランプの筐体(LED電球はヒートシンク部、蛍光灯は筐体部分)にデジタル温度計のセンサーを軽く当てただけです。

結果から、LED電球の方は裸ソケット時でもヒートシンクは結構熱くなりますが、灯具にセットしても元々のヒートシンク効果が大きいようで、あまり温度の上昇は見られませんでした。せいぜい10℃程度の上昇。

一方、蛍光灯の方は、そもそも放熱構造にはなっていないので、裸ソケット時では温度も低いものの、灯具に装着するとてきめんに熱を持ちます。実験では倍に匹敵する40℃ほどの上昇が見られました(汗)
また、スポットミニも一般灯具もソケット部のクリアランスは変わらないので、恐らく一般灯具でもこれくらいの温度上昇が見られると思います。

ちなみにメーカーもあらゆる器具に装着することを想定して設計しているでしょうから、よほど密閉するような用途でない限り、熱の問題はクリアできると思われますね。(メーカーの取扱説明でも「断熱材が施工された灯具や密閉型灯具への使用は禁止」とあります)

以上のことから、LED電球はランプ本体の放熱に関しても優れていると言えるでしょう。

なんかすっかりLED贔屓になってきました(汗)

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