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我、確信せり【前編】

マリンアクアリウム エイジ 20:52
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僕が先週行った大阪での出来事を、2回に分けてお届けします。
前編 : ハラハラドキドキ電車旅、フルスペ感動の物語
後編 : 久しぶりの忘年会オフ、10年ぶりのスイハイ巡り

まずは前編から。

電車くらいひとりで乗れるもん

サンダーバード

公式サイトより拝借(笑)

先週僕は、珍しく忘年会にお呼ばれして、ウキウキして大阪へ向かった。ちょうどKR93SPのサンゴへの経過を確認すべく、ブルーハーバーにも行きたいと思ってたところだった。
但し、ひとりの長距離運転は、加齢による疲労が気がかり(笑)であったため、普段僕とは一切縁の無いバスと電車に挑戦してみることにした。 何事も経験なのだ!

そういえば、数年前にもドキドキしながら人生初のサンダーバードに乗ったが、あの時はまだヘビースモーカーだったので、喫煙可能な自由席を利用した。しかし、今はもうかれこれ1年前に卒煙済みであるし、今回は人生2度目の記念すべき切符購入でもあったので、
「お席はどうなさいますか?」
「うむ、指定席にしよう」

なんて。カッコイイ♪
でもいつかきっと、券売機でも買えるようになってみたい。。。笑

まあ実はその日、僕はちょうど昼夜逆転サイクルの真っ只中であったため、深夜から起きていて眠かった。だから大阪までの沿路は、断固爆睡を貫こうと楽しみにしていた。ところが、たまたま隣に乗り合わせたご隠居が、実はどこかの聡明な元教職者のようであったため、沿路2時間半がすべて放射能と歴史の授業と化してしまった。。。結局、ご隠居の下車した新大阪から僕の降りる終点大阪まで、僕に与えられた瞑想時間は僅か一区間だけであった。。。

最近のタクシー事情

まもなく大阪に着いた。だが、僕の大冒険はまだ続く。なんとかこの人ごみを掻き分けて、どうにかして駅の構外に脱出しなければならない。田舎臭をかき消したつもりで自分なりに華麗に歩いてみるも、実はそれは歩かされているということに気づく。進路の決定権が自分に無いのだ。あぁぁ、そっちへ行きたいのに。。。

どこをどう辿ったか知れず、奇跡的に目の前にタクシー乗り場が現れた。千載一遇のチャンス! 華麗に並ぶ。するとなんと!? ドアマンがタクシーのドアを開けてくれるではないか!? そうか、そうだよね、もちろん常識さ。あぁ、知ってたさ。
「どうぞ、お気をつけて」
「うむ、ありがとう」

なんて。超カッコイイ♪

しかし悪夢の再来。このタクシー、なんと周辺地理に詳しくない運転手さんらしい。
またかよ。。。
実は前回大阪に来たとき、タクシーに変なところで降ろされた経験があるのだ。今回は大丈夫だろうか。。。
「瓦屋町の南税務署お願い」
「ちょっと判りません」
「じゃ中央小学校は?」
「すみません」

。。。
で、ナビへ住所を入れてもらうことに。まあ、それが賢明だろう。

「着きました。すぐそこを曲がれば目的地です」
「じゃここで良いや、降ろして」

これが大きな間違いだった。降りたは良いけど、しばらく歩いてみても、頭に叩き込んできた周辺地理がまるで一致しない。ま・まさか・・・!?
そこで、宅配便のお兄さんを捕まえて聞いてみた。
「ここは瓦屋町ですか?」
「いや、瓦町ですね」

ジーザス!?
しかも前回はなんとか歩いて辿りつける距離だったが、どうも今回は無理っぽい。。。
いくらナビがあっても、入力ミスったら意味無いじゃん。。。

判るよ、判る。リストラ、就職難、研修不足、そのシワ寄せでしょ? でも早く育ってよ。こっちもお金払うんだから、いつまでも仏じゃいられないよ。それか、車に「勉強中」のステッカー貼っておいてよ。避けるから(汗)

最後まで好きにやらせてくれた和田さんに感謝♪

で、諦めて電話したら和田さんが迎えに来てくれた。ふぅ。。。
ブルーハーバーでは、打ち合わせ兼待ち合わせ。

まずKR93SPについて和田さんとあれこれ打ち合わせ。そして対サンゴへの効果・反応など、実際の水槽にていろいろな生体相手に確認・観察。。。
スゲエ! コレ作ったの誰!(曝)
やはり改めて設計スペクトルver.3の威力を実感した。僕の試作やメーカーの試作とは比較にならない。すごいモノを実現してしまった。。。

フルスペの開発初期と最終版のスペクトルの差

*ぶっちゃけ左のスペクトルなら既製品と大差ないのだ。。。

実は、KR93SP ver.1のメーカー試作機は、和田さんが前回のMACNAに持参していたが、現地の方々から「黄色い」「もっと青味が欲しい」と言われていた。そう、普通に考えうるフルスペクトルを目指すと、まずは大抵黄色っぽくなるものが多い。既製品は勿論、KR93SP試作機も例に漏れず黄色かった。僕はその声も、実はずっと頭の片隅に引っかかっていた。。。
また、試作機では想像以上に目的の波長が再現できていなかったことがショックだった。 そう、UV 400nmBlueViolet 420nm、そしてCyan 500nmの帯域だ。とは言え、それなりに相当数のLED素子を割り当てたつもりだったが、これでも足らないのか。。。
しかし、これ以上増やすと、光束の激減は避けられない。いくら1W駆動で高効率・大光量とは言え、その恩恵を相殺してしまうレベルまでの犠牲を出してもいいものか。。。
しかし、やるしかなかった。目標の達成は必須、且つ犠牲は最小限に抑えること。
そうして出した答えが、設計バージョン3だった。

その結果、光束は確かに落ちたが、確保すべき光量の基準をPPFD(光合成光量子束密度)に置くことで、フルスペクトルを徹底した割に、それはKR93ノーマル機に近い値を確保することに成功した♪ やはりここでの成功の鍵を握ったのは、我らが1W駆動のお陰だった。これが無ければ、KR93SPのフルスペクトルとPPFDは絶対に両立できなかっただろう。。。要するに、制限されたLED素子数×3W駆動では、おいそれと真似できないスペックなのだ。

ところで、少しLEDに長けたアクアリストらは、このフルスペクトルがどんな光色か、事前にある程度予想できたようだ。そしてその声の多くは、「きっと黄色いだろう」というものだった。しかし、実際に購入された方、店舗で実機を見た方からは、共通して「あれ?黄色くないじゃん!?」 「本当にSCやコーラルグローみたいなメタハラの色だ♪」と、感嘆の声をいただいた。これは最高の褒め言葉であり、これまでの苦労が吹き飛ぶ評価である♪ これで、MACNAでの“黄色い”評価も克服することが出来ただろう。

しかしここからが本番だ。KR93SPフルスペクトルエディションは、果たして目標を達成し、サンゴ飼育に於ける太陽となり得たのかどうか。本当にメタハラに迫ることができたのか、あるいはメタハラを超え、より太陽に迫るのか!?

だが、僕には確信がある♪

つづく

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