1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

サンゴ成長記録:2011/02

マリンアクアリウム エイジ 11:21
この記事を含むタグの全記事リスト: LED水槽記録

LED実験メインの苛酷な水槽環境にも負げず、スクスクと育つサンゴの定期報告便です。

エダコモン・グリーン(沖縄くん)

エダコモン・グリーン

里帰りしたのは2009年末でしたが、まともに伸び始めたのは土台に接着してからかな。
そして、エリジオン閃光II スーパーブルーでメタリックグリーンに焼き上げました♪

エダコモン・グリーン、一時オレンジポリプ(沖縄くんの欠片)

エダコモン・グリーン2

太陽光LEDシステム照明が完成して以来、どこへ避難させても光が強すぎて、せっかくポリプに載っていた蛍光オレンジは完全に消失したようです。うーん。。。残念。
それにしても最近はもう土台に共肉の這う余地が無くなってきてヤバいです。。。汗

エダコモン・オレンジ(fromやどかり屋)

エダコモン・オレンジ

このオレンジ個体は、あまり何も考えなくても上手にオレンジが維持されています。
と言うのも、この蛍光オレンジの吸収帯域は、下はロイヤルブルーから上はシアンまでと有効波長域が広範囲に渡る為、LED照明環境下でさえ波長不足の恐れはまず無いだろうと思われるからです。極端に言えば、それなりの照度さえあれば電球でも飼える?(笑)

エダコモン・ピンク(fromやどかり屋)

エダコモン・ピンク

改めて紹介するのは初めて?かな?
かのハギコモン(byハギやん発祥)です。
今まではずっとエリジオン閃光II スーパーブルーとLeDio 9 DeepUV3を当てていて、それなりにポリプはピンクを維持できていましたが、先日から試しに太陽光LED直下に位置替えをしてみました。さて、どうなるかしら。。。

エダコモン・パープル(fromやどかり屋)

エダコモン・パープル

これも紹介は初めてかな。パープル?かも知れない?として貰った個体ですが、実はよく判らない茶色です(汗)。いや、ただの茶色じゃなくて、濃い目のこげ茶色です。だから余計に青色の光を当てるとパープルっぽく見えるのかな? でも、一通りの色のLEDは当ててみましたが、励起される蛍光色は皆無でした。元は何色だったんだろう。。。?
で、今までは太陽光LED直下で粘ってましたが、一向に色素が光臨する気配が無いため、先日からハギコモンと入れ替えで真っ青環境に移動しました。すると、光が強すぎたか、こげ茶色があっという間に飛んで今は薄い茶色に。。。ま、UV量も増えたので、あとは紫蛍光か青蛍光が載ってくれたら嬉しいんだけど。。。乞うご期待?

これなにサンゴ?

なにこれ

実は、やどかり屋からエダコモンを貰った際に、枝の土台用に貰ったライブロック片が、実はなんかサンゴっぽかったので隔離しておいたら、やっぱり何かのサンゴだったみたいで、今では共肉も捲いてポリプも出るようになりました。でも名前が判りません。。。
ポリプの見た目はカーリーです(笑)

スギノキ・ブルー(from某Y氏)

スギノキ・ブルー

なんか、褐虫藻が少しずつ抜けてきているような、白化に向かっているような、そんな色の薄さ加減が目立ってきました。栄養塩が足らなすぎるのかなぁ。。。肥料いくか?

その他、白化に向かっていたケントパパミドリイシの生き残りは、先日遂に完全に白化し、その後徐々にポリプの出が悪くなり、一週間ほど前に遂に昇天されました。
せっかくあそこまで持ち直してたのになぁ。。。残念。ナムナム。。。

更に、スギノキと一緒に某Y氏から貰った1本の赤いミドリイシの枝が、2週間ほど前からポリプが出なくなり、数日前から遂にホロホロと共肉がほつれ始め、その後はあっという間に完全に溶けてしまいました。実はこちらは多分原因は光障害であると認識していました。照明全体の照度はスギノキに合わせていたので、耐えろ耐えろと念じてましたが、どうも耐えらんなかったようです。面目ない。こゆ時、水深の無い水槽は逃げ場がないなぁ。。。
某Y氏、すまぬぅ。。。

どうも最近、ZEOvitでもないのに褐虫藻が抜けて薄くなっていく傾向が目立ちます。なんでやねん。。。パステルは好きくないねん。。。ちょっと栄養塩とかミネラルとか光について、そろそろ真剣に考えないとアカンかな。。。

その他、一部の個体は実験のため知人宅のLED水槽に出向しております(笑)
なかなか順調とのことです。

こちらのエントリーもどうぞ♪

コメントとトラックバック

  1. 1. Taka 2011/02/04 14:48

    結構成長するんですね~!
    無給餌の飼育って栄養塩が低いので、パステルカラーになるんですよね?何が違うんでしょうかね?リアクター無しでもカルシウムとkhぐらいは維持できるはずですし。興味深いです

  2. 2. エイジ 2011/02/05 00:07

    週一程度ヤドカリに餌入れてるので無給餌ではないです。
    リアクターは無いけどカルクワッサーは毎日or隔日で入れてます。
    KHは最近見てません(汗)
    最近サンゴが増えた分、栄養の取り分が下がってきたのかな。。。

    え?どこが興味深いですか?

  3. 3. TAKA 2011/02/06 12:45

    いや~、ここまで小型の水槽でSPSがこんなに成長するなんて興味深いな、と思いまして。
    栄養の取り分って、KH,Ca,Mg以外の成分ですか?それともそれを含めた色々ってことでしょうか?エイジさんなら、この状態で栄養分足らないなら何を添加いたしますか?
    個人的に、小型水槽で無給餌、リアクター無でSPS飼育したいですが、つまづいています。

  4. 4. エイジ 2011/02/08 01:12

    あ、5Lか!
    確かに興味深い。。。
    でも危なくて人には勧められませんね。

    や、取り分と言ったのは単純に窒素やリンです。主な元素は多分足りてるはずだし。
    とは言え、5Lに対しての元素の操作は米粒に字を書くよりシビアなので、単純に水道水で換水した方が早かったりして(汗)

    5Lでも、やることやってれば普通に飼えますよ。
    サンゴも数とサイズを厳選すればリアクターも不要。換水か石灰水で乗り切れる。
    僕の場合、単にLEDの制御に振り回されてるだけで、もしこれでクーラーとメタハラがあるなら超簡単に飼えると思いますよ。
    あ、あくまでもナチュラルの最低限のスキルや経験がある前提ですけど。

コメントフォーム