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T5レビュー:SFILIGOI

マリンアクアリウム エイジ 00:25
この記事を含むタグの全記事リスト: T5 スペクトル 蛍光灯

T5レビュー、まだまだ続きます♪
今回はSFILIGOIと言うブランドのT5球です。何て読むのこれ?
またまたナチュラルで購入。
だいぶワンパターンになってきたので、駆け足でお届けします(笑)

まず外観・・・

SFILIGOI

え?
逆に斬新でプロっぽいかも???

  • SFILIGOI - ULTRA WHITE
  • SFILIGOI - DEEP BLUE
  • SFILIGOI - SUPER ACTINIC BLUE 03

SFILIGOI 球

・・・ちょっと待て。
ULTRA WHITEの型番印刷が抜けてるぜぇ?
2本頼んだけど2本とも真っ白だぜぇ?
これって正しいの? 岡部さん?

光色。

SFILIGOI 光色

白が結構青いなー。

実測スペクトル。

SFILIGOI 実測スペクトル

やはり白は色温度が測定不能でした。大体50000Kくらいかしら。
ちなみに、このULTRA WHITEはATI Aquablue Specialと完全に一致しました。
その他、青系もActinic系も各社で完全に一致ですね。

公称スペクトルとの比較・・・と思ったら非公開?でした。

SFILIGOI 実測スペクトル(公称スペクトルなし)

実用構成。

SFILIGOI 実用構成

これまでの4ブランドの光量比較。

試験灯具 ATI SunPower 24W×4=96W
PPFD
成績順
1 2 3 4
ブランド ATI WavePoint SFILIGOI GIESEMANN
PowerChrome
構成 Aquablue SP×2
Blue Plus×1
Actinic×1
TROPICAL×1
SUN×1
BLUE×1
REEF×1
WHITE×2
BLUE×1
ACTINIC×1
Midday×1
AquaBlue+×1
Actinic+×1
PureActinic×1
PPFD 372 umol/m2/s 316 umol/m2/s 315 umol/m2/s 275 umol/m2/s
JIS 照度 10,814 lx 11,554 lx 9,496 lx 8,936 lx
簡易照度 19,560 lx 17,290 lx 16,750 lx 14,880 lx
UVA+UVB 19.1 uW/cm2 16.2 uW/cm2 12.1 uW/cm2 39.1 uW/cm2

これまでの評価。

  1. ATI - 1本3,000円前後で高いけど明るい。光量にこだわるならコレ!
  2. WavePoint - 1本2,000円程度で安いけどまあまあ明るい。お得なT5。
  3. SFILIGOI - 1本3,000円前後で高いのにWavePointと大差ない or 暗い。
  4. PowerChrome - 1本2,000円程度で安いが暗い。

最後に、これまでの近似スペクトル。

これまでの近似スペクトル

尚、これらはあまりに一致しているため、無駄な色分けは省略してます。

白系は各社で3波長のバランス違いで6000K-20000K程度まで光色が色々あるので、これは好みで選べはOKです。
青系やActinic系は、もはや各社同じスペクトルと考えてOKです。そのため、敢えて各社の球をブレンドしても波長リッチにはならないので、ちゃんぽんの必要もありません。
基本構成として、白+青+Actinic系さえ押さえておけばOK。
赤の演色強化を狙うならピンク系を混ぜても良いけど、白系に入ってる赤の強度で十分なので、ほどほどに。どうせ630nm以降は足しようが無いし。
Actinicは全体の2-3割程度確保しておけば幸せになれるでしょう♪

あとは、KZ社とUV Lighting社のT5管を取り寄せ中です。
海外通販のついでに頼んだので時間が掛かりそうですが、気長にお待ちを。。。
まあ、スペクトルは多分同じでしょうから、焦点は光量に絞られそうです。

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