結果 Oh! Life

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記



20166月29

Razor 15000Kアップグレードキットを試す

この記事を含むタグの全記事リスト: LED LEDライト Maxspect スペクトル 自作関連

前回の続き?
ではなく、また別のRazor物語をお届けします。

じゃじゃ~~~ん♪

Razor 15000Kアップグレードキット

Maxspect 最新Razor 15000Kの
アップグレードキットの入手に成功♪

苦節50年、幾多の困難に阻まれつつも、ようやく入手できました~♪笑
但し、例によって入手ルートは大人の事情で自・主・規・制でお願いします(汗)
欲しい方はこっそりメールでお尋ねください。
すべては、入手ルートを今後も後世に繋ぐため。ご理解くださいね。

ホントは旧Razorの欠陥対応としてメーカーや代理店が積極的に無償配布or無償アップグレードすべきなんだけど、コストを考えるとそれなりの体力が求められるから、現状では対応を期待するのは酷でしょう。。。だから、せめて有償販売で理解を求めるとか、何か策を練って欲しいところです。言うまでもなく欠陥責任に於いて最優先すべきは、非正規ユーザーの排除(=自社の利益)より、正規ユーザーの救済ですからね。

では、今回のクランケをご紹介します。
Maxspect R420R 120W 10000K!

Razor 10000K 120W

2013年に海外から個人輸入したものです。
当時スペックを検査して以降は、たまに貸し出し機として活躍しています(笑)

さて、LED基板を換装する前に、ひとつだけ注意点を。
それは、純正の放熱シートは破棄して、シリコングリスを使うと安心だよ♪ってこと♪
理由は、この図からイメージしてください。

RazorのLED基板は中央が密着していない

これは、Razorの純正パーツ構造に色々と問題があるんですが、

  1. ネジがLED基板の端(シートの外)にある
  2. LED基板が薄い(1.6mm)

このコンボに加えて、薄いとは言え放熱シートの厚みが災いし、ネジを締めると基板中央が浮いてしまうという疾患を持っているんです。なので、放熱シートを除去してシリコングリスで完全に密着させることで、LED基板上に温度ムラを生じさせることなく、均一に吸熱できるようになります。
ま、あまり致命的な温度差は生じてないとは思いますが、あくまでメンタル面での安心策と言うことで(笑)
ただ将来的には、基板を2mmにして、ネジ位置をもっと中央に寄せるべきですね。そうすればこの問題は解消されますよ。今後のMaxspectに期待♪

ちなみに、RadionやHydraはネジ位置が中央寄せなので、どんなにネジを締めてもLED基板は湾曲しません。て言うか、そもそも放熱シートもグリスも使ってないから湾曲しようがないんですが(笑)

RadionとHydraのネジ位置

* ヒートシンク表面が完全にフラットなら、放熱シートや放熱グリスは不要です

あとは、以下のLED基板の回路を参考に、配線を間違えないよう結線してください。

Razor LED基板 等価回路

* RazorのLED基板はすべて直列接続なので、サイズ毎に電源電圧が異なります

さあ、これでLED/レンズ/基板密着不全の3大複合疾患が無事完治しました~♪
いでよ! Maxspect R420R 120W 10000K改 15000K!!!

Razor 10000K → 15000K 120W

いやぁ~、やっぱ純正品はスッキリしてステキだぜぇ~?

ビームのビフォーアフター!

ビーム比較:10000K vs 15000K

やっぱ、白リフレクターは光の混ざりが秀逸だぜぇ~?

そして、スペクトルのビフォーアフター!

スペクトル比較:10000K vs 15000K

UV域の進化が目に染みるぜぇ~?笑
ただ、470nmがかなり弱いね。スペクトル見る限り、一見、入ってないのかと(汗)
ま、460-465nmだから、ほぼ450nmに同化してるのかもね。
あと、やっぱり500nm前後が欲しいけど、1ユニットあたり13素子の制約があるから、これ以上は無理かな。。。いや、いっそ445nm要らないから500nmに変更するか?笑
465nm→475nm変更、445nm→500nm変更、今後の課題ですね。

そして、最も気になる光量の変化や如何に!?

まず、当時測定した元のPPFDは592umol/m2/s @114Wでしたが、、、

Razor 10000K 120W PPFD分布

15000Kアップグレード後は、なんと564umol/m2/s @117Wでした~♪

Razor 15000K 120W 消費電力&PPFD@30cm

っておい! 減っとるやないかぁ~いっ!?笑

旧レンズ仕様 592umol/m2/s → 新リフレクター仕様 564umol/m2/s
5%ダウン~~~!!!泣

う~ん、、、そっか。集光レンズがリフレクターに変わったからね、仕方ないか。。。
だって、前々回の実験なんて見事に半分になったもんね(395→189)。それに比べたら、さすが15000KはLED素子が13ヶ→19ヶに増えただけのことはあるよ、うん。半分どころか、ちょっと低めで現状維持みたいなもんだし、ほとんど大差ないよ。うん、大差ない。。。

い~や、アタシは納得できまっせん!爆

そう言えば、新15000Kでは消費電力が軒並みアップしたよね。
60W→70W、120W→130W、160W→180W、みたいに。
じゃ、この120Wも130Wにしてみるか?

で、ドライブ回路を改造して、以下のように駆動電流を増やしてみました。

ドライブ回路変更(電流アップ)

■ドライブ電流変更
Ach:1,973 mA → 2,040 mA (+3.4%)
Bch:2,269 mA → 2,481 mA (+9.3%)

※ドライブ回路の改造は流石に電気のスキルに大きく依存するので完全自粛で(汗)

計算上は、両チャンネルとも同程度の電流アップを図ったんですが、Achは思ったほど伸びなかった(汗)。まいっか。それでもトータルで約6-7%は伸びたでしょう♪

その結果は、、、

Razor 15000K 130W 消費電力&PPFD@30cm

608 umol/m2/s @130W達成~!!!
見事Razor 15000K 130Wの完成です♪

ワイルドだぜぇ~?

ま、電源スペック的には最大156Wなので、もう少し電流を増やして150W仕様にするのもありかな~♪と妄想中。。。PPFDが700台くらいなら万々歳だしね。

以上、Maxspect Razorの15000K化でした~♪
尚、アップグレードキットもドライブ回路の改造も、すべて自己責任でお願いします。

あと、「俺のRazorも15000K化してくれ~!」と言う方は、メールでご相談ください。
勿論、正規品はサポートが失効するし、故障してもすべて自己責任ですけどね(汗)

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20166月27

Maxspect Razor用ガラスレンズ

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前回の続き。

せっかくゲットしたRazor白リフレクターも、光量が半分にナリ、見事に萎えたナリ♪笑

と言うことは、、、やはりレンズのガラス化を実現するしかないか!?
という発想は実は何年も前から抱いてきましたが、発見には至らず終い。。。

そもそも、Maxspect Razorのレンズはこんな構造になってます。

Maxspect Razor 純正レンズキット

ピカピカにメッキされた140°程度のリフレクターと、これまた120°程度の薄いプラスチックレンズの組み合わせにより、正味90°程度のビーム角を生み出しています。

Maxspect Razor 純正レンズとリフレクター

一時期は、とにかく焦げないように、純正のレンズ径に合うガラス板を見つけて、換装してみたこともありました。

ガラス板

結果は、当然広角になるので放射照度は多少落ちますが、まあLPSには十分な程度の光量は確保できました。せめてリフレクターが効いてくれてるお陰です。

しかーし! 遂に先日、Razorに合うガラスレンズを見つけましたぁぁぁ♪

ガラスレンズ

リフレクターと組み合わせるとこんな感じです。

Maxspect Razor レンズ比較

そして、純正レンズとガラスレンズのビーム比較がこちら!

ビーム比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

おおおぉぉぉ~~~!!! ほぼ同じ!!! やったぁぁぁ~~~♪

ちなみに、LED素子のみ、リフレクターのみ、のビーム比較はこんな感じです。

ビーム比較:LED vs リフレクター

さあ、ガラスレンズをレンズアッセンブリーに組み込んで見ましょう♪

外観比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

発光比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

微妙に屈折率が違うけど、まあ、ほぼ同じです。

そして、製品のビーム比較!!!

ビーム比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

やや狭角になりましたが、ピンぼけがキリッとした印象くらいの差です。

そして、気になる光強度の変化ですが、、、

PPFD比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

お~♪ PPFDも落ちることなく、純正+αをキープできてます♪

苦節30年・・・ようやく努力が実りました~笑
ついに、焦げないRazorガラスレンズの完成です!!!

あとは、焦げない代替UV素子をどーやって実現するか?笑
以前作ったRazor互換UV素子でも良いんだけど、リフローが面倒だし。。。
しかも経年劣化したものは、LED基板が弱くなって再リフローに耐えられないケースもあり、先日も失敗して結局手持ちのLED基板を納品する事態に。。。泣

となると、、、もうコレしか方法は無いかな?爆

あとは、お金余ってるなら、特注でアルミ基板を作っちゃうという方法も(爆)
試しにオンライン見積もりしたら、2枚で60000円オーバーでした♪汗
ワイルドだぜぇ~?

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20166月25

Maxspect Razor 白リフレクターを試す

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先日、Maxspect Razorの白リフレクターをゲットしました♪

Maxspect Razor 白リフレクター

国内ではB-BOXでも1980円で購入可能なようですが、別途送料が740円かかる(こないだまでは900円台だった?)ので、定形外で200円圏内のモノに4-5倍払うのは痛いな~と悩んでいたら、たまたま別ルートを発見したので、早速調達してみました。しかも送料込みで2,000円ちょい♪笑
但し、大人の事情で入手ルートは自粛します。欲しい方はこっそりメールください。

では、今回のクランケをご紹介します。
Maxspect R420R 60W SP!

Maxspect Razor SP 60W

Maxspect R420R 60W SP パッケージ

SPと言っても、正式名は「Majestic Violet/マジェスティックバイオレット」です。
よく「フルスペクトル」と間違えられてor勘違いされてるらしいですが、代理店曰く「販売店が勝手にフルスペクトルと言ってるだけ!」ということらしいです。又聞きですが。
紛らわしいので、型番は「SP」じゃなくて「MV」とかが良いかもですね。

さて、Razorのノーマルレンズはこうなってます↓

Maxspect Razor ノーマルレンズ

ビーム角はこんな感じ↓

Maxspect Razor 白リフレクタービーム

直下PPFD @30cmはこんな感じ↓

Maxspect Razor SP 60W ノーマルPPFD

Razorはビーム角が90度あるので、どうしても放射照度が低いのは仕方ありませんね。

ただ、皆さんもご存じのように、Razorのレンズは非常に重大な欠陥を持ってます。それは、UV非対応のプラスチックレンズを使用してしまったため、UV側に配置されたレンズが経年劣化で軒並み焦げたりトロけたりしちゃうというモノです。しかも、UV素子自体も焦げるというダブルパンチです(汗)

LEDチップとレンズが焦げたMaxspect Razor

従って、いずれリコールが出るだろうと安易に構えていた訳ですが、そんな淡い期待を余所に、新型Razor 15000Kでは旧UV素子と旧レンズを廃止して新ガラスUV素子と新リフレクター方式を採用してきました。これならもうUV素子もレンズも焦げませんね♪

あとは被害者救済として、15000Kアップグレードキットの無償提供を待つだけですね。最悪、有償でも良いから、とにかく被害者に対して機能を回復できるプランを用意して欲しいのが本音です。諦めずに待ってみましょう。
あ、間違っても部品の入手ルートを潰して被害者を逆撫でるなんてダメ、絶対!汗

Dear Maxspect,
The customer of old Razor waits for free distribution of the new 15000K LED PCB upgrade kit. The Maxspect must achieve the responsibility for the defect. Or even if LED parts is not free, will be permitted. Please never interfere with a customer getting the LED parts outside Japan.
Best Regards,
Eiji Myorin

と言う訳で、Razorのノーマルレンズを白リフレクターに換装してみました。

Maxspect Razor 白リフレクター装着

ビーム角はこんな感じ↓

Maxspect Razor ノーマルビーム

拡散成分こそ増えましたが、ビーム角自体はノーマルと同じ約90°です。

直下PPFD @30cmはこんな感じ↓

Maxspect Razor SP 60W 白リフレクター装着PPFD

ガーン。。。
半減かよ。。。大汗

やっぱ、新型は素子数が13→19素子へ約1.5倍に増えてるからこそ大光量化が実現しましたが、旧ロットにリフレクターだけ付けても全然アカンということね(´;ω;`)ブワッ
いくら焦げなくなっても、この光強度だとLPSも心許ないしなぁ。。。

と言う訳で、次のネタへ。。。

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