結果 Oh! Life

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記



20149月30

MACTE8 光によるサンゴのカラーマネージメント

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MACTE8 講師風景

ぼっちで居残り補習・・・じゃありません(笑)

先日9/27(土)、高崎にある海水プロショップのベッセル恒例のMACTE(Marine Aquarium Conference of TAKASAKI East)の第8回が開催され、恐れ多くもその講師を勤めさせて頂きました。
タイトルは「光によるサンゴのカラーマネージメント」です。
内容はザックリとこんな感じ↓

MACTE8 カンファレンス資料

  1. サンゴ礁の光環境
    • 海中の波長の減衰率
    • 海中スペクトル
    • 月光スペクトル
  2. サンゴの色彩
    • 褐虫藻と光合成色素
    • 蛍光タンパク
    • 色素タンパク
    • 水質か?波長か?
  3. サンゴ飼育LED照明の考察
    • LEDのメリット
    • 推奨されるスペクトル
    • スペクトルシミュレーション
  4. サンゴカラーレポート VOL3
    • グラフの見方
    • サンゴ別スペクトル解説

約20ページの資料と、カラーレポート35ページを解説させて頂きました。
今回で第3弾となるカラーレポートはオージーサンゴ特集です。

サンゴカラーレポートVOL3

予定の2時間を少しオーバーしてしまいましたが、それでもかなり駆け足での説明になってしまい、きちんと説明できたか少々不安です。。。汗

MACTE8 ディスカッション

それにしても、約半数が業界関係者の方とか。。。汗
MACFの方も来られてましたので、次号で紹介などあるかも?

いつか皆さんの街にも?
ご用命は最寄りのホームショップさんまで♪笑

今回ご参加いただいた皆さん、拙い内容でしたが、ご清聴ありがとうございました。
もし不明な点やご質問などあれば遠慮無くメールFBメッセでお尋ねください。
ほとんどお話出来なかった方も、またお気軽に声をかけてください。

最後に、今回このような機会をくださったベッセルの荻野氏に心より感謝いたします。
また、開催準備を進めてくれた同ショップの十川氏、今回の資料印刷や遠征の足となってくれたブルーハーバーの和田氏と膳所氏、取材の準備と進行を努めてくれたコーラルフリークスの鶴田氏と平野氏、併せてお礼申し上げます。
あと、お土産を持参してくれたLSSの岡部氏、MAの円藤氏と江藤氏、歴代講師の青木氏と柏氏も、ご出席ありがとうございました。

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20149月06

新Grassy LeDio RS122スペクトル検査

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LeDioファンの皆様、大変お待たせしました!
ようやく新Grassy LeDio RS122をスペクトル検査しましたよ!
発売されてから2ヶ月以上経っちゃいましたが。。。
なかなか暇がね。。。汗

新Grassy LeDio RS122シリーズ

今回リニューアルした新RS122の、旧RS122との大きな違いは、

  • 全ReefシリーズにViolet 420nmを採用!
  • FreshシリーズにUV 400nm + Violet 420nm採用タイプを追加!

となり、筐体や電源に変更はないとのことです。

Grassy LeDio RS122 Reefシリーズの検査結果

まずは海水向けReefシリーズから。
ReefシリーズにはViolet 420nmの波長が追加され、色名末尾にVが付きました。

配光とビーム色

Reefシリーズ:ビーム

見た目には旧型との違いは判りません(汗)

LED配列と発色

Reefシリーズ:LED

ReefUVにはUV 400nmとViolet 420nmが、他の光色にもViolet 420nmが採用されているのが判ります。但し、眩しいので肉眼では絶対に直視しないように!汗

スペクトル測定 (by UPRtek MK350)

Reefシリーズ:スペクトル(MK350)

あいにくスペクトルに大きく現れるほどの球数は入ってないので、あくまで420nmは隠し味程度に捉えてください。とは言え、料理に於いて隠し味はなくてはならないモノ♪笑
但し、ReefUVは400nm/420nmともに嬉しい存在感です!

スペクトル測定 (by ASEQ LR1 200-1200nm)

Reefシリーズ:スペクトル(LR1)

お馴染みのLR1測定によって、スペクトル強度が比較できます。

LEDに詳しい方ならこのスペクトルの意味がお判りと思いますが、どうしてReefWhiteVやReefUVの波長ピークの強度が低いかというと、白LEDを多用しているからです。白LEDは青LEDチップ+蛍光体で出来てますが、青LEDの波長を蛍光体で中域の波長に変換しているため、青が消費され、中域が持ち上がるという訳です。

最後に各光量測定

Reefシリーズ 光量@30cm
JIS照度 [lx] 簡易照度 [lx] PPFD [umol/m2/s]
ReefDeepV 7,606 35,860 962
ReefBlueV 15,486 39,010 977
ReefWhiteV 12,484 25,640 642
ReefUV 16,668 31,780 758

光量も概ね公称通りでした。
もはやシステムライト並のPPFDです(汗)
強すぎるので強光障害にはくれぐれもご注意を!汗

Grassy LeDio RS122 Freshシリーズの検査結果

続いて淡水向けFreshシリーズです。
従来のFreshWhite以外に、UV搭載型のFreshUVが追加されました。

配光とビーム色

Freshシリーズ:ビーム

ビーム色からも、FreshUVがFreshWhiteよりも色温度が低いことが判ります。
とは言え、写真のような赤っぽさはなく、実物は太陽光の真っ白に近いです。

LED配列と発色

Freshシリーズ:LED

スペクトル測定 (by UPRtek MK350)

Freshシリーズ:スペクトル(MK350)

新FreshUVが素晴らしい♪
色温度は公称より少し低い7000K程度でしたが、演色性は公称以上のRa96
波長分布も、これはまさに太陽光です!
スペクトル・色温度ともにメタハラ6500Kと同等と思って良いでしょう。
これは思わず水草に当てたくなるスペクトルなんじゃないの?笑
もちろん、UV無しのFreshWhite2もRa94の超高演色ですよ。

スペクトル測定 (by ASEQ LR1 200-1200nm)

Freshシリーズ:スペクトル(LR1)

もちろん、FreshWhiteも凄いですよ。巷の水草育成LEDライトのような500nm前後の欠落もなく、見事なフラットスペクトルです。しかし、一度FreshUVを見てしまうと、、、笑
僕はLeDioのスペクトル設計には関わってませんが、目指すところは同じ気がします。

太陽の子には太陽を♪

水草にしてもサンゴにしても、みんな太陽の子ですからね。
水槽で飼うのは人間のエゴ、だったらせめてVIP待遇で。。。笑

最後に各光量測定

Freshシリーズ 光量@30cm
JIS照度 [lx] 簡易照度 [lx] PPFD [umol/m2/s]
FreshUV 31,560 29,860 608
FreshWhite2 29,130 27,520 567

こちらもほぼ公称通り。光量に関してはもう疑う余地は無さそうです。

尚、応援市場では現時点で取り扱っておりませんので、ご購入は各取扱店やネット通販でどうぞ。応援市場でもいずれ検討します。

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