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ボルクスジャパン新LeDio9+シリーズ近日販売開始!

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ボルクスジャパンから連絡があり、新LeDio9+シリーズの発売準備ができたそうです。応援市場の方でもこれから販売準備に取りかかります。しばらくお待ち下さいませ。

尚、新LeDio9+シリーズの販売開始と同時に、旧LeDio7とLeDio9+サンプル出荷は終了いたしますので、なにとぞご了承願います。

LeDio9+のサンプル出荷はもう無いけど、LeDio7の方はまだ少しあるようなので、ご入り用の方はお急ぎ下さい。今日明日中にはリストから抹消されますゆえ♪

では、正座してお待ち下さいませ。

追伸:
LeDio9+の正式版は、あれから更に磨きを掛けたそうなので、凄く楽しみです♪
とりあえず手元に届いたらレポしますので、お楽しみに。

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LEDシステム照明は、どうあるべきか?

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えと、前回までの記事とは関係なく、僕が独自に妄想を膨らませた考察です。妄想ですから、話半分で眺めるのが吉。ただでさえ適当に書いてますし(笑)

ちなみに僕は、省エネの象徴でもあるLEDを使うからには、効率の徹底も光量の確保も全~部満たさないと気が済まない性格です。そのための工夫無くして、ただ素子を大量に並べただけのものには申し訳ないけど魅力を感じません。しかもそれが世代の古い素子、ランクの低い素子だった日にゃ~・・・。ゴロゴロ。

LEDも過ぎれば毒となる、しかし素もまた毒の連鎖である - エイジ

この考察をしたのはもうずいぶん前ですが、下の図は照明自体の光束値を2,000lmと仮定して、50cm前方の照度をレンズ別に理論値で比較したシミュレーションです。なんで2,000lm?かと言うと、その辺が省エネで現実的だから。前にも掲示板で見せたかも。

LEDシステム照明の残念賞

まず、30°レンズは落第でしょう。これこそコントラスト問題が強すぎて、生体を拷問にかけるようなものです。確かに照度は魅力的ですが、実用的ではありませんね。救えるとしたら、距離をおいての多灯か。。。そんな勿体ない・・・(笑)

次にレンズ無しはと言うと、これは光量がまるで確保できません。拡散性は良いのですが、しすぎです。なので、現状の製品はどれも100W以上の電力大食い仕様になっています。そうしなければ目的の光量が得られないためです・・・って、得られたのか?(汗)
しかも、現時点では効率があまりよろしくない高出力の素子 (3Wや5W、20W、30W等)を多用しています。確かにでかいの並べた方が楽だし安上がりですから。ですが、ここまでくるともう効率は度外視になります。
しかも広角過ぎますから、水槽の外にも光がジャジャ漏れ、むしろ壁を頑張って照らしちゃうので、極力水面ギリギリを攻めなければなりません。塩害が。。。(汗)
これじゃ、LEDに対して誤解も生みますし、否定されても仕方ありません。もっとLED本来の意味を理解し性質を生かさないと、 LEDを使う意味がありません。メタハラの方が良いじゃん♪って話にもなります。お願いだから、有望な素材をもっと真剣に使って欲しい。。。

LEDは用法・用量を守って、正しく使いましょう♪

LEDシステム照明の理想案

そこで、僕が考えてた一番有望な案は、おそらく90°前後のレンズ搭載型ではないかしら?と。一見、話だけだと120°とさほど変わらないように感じます が、実際に計算してみるとこれがまた120°とは段違いのスペック。単純に考えても、レンズ無しの半分以下の消費電力で実現できそうです。しかも60°よりも光が拡散されますから、水槽のサイズも吟味すれば、反射光も得られて、すこぶる良い結果が容易く想像できます。これぞLEDの正しい使い方です。
また、60°レンズでもそこそこの効果は期待できそうです。レンズ単体の市販品はなかなか見かけませんが、実はあるところにはあります(笑)

もちろん、効率も無視できませんから、現状でもっとも有利な1~2Wあたりの素子を多用したいところです。効率100lm/W越えも常識になりましたからね。今なら150lm/W越えなんてのも♪
ちなみに考えてみれば判りますが、仮に100lm/Wの1W素子×30ヶ=3,000lmと、60lm/Wの3W素子×10ヶ=1,800lmと、同じ30Wでどちらが良いかなんて考えるまでもありません。例えそれで材料費が抑えられても、性能が半分なら僕なら要りません。

素子の効率例:エジソン社 Edixeon A シリーズより

素子型式 出力 光束 効率
EDEW-1LA5-F1 1W 110lm 110lm/W
EDEW-3LA1-1 3W 170lm 56.7lm/W

先ほど「2,000lmが現実的」と書きましたが、例えば白だけなら100lmの1W×20ヶで事足りる訳です。仮に青を入れるとしても、計30~40ヶあれば良いでしょう。50Wにもなりません。あとは、水槽面積に合わせて横に並べるだけです。90cmでも2~3基で十分♪ それでやっと100~150Wです。しかも効率が良いので、意味のある100Wです。
しかし、3Wで200lmにも満たない素子なら、仮に200lmだとしても2,000lm確保するのに30W分必要になります。それが5W、20W、30Wと上がれば上がるほど非効率になります。結局、100W消費して3,000lmとか4,000lmが関の山でしょう。100lmの1W素子なら40W分で4,000lm作れると言うのに。。。という話。机上の空論とも言うが(笑)

で、極めつけは、それをなるべく安価で作って欲しい(汗)。だって、今の開発ペースなら1年後にはゴミ同然のスペックにもなり下がる商材ですからね。事実、数年前の製品が既に(略)。そんな綱渡りに10万投資とか、無茶ですってば。

と言うわけで、LEDのシステムライトについては、本格的な本当に良いものを作るのは、僕はまだ時期尚早かな、と。技術開発と進化のサイクルを考えれば、今はせいぜい電球型の良いものを探っているくらいが無難でしょう。あとでもっと良いものが出ても電球型なら負担は軽いし、小さいからいくつでも多灯できます。毎年追加してもたかが知れています。その辺を理解している日本の企業はさすがだと思います。
しかし、10万のシステム照明は毎年買い換える訳には・・・。例えすぐあとに省エネ・高効率の良いものが出ても、指をくわえて眺めているしかありません。それも僅かな差ならまだしも、飛躍的に改善される可能性が非常に大きい。そんなの、僕なら泣いちゃいます(汗)
だから、もし今どうしてもLEDでシステム照明を組むならば、余計な機能は端折ってなるべく安価な設定でいくべきです。多機能化によりスペックを穴埋めしても、本質的な問題解決にはなりません。それよりも、入れ替え時の負担を軽減するための価格設定の方が、ユーザーにとっても親切ですし、それが支持へと繋がるでしょう。

とは言え、いつの時代も技術の進歩には人柱は必要です。効率が悪くても電気代が掛かっても、とにかく光量がそこそこあるなら使ってみたい!という場合には、勿論それはそれで良いと思います。それが業界の前進を促す訳ですから。
ただ、僕は初期の液晶テレビを買って失敗した口なので、歴史の浅い製品はなかなか薦められませんけどね。40万もしたのに。。。汗

以上、簡単ではありますが、LEDシステム照明に関する最近の妄想と警告です。

ちなみにこれはただの構想です。模倣するのは簡単ですが、もし出すなら十分に検証してから製品化してください(笑)。また、事前に一言あれば、その良識を高く評価します♪
UVの時は一社だけ事前報告があったんですが、あとは駄々漏れです(曝)

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LEDのコントラスト問題の回避

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前回のLEDのコントラスト問題の報告に続き、今回はその回避策のご紹介です。

ボルクスジャパン LEDシステム照明装置 初号機

まず、この問題に気づいた時、運良く手元にはあるモノがありました。これを使えば、補助光として利用することができます。本来は別の目的で用意されていたものですが、まだ試す暇がなかったので、今これを使わない手はありません。

それが、ボルクスジャパンLEDシステム照明○○○の試作機です。名称はまだ内緒だけど。

書く書くと言いつつ、気がつけばもう4月ですか。。。
実はこれ、届いたのは年末なんですけど(曝)
しかも、本来の試験がまだなんですが。。。汗
て言うか、先月もこの二号機が届いてます。。。
うーん。。。時間よ止まれ♪

とりあえず、今回のご紹介は触りということで、まずは初号機の方をサクッとお届けします。メーカーに確認したところ、モザイクすればOKとのことですので。

まず、LED素子面。大きくモザイク(笑)

ボルクスジャパンLEDシステム照明初号機の素子面

誰ですか、目ぇ細めてるのは(笑)
仕様に関わる部分なので、僕の判断でモザイク大盛りです。
素子の仕様、総出力も、とりあえず伏せておきましょ。

で、次は照度測定の様子。

LEDシステム照明の照度測定

写真からも判るかも知れませんが、30cmでなんと27,000Lxオーバーです!
さらに嬉しいのは、他の流通品より遥かに省エネ仕様だと言うこと♪
ただ、この製品については現在も改良を重ねているようで、正式発売はまだかなりあとになりそうな予感です。ま、より良いものに仕上げて欲しいと思います。他所の真似をして慌てて出しても良い事はありませんからね。

で、それを贅沢にも補助ランプとして使ってみた図(苦笑)

LEDシステム照明を水槽へ補助光として使った様子

カメラ用の三脚に固定して使ってます。現在進行形。もうかれこれ4ヶ月(笑)
もちろん、明るすぎるので、かなり距離を置いてます(笑)
1メートル離しても5,000Lx弱ありましたから。。。
お陰で、悩みのスイーパが軽減できたし、感謝です。
ま、結果的には管理不足で溶けましたが。。。泣

で、肝心のコントラスト問題の回避策ですが、もし僕のようにLEDによるミドリイシの不調が疑わしい場合、可能であればランプを追加して、なるべく満遍なく当ててみてください。なるべくコントラストが強くなりすぎないように。もちろん、なるべく広角な製品で。
また、どの時点でLEDを追加する場合でも、かならず光障害のテストを行ってください。まずは無難な高さからスタートし、萎縮したりスイーパが出ないことを確認すべきです。もし異常が出たら、それが当面の限界値と捉えてください。
但し、環境次第では適応範囲は変わる可能性もあります。例えば極端に言えば、単発だと10,000Lx当てただけでも障害が出るのに、複数の角度から合計30,000Lx当てた場合は何故かOK、とか。それこそがコントラスト問題が原因といえるでしょう。

但し、念を押しますが、このコントラスト問題は僕が勝手に言っているだけで、必ずしも正しい解釈では無いかも知れません。でも、こうしてみんなでデータを出し合っていけば、それは後の資料となるでしょう。アクアなLEDをもっと固めていきましょう♪
皆さんからの情報もお待ちしております。

さて、ミドリイシ実験の第二幕は、これをメインにして、現在の各電球型を補助に回しての進行を夢見ています。まずはROと自動給水をなんとか確保しないと。。。なんか結局ゴチャゴチャしてくるなぁ。シンプルでいきたいのに。。。ま、実験が終わるまでの辛抱か。

次回は、今回のコントラスト問題も視野に入れた、LEDシステム照明の考察をお送りします。

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