海を創るには



水酸化カルシウムによるカルシウム添加


今でこそアクアメーカーから専用のカルシウム添加剤が豊富に提供されていますが、昔は石灰水の添加が一般的な方法でした。 一度は経験しておくと良いかも知れません。何より安いです。


水酸化カルシウムを調達する


水酸化カルシウムは薬局にて購入できます。特級500gでおよそ1,000円程度。

水酸化カルシウム


水酸化カルシウムの添加量計算


■水酸化カルシウム

溶解度 : 0.170% (25℃) - 1Lに1.7gの水酸化カルシウムが溶解可能

●原子量
カルシウム : 40.1
      酸素 : 32.0 (16.0×2)
      水素 :  2.0 (1.0×2)

●飽和石灰水1Lのカルシウム濃度
1.7 * 40.1 / ( 40.1 + 32 + 2 ) ≒ 0.92g = 920ppm

●海水100Lに飽和石灰水1Lを添加すると
920 / 101 = 9.1ppm↑

●100L水槽を20ppm上昇させるには (A = 飽和石灰水の量:リットル)
920 * A / (100 + A) = 20ppm
920 * A = 2000 + 20 * A
900 * A = 2000
A = 2000 / 900 = 2.222 ≒ 2.2L
∴ 飽和石灰水を2.2L入れれば100L水槽のカルシウム濃度が約20ppm上昇する

●5L水槽を20ppm上昇させるには (A = 飽和石灰水の量:リットル)
920 * A / (5 + A) = 20ppm
A = 0.111 ≒ 111cc
∴ 飽和石灰水を111cc入れれば5L水槽のカルシウム濃度が約20ppm上昇する

飽和石灰水を実際に添加する


飽和石灰水はpHが高く(12.4)、水槽へ急激に添加するとたちまち水槽内の重炭酸と結合して炭酸カルシウムとなり、 白濁して沈殿してしまいます。 そうなると、カルシウム濃度は上昇するどころか、むしろ重炭酸を巻き込んで沈殿するため、水槽内のKHが低下するだけに終わります。 そうならないために、点滴器具を用いて、1滴/秒程度でゆっくりと添加していく必要があります。

もちろん試薬による濃度の確認をお忘れなく!


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