ヤドカリパーク



超ヤドカリ図鑑


ヤドカリ科/Diogenidae


ミギキキヨコバサミ属/Pseudopaguristes McLaughlin, 2002


和名未定/Pseudopaguristes janetkae McLaughlin, 2002

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本種は2002年に新設されたPseudopaguristes属のモデルとなった種です。「Pseudopaguristes」とは、直訳すると「ニセヒメヨコバサミ」となります。恐らく「いくつかの形質はヒメヨコバサミ属に似るが・・・」のような由来なのでしょうか。
本種は眼柄と第一触角、更に第二触角の基部が黄色く、また鋏脚は赤色(ピンク)となる。歩脚は淡い乳白色で若干の産毛があり、また指節内側には細かなトゲ状の毛が規則正しく列んでいます。


和名未定/Pseudopaguristes shidarai Asakura, 2004

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P. janetkae に似るが、本種は鋏脚がオレンジ色で、眼柄も第一触角も赤いタイプ。
この属もオスは特に右鋏脚が大きく(写真)、またメスの鋏脚は小さく左右ほぼ同じくらいの大きさである。また歩脚には細かな体毛が多い。


ミギキキヨコバサミ属の一種/Pseudopaguristes sp. [1]

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本種は P. shidarai に酷似するが、鉗脚は左右共に小さく、色も歩脚同様に乳白色である。
写真の個体は小さいため P. shidarai の幼稚体である可能性もあるが、基本的に同属他種も同様に小型種であるため、現在のところ他の標本が出てくるまで詳細は不明である。


ミギキキヨコバサミ属の一種/Pseudopaguristes sp. [2]

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本種も sp. [1] 同様に P. shidarai に酷似するが、こちらはなんと鉗脚が若干のピンクである。かと言って P. janetkae とは眼柄がやはり異なる。今後の標本に期待するところ。
写真は宮古島から入荷した個体です。


ミギキキヨコバサミ属の一種/Pseudopaguristes sp. [3]

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本種の写真は、石垣在住の探偵(HN)さんが2006年8月11日に石垣島海底にて撮影されたもので、ご厚意で掲載の許可を頂きました。この他にも探偵さんのブログではマニアにとっては生唾モノのレアなヤドカリの写真が多く掲載されていますので、是非一度ご覧くださいませ。
ちなみに本種も新種である事は間違いないでしょう。


和名未定/Pseudopaguristes monoporus (Morgan, 1987)

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一見するとブチヒメヨコバサミに酷似しますが、本種は眼柄が青くはならず、逆に第一触角に青さが入ります。
専門の先生へ同定を依頼した結果、インド西大平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布している P.monoporus との事でした。最近、沖縄近海から比較的コンスタントに入荷しているのも恐らくこの種ではないかと思います。また本種は色彩にいくつかの変異が見られます。
本種は最近ヒメヨコバサミ属から本属へ移行された種です。


和名未定/Pseudopaguristes laurentae Morgan & Forest, 1991

新記録(2012/11/26追記):久米島 雄2.5mm 水深179-192M ドレッジ 2009/09/25

Rahayu, D.L. & M. Osawa, 2012.
Hermit crabs (Crustacea: Decapoda: Diogenidae) from the KUMEJIMA 2009 Expedition, Japan
Zootaxa 3367: 176-190.


和名未定/Pseudopaguristes bicolor Asakura & Kosuge, 2004


ボーランドミギキキヨコバサミ/Pseudopaguristes bollandi Asakura & McLaughlin, 2003




「ミギキキヨコバサミ属/Pseudopaguristes McLaughlin, 2002」の分類




本データベースの作成にあたり、千葉県立中央博物館動物学研究科 駒井智幸 先生より多くの助言を頂きました


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