本種はさすがこの属にしてこのサイズです。写真の個体でも十分な成熟個体ですが、なんとその背負った殻自体が2mm程の大きさなのです。写真はこれが限界でした。
しかも駒井先生へ同定をお願いしたところ、この個体はしっかりと抱卵していたそうです。
また眼柄の形状に特徴があり、このように複眼が先端に向かって狭まる種と言うのは希少種との事です。特に浅海域ではこの種くらいしか確認されていないそうです。
本種もまたカメラマン泣かせなサイズで、甲長も1mmあるかないかでしょう。
それにしても、このようなスケルトンボディに赤いジンマシン模様と言うヤドカリは、Enneopagurus sp. 、Turleania sp. に続き3種目となりました。種を越え属を越え酷似する色彩・・・。奥が深いです。
本種は少し大きな(と言っても C. foresti やマダラヒメヤドカリに比べての話)サイズですが、動作は鈍い・・・と思いきや、危険を察した際の反応は目を見張るものがあります。なんと後方へ勢い良く飛び跳ねるのです。それ以外の時はジッと固まっていますが・・・。
またツノヤドカリのように砂に潜る性質も持っています。
また体色の模様以外の部位は透き通っています。
2007/4 私の独断による写真判定にて本種としました。機会が有れば同定して頂こうと思います。
本データベースの作成にあたり、千葉県立中央博物館動物学研究科 駒井智幸 先生より多くの助言を頂きました
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