結果 Oh! Life

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記



201310月19

スプリング社LED詐欺再犯:続報2

この記事を含むタグの全記事リスト: LEDスポット ヤフオクLED

スプリング事件の、またまた続報です。

その前に関連記事はこちら↓

さて、一昨日17日と昨日18日に例の案内分が更新されました。

10/8時点で張り出された文言のキャプチャ画像はこちら↓

10/8時点の案内文

一昨日10/17時点で書き換えられた文言はこちら↓

10/17時点の案内文

昨日10/18時点で書き換えられた文言はこちら↓

10/18時点の案内文

これらの違いは以下の太字部分です。

10/8

NUV使用製品について
一部のNUV製品についてお客様よりお問い合わせをいただいております。
現在、事実確認を行っております。
確認次第、追って報告致します。

10/17

NUV使用製品について
一部のNUV製品についてお客様よりお問い合わせをいただいております。
販売しているグランクリエイト全製品は取引先、販売日、生産完成日をシリアルで管理しておりまして事実確認を行っております。
確認次第、追って報告致します。

10/18

NUV使用製品について
販売店様、お客様、ご関係者様に大変なご迷惑をおかけしておりまして申し訳ございません。
一部のNUV製品についてお客様よりご指摘いただきました点につきまして、確認作業中でございますが、まずは該当商品を自主回収を開始いたします。

販売しているグランクリエイト全製品は取引先、販売日、生産完成日をシリアルで管理しておりまして該当商品を販売したショップ様にご連絡いたします。また、既にご購入済みのユーザー様には弊社からも直接のご対応いたします。

詳細についてはこちらをご覧ください。

これらの突っ込みどころは、

  1. 10/8の「事実確認を行っております」から10日が経過しながら未だ「確認作業中」であると言う点。僕が日亜化学に確認した際、2日で確認が完了しましたが。
  2. 「確認中」と言う事は、現時点ではまだ真偽が不明なはずなのに、何故か自主回収を開始してしまった点。確認によって不備が無ければ回収の必要は無い訳で、逆に回収を開始したと言う事は不備を認めたことと同義である。よって、本当は不備を知ってるんじゃないの?という疑惑が生まれます。
    企業が企業としてまともに機能していれば絶対にあり得ない不可解な措置です。

こんな調子だと、もしショップさんやユーザーさんが今なおスプリングに問い合わせても、

「現在、日亜化学に確認しております」

などと苦しい言い訳をするかも知れません。
しかし騙されないでください。その確認は10/4の時点で既に僕が済ませています。
日亜化学の知財部の方から明確に「弊社製品ではない」と回答を頂いてます。
それに、少しLEDに詳しい方なら、現物を見れば日亜製かどうかすぐに判ります。
むしろ判らないなら、LED製品を作る資格はない、と言って良いくらいです。
例えばそれは、カローラを指してフェラーリだと言い張るようなものです。
それほど明確な違いなのです。
今すぐ該当製品を分解してLED素子を目視してそれが日亜化学製ではないと判断ができないなら完全にモグリです。

ですから、今スプリングがすべき報告は、日亜かどうかの次元の話ではなく、

  • 知っていてやったのか?
  • それとも中国が勝手にやったのか?
  • それを検査・管理してなかったのか?

そういう次元の釈明が必要なのです。

いずれにせよ、

  • 誠意ある謝罪 (3年前のCree偽装の件も併せて)
  • 該当製品の自主回収
  • 全額補償

等の対応が必要です。

そして極めつけは、昨日の追記で用意された当方への反抗文書です。その中に以下のような記述がありました。

PSE 取得の有無について
また、あわせてPSE を取得していないとのご指摘も頂いておりますが、これについては以前から正式に取得済みでございます。この事実無根の内容を確認せず記載したことにつきまして1.023worlサイト運営者に記載の即時訂正と謝罪要求をしたいと思います。

とのことです。
にわかに信じがたい稚拙な思考と表現に正直驚きました。まさか自ら墓穴を掘るとは。。。
過去に宮咲社長とメールのやりとりもありまししたが、ここまでとは予想外でした。。。
きっと、書いた本人も一体自分が何を書いてしまったのか気付いていないのでしょう。。。
まあ、でもこれで、このスプリングという会社の正体がよくお判りいただけたと思います。
是非これを多くのショップさんやアクアリストさんの間で拡散して欲しいと思います。

尚、このPSEに関する部分は次回の更新で大きく触れたいと思います。
はじめは、今のうちに僕に対する謝罪要求を撤回して謝罪するなら見逃そうかとも考えましたが、やはり甘いと突っ込まれそうなので、容赦なく進めることにします。

ところで、これまで「370nm NICHIA製」と表記していた文言は、10/8の時点で既に「370nm」に書き換えられています。

10/4時点

「370nm NICHIA製」10/4時点

10/8時点

「370nm」10/8時点

まあ、これ自体は嘘を認めたと言うよりは、真偽がハッキリするまでの自粛でしょうね。

ただ、強いて言えば、370nmではなく385nmです(苦笑)
きっと波長を検査する設備を持たない会社だろうと思うので無理はありませんが、もし書き直すなら、僕の測定結果を鵜呑みにするのではなく、自社できちんと測定し直してから修正してください。

つづく

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201310月16

スプリング社LED詐欺再犯:続報

この記事を含むタグの全記事リスト: LEDスポット ヤフオクLED

前回の10/4のショッキングなニュースから、早10日余りが経過しました。

その4日後の10/8には、スプリングのサイトに以下のような文言が現れました。

スプリングの説明

そして、それから更に一週間余りが経過しています。。。
一体どうするのかなぁ???と思って見てましたが、なんとそのまま放置状態(苦笑)
はい、そうですよね。普通なら事実確認に一週間はかかりません。
あくまでも本気で確認をしているなら、の話ですが。。。

まあ、どんな報告が出てくるのか、引き続き待ってみたいと思います。

ところで、スプリングのサイトには、スプリング製品の取扱店を記載したページがあります。
以下の2つのページです。

僕は当初、このページに記載されたショップを、スプリングの違法行為の巻き添えから救済する方法はないかと模索すべく、これらのページを保存していました。そして、実際にどのショップの通販ページにスプリングの製品が出品されているのか記録も取っていました。
そしたら、、、

あ・・・あのショップも、このショップも、グラクリの販売を終了してる!?
しかも・・・スプリングの取扱店ページから、いくつもショップ名が削除されてる!?

今日現在、多くのショップや代理店が行動を起こし、自社の通販サイトの出品リストからスプリング製品を撤去されたり、スプリングのサイトからショップ名を削除させたり、非常に多くの変化を見ることができるではありませんか!!!

常識とモラルを持った正しいショップが、まだこんなにもたくさん・・・感動!

当たり前の反応のはずが、こんなにも感動を呼び起こすのは、近年のネット品位のせい?
しかし、どんなにネガティブな負の力が集まろうと、お天道様の下では役に立ちません。
それが今回よく判りました。正しい事は正しい。簡単なことでした。

ここで、あの有名ドラマからぴったりの文句を拝借します。

半沢直樹 第10話 (最終回) より

どちらが正しくてどちらが間違っているか、
少し考えればどなたにでも判るはずです。

(中略)

これ以上、自分たちを誤魔化し続けるのはやめましょう。
黒は黒、白は白です。
そうは思いませんか?

これは現代のネット社会に渦巻く邪悪なエネルギーを全て吹っ飛ばす灼熱の波動です。
違法行為は絶対に許されない行為ですからね。ダメ、絶対。

違法行為はダメ、絶対!

ところで、まだあと少しのショップが残っています。もし、その中にあなたの御用達のお気に入りショップがあるなら、どうか事情を教えてあげてください。きっと、周りから親しまれ愛されるショップなら、多くの顧客から助け船の声が届くでしょう。

あのペニーオークション事件の時のように、関わった芸能人が干されたり活動自粛を余儀なくされたり等、あんな辛い思いをアクアショップにして欲しくはありません。だってペニーオークションの場合は多くの芸能人はほぼ自覚ある関与でしたが、今回のスプリングのLED詐欺は僕が調べて初めて発覚したことなので、取り扱っていたショップに罪はありません。すべてはスプリングの責任なのですから!

全国のショップや代理店さんは、一日も早く顧客の皆さんを安心させてください!

しかし、もしスプリングがすべての罪を認め、反省し、謝罪し、過去の詐欺も含め全額補償するならば、再考の余地は出てくるかも知れません。その時の判断は各ショップにお任せしたいと思います。

但し、今回の事件はあくまでも再犯だと言う点にご留意ください。
僕がいつもより厳しく訴えるのは、再犯だからです。

つづく

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201310月04

スプリング社UV 370nm搭載LEDスポット検証

この記事を含むタグの全記事リスト: LEDスポット スペクトル ヤフオクLED

先日、こんなものを入手しました。

スプリング - グランクリエイト UV370nm入りモデル

昔、LED素子のブランド偽装で世間を騒がせたスプリング社のLED製品です。
当時の記事はこちらを参考にどうぞ。

  1. 告発?警告?まずは武士の情けから - 2010/11/21 (コメント欄に注目)
  2. 常識を得るのが難しい時代… - 2010/11/29
  3. 詐欺LED続報 - 2010/12/13

あれから3年。。。
少しは改心したのか、あるいは相変わらずなのか。。。
と言う訳で、ちょうど良いので抜き打ち検査を実施しました。

ちなみに、当時は社名を伏せての告発でしたが、今回は前科があるので社名・製品名を明記して話を進めていきます。結果が悪ければ自業自得ですが、結果が吉なら名誉挽回にもなるはずです。要は、悪いことさえしていなければ済む話なのですから。。。

グラクリ抜き打ち検査:品質チェック・・・

今回入手できたのは、グランクリエイト 青2白2U2UN2と言う製品。

型番が言いづらいので、以降、暫定的にGC370と呼びます。

なんと! このGC370には日亜化学のUV素子が採用されてるとのこと!?
↓こちらがスプリングのページのキャプチャです。

スプリング宣伝文句のキャプチャー

マジかっ!?

と言う事は、、、

このグランクリエイトはLED素子1ヶあたり2W駆動(実質420mA駆動)してるので、それに見合う日亜のUV素子というと、、、
唯一これしかありません↓

日亜化学 UV 365nm NCSU033B 500mA

日亜化学 UV 365nm LED

これ以外は、波長も異なるし、2W駆動ができません。

でもこれ、流通価格は1ヶ1万円ほどしてしてるはずですが。。。汗
しかも4ヶも搭載してるらしいので、どー考えても素子代だけで4万以上に。。。大汗
しかし、このGC370の価格は\9,900円???

こ れ は あ や し い 。。。

まあ、とりあえず、順番に見ていきましょう。
まずは、LED素子の発色を見てみます。

GC370 - 発色

左は製品そのままの状態、右は本体からコリメートレンズを外してLEDだけの状態。
ほほお、、、確かに中央の4ヶはUV 400nmよりも暗くて、如何にもUVっぽい印象。
では、LED素子ご開帳~♪

GC370 - LED基板

中央の4ヶが、スプリングが主張している日亜製370nmのLED素子です。
賢明な読者の皆さんなら、この時点で茶~吹き出してるはずです。

では、さらにズームアップ!

GC370 - 採用LED

ま、他はどーでも良いんですが、とりあえず370nmは完全にアウトでした。
だってこれ、Epileds社チップを使ったただのノーブランド素子やん!

加えて、今回は日亜化学の知財部の方にも判断を仰ぎました。
その結果、画像判定ではありますが「弊社製品ではない」と明確にご回答を頂きました。
前回は武士の情けで逃げ道を残しましたが、今回は再犯なので厳しくいきました。

と言う訳で、、、

スプリング、またまたアウト!

これは直ちに販売中止と自主回収が必要なレベルですね。
どのみち400nm素子も未だに焦げちゃうプラスチックレンズ製だったし、一石二鳥?
まったく、、、せっかく与えたチャンスを棒に振って、また同じ過ちを犯すなんて。。。

これ売ってたショップさんには気の毒だけど、どうか今後の対応に尽力をお願いします。
まあ、でも少しでも早く気付いて良かったです。
ただ、取扱店舗が少なければ僕から一軒ずつ通知しようかとも思ったけど、検索したらかなり多くのアクアショップがヒットしたので、とても対応しきれません。
と言う訳で、何か質問やアドバイスが必要なショップさんはお気軽にメールください。
必要であれば、対応後に「安心できるショップ」として広報にも協力させて頂きます。
とにかく、詐欺行為への荷担はよくないですし、日亜化学も厳しい企業ですからね。

グラクリ抜き打ち検査:性能チェック・・・

ただ、我々消費者から見て、

  • 別に日亜じゃ無くても波長が得られるなら・・・
  • むしろ安くて波長が得られるなら大歓迎♪

なんて考える方がいらっしゃるのも事実。
もちろん違法行為はダメですが、初めからノーブランドを謳っていればあるいは???

では、ユーザーの目線からも見てみましょう。

本当に波長が出ているのか?

まずはLED素子の個別スペクトルを測定してみました。

GC370 - 採用LED 個別スペクトル

あらやだ。。。370nmは、実は385nmでした。。。ま、そんなもんか。
しかし、唯一褒めるなら、この素子に限り、シリコン樹脂レンズ採用LED素子でした。

400nmは、一応ほぼ400nm出てました♪
但し、プラスチックレンズなのでいずれ焦げる可能性が高いです。。。残念。

その他、青は465nmの普通の青(濃いRoyalBlueではない)でした。
白も普通のクールホワイトかな。。。

ここでまた考えます。

  • 別に370nmじゃなくても、385nmが入ってるだけでも有益じゃね?

そうですよね。。。
385nmだけでも、他の製品ではなかなか得られない有り難い波長と言えます。

そこで、再び製品スペクトルに話を戻します。製品スペクトルとは、買ったままの状態で測定したスペクトルです。その後、本体からコリメートレンズを外してLED素子だけの状態でも測定し、それらを比較してみました。

GC370 - スペクトル

判りますか?

LED素子だけの状態では385nmが元気よく出てますが、本体にコリメートレンズを装着した「買ったままの状態」では、385nmがまったく出てません!?

何故でしょうか?
考えられる原因はただ一つ。
本体に採用しているコリメートレンズが、ごく普通のコリメートレンズだからです。
ガラス一枚さえ透過ロスを伴うUV波長にとって、UV対応でない普通のコリメートレンズの存在は、むしろUVカットフィルターとして働いてしまいます。辛うじて可視光線でもある400nmならいざ知らず、完全にUV-Aである385nmや370nmを通したいなら、UV対応レンズを使わないと製品の意味を成さないと言う大失敗を招きます。

まさに上図の通り、
せっかく385nmを搭載したのに、
その波長はレンズを通過できず、
まったく照射できてない。。。

なんとも、お粗末な話でした。

もし、過去にこの製品を使ってサンゴへの370nmの効果を実験された方で、「なんだよ、400nmと変わんねーじゃねーかよ」と憤慨されていた方がいましたら、その検証精度は保証されていなかったことをご理解ください。実は370nmは愚か385nmすらほとんど照射できていませんでしたから。ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。悪いのはスプリングですが、もっと早くに調査すべきだったと、僕からもお詫びしておきます。

グラクリ抜き打ち検査:最後に、、、

まとめると、

  • 3年前のCREE偽装に続き、今度は日亜偽装発覚
  • 370nmを謳いつつ実は385nm
  • 波長スキルの乏しいお粗末な設計
  • その他、相変わらず光漏れの筐体使用、焦げる400nm使用、など

スプリングは製品改善以前に、まずは会社としての体質改善が急務ですね。
しかし、この人を改心させるのは・・・難しそうだなぁ。。。
だって、スキル不足は単に努力とコストの問題だけど、詐欺行為は犯罪ですからね。
最近では、つい先日のイオンの米偽装問題もそうですが、中国米を国産米と偽装したり、加工用米を食用米に混入させたり、やはりこういう悪質な業者は常に抜け道を探っていて、何度でも再犯を繰り返すんでしょうね。。。
スプリングもそれと同じ部類と思われても仕方ありません。

僕だって本当はなるべく関わりたくないです。。。でも、おかしな製品がある以上、誰かがそれを暴いていかないと、この業界はどんどんダメになっていきます。その結果、例え僕への逆風が強くなろうとも、それで済むなら安いモノです。
でも中には、失敗を教訓に製品の改善に尽力されている会社(私感ですがクリスタルアクア、B.R.S等)もあり、そうやって結果的にユーザーの利益に還元されているケースを見ると、この自称1023の使命は決して間違いでは無かったと確信できます。だから今後も喜んで憎まれ役を邁進していけそうです。

いずれ本製品については、販売店から回収のお知らせが来るかも知れません。
そうなったら、愛用されていた方には本当に申し訳ありません。
でも、PSEが無い事も考慮すると、どう考えても返品が賢い選択となるでしょうね。。。
大事に至る前で本当に良かった。

その他、不明な点はお尋ねください。
調べて欲しいリクエストも受付中です♪

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スペクトラ LEDスペクトラ解説