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巷のガラスレンズ仕様UV系LED素子

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実は僕は僕で、次期KR用ガラスレンズUV素子と同じパッケージを海外通販で見つけたので、試しにお取り寄せしてみました。

ガラスレンズ仕様UV系LED素子

365nmと400nmです。

ガラスレンズ仕様UV系LED素子のチップ

400nmは当初次期KRに採用する予定だったモンスター400nmと同じチップですが、365nmのチップはお初です。どこのチップだろこれ。ま、とにかくこれがナイトライドくらい強力だったら嬉しいなぁ~♪
・・・なんて淡い期待を抱きつつスペクトルを測定。。。

ガラスレンズ仕様UV系LED素子のスペクトル強度

弱っ!笑
しかも365nmのくせに375nm!? 10nmもズレてるやないの!!!苦笑
波長強度もせいぜい200mW台かな。。。そこそこ中途半端に高かったのに(汗)
やっぱ365nmは当分ナイトライド一択ですね。。。
400nmも、波長強度は強いんだけど、やっぱり395nm寄りか。。。うむむ。

試しに、この製造元に425nmも持ってるか尋ねたところ、MOQ(最小ロット)100ヶ以上なら作るよ♪とのこと。うーん、、、弱い365nmは要らんけど、この400nmの強度ならありかな。あとは波長精度がきっかり指定できたら良いんだけど。。。一応、僕の自作向け汎用パッケージLED素子の3535版(XP互換)の候補にノミネートしておこう。。。
あ、でも汎用パッケージと違って、3535素子はリフロー溶接だし、あまり需要ないのに100ヶ作っても厳しいかなぁ?

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KR用ガラスレンズ仕様UV系LED素子

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今回は、次期新型KR93SPに搭載予定のガラスレンズ仕様UV素子の話題です♪

次期新型KR用ガラスレンズ仕様UV素子

て言うか、フルスペの新型が遅れ遅れでスミマセン(汗)
す べ て は 僕 の せ い で す (汗)
試作ができるたびに改良案を出しまくってます(汗)
そろそろブルーハーバーもeco-lampsもキレる頃です(汗)
やばいな。。。コスト大丈夫なのかしら。。。爆
でも、めっちゃ良いモノが出来る予定です♪
おっ楽しみに~♪

さて、これまでにも何度か触れた次期KR用ガラスレンズ仕様UV素子ですが、これも例に漏れず厳しいLEDスペクトルデザイナーの厳格な検査考察の末、結局Epiledsチップへスワップする運びと相成りました~汗
だって、波長精度も波長強度も納得できなかったんだもん♪

まず、今年の2月時点での400nmと425nm素子。

2016/02/08時点のUV素子

400nmには、以前も軽く紹介したモンスター400nmのチップを。
425nmには、パッケージデフォルトのSemiLEDsチップ版をそのまま採用。
ちなみに新型RazorはUV系LED素子すべてこのSemiLEDs版を使ってます。

そして、各スペクトル強度がこちら。

2016/02/08時点のUV素子のスペクトル強度

400nmが395nmに落ちてたせいで、425nmが415nmまで落ちてることを危うく見落としそうに!汗
なんという巧妙なトラップ!笑
ここで、395nm→400nm、415nm→425nmへ厳格に合わせるよう指示。

で、その2ヶ月後、抜き打ち検査をしてみると、、、

2016/04/25時点のUV素子

チップは異常なーし。

でも、各スペクトル強度は、、、

2016/04/25時点のUV素子のスペクトル強度

変わってないじゃん。。。汗
しかも、415nmでさえ結構波長ムラが。。。泣
これ、チップが悪いのか、チップメーカーが悪いのか。。。
ここらで嫌な予感が脳裏をよぎる。。。笑

で、LEDスペクトルデザイナーの鶴の一声(笑)により、もう潔く原点回帰、初心忘れるべからず、と言う事で、6月の時点でEpileds様カムバ~ック!

2016/06/27時点のUV素子

で、最高ランクによる安心の波長精度と波長強度を容易く実現♪

2016/06/27時点のUV素子のスペクトル強度

395nm → きっかり400nm、そして波長強度アップ♪
415nm → きっかり425nm、そして波長強度ちょいアップ♪

フルスペは、思い起こせば当時EpiledsのUV系チップを採用したことで、驚異のUV強度を実現したんだもんね。それ以降もEpiledsとの縁は続き、最終的には450nmも475nmも500nmも全部Epiledsになっちゃって、もはや運命共同体!
今後、新型ではブルー系や白系はCreeになりますが、UV系やシアンはやはりEpiledsに落ち着きました。Epileds様、今後もフルスペをよろしくお願いします♪笑

では、次期新型KRを心待ちにされているKRファンの皆様、今しばらくのご猶予を!

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Lite-On 365nm UV LEDを試す

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MOUSER物色してたら新しい365nm素子を見つけたのでお試し!
久しぶりの感覚♪

Lite-On LTPL-C034UVH365 365nm 665mW@500mA

Lite-On 365nm UV LED

Lite-Onの名前は昔からMOUSERで見かけていたけど、一般カラーの汎用パッケージしかなかったので今まで全く縁がありませんでした。いつの間にこんなUV素子を。。。
ま、365nmなのにシリコン樹脂レンズなので常用する気は無いけど、一応波長強度だけチェックしておこうと思いまして。

一見ナイトライドと同じチップかな?と思ったけど、写真撮ったら全然違ってた。
最近はすっかり老眼なので、裸眼じゃ判定できません(泣)

365nm UV LED:Nitride vs Lite-On

左がナイトライド、右が今回のLite-On。
おっと? チップが大きいね?1.2mmかしら? 期待感ありますね♪

で、波長強度を測定した結果。

スペクトル365nm:Nitride vs Lite-On

波長強度だけ見たら凄いやん!? ナイトライドに迫ってる!!
これ、公称値は665mW@500mAだけど、多分700mW超えてそうです♪
ただ、365nmなのに実測372nmなのは、ちょいズレすぎ感が。。。笑
ま、でもこれで$8.0弱(約1,000円)なら安いよね?

他社とも比べてみると、

スペクトル:365nm UV LEDs

日亜の16,000円/10,000円、LedEnginの4,000円を差し置いて、強いのに安い♪
但し、レンズがシリコン樹脂なんだよねぇ~、、、365nmなのに(汗)
例えば、こちらは3W駆動で約一ヶ月使用したナイトライドのシリコン樹脂の365nm。

Nitride 365nm UV LED シリコン樹脂劣化

365nmは完全にUV-Aなので、シリコン樹脂なんて簡単に劣化しちゃうようです(汗)
尚、この365nmは非売のサンプル品を頂いたモノで、通常ナイトライドでは常用向け365nmとしては石英ガラスレンズ採用品のみを販売されていますので、念のため捕捉しておきます。

と言う訳で、365nmは絶対にガラスレンズ採用品を使ってください。
お勧めとしては、

放射束はナイトライドが上ですが、ガラスレンズがフラットなのでビーム角がかなりワイドです。別途集光レンズを使わないとUV照度が稼げないので、そういう意味では元々ビーム角90°程度のガラスレンズを持ってるLedEnginの方が使いやすいと思います。
日亜のNCSU033Bもガラスレンズですが、少し型が古いせいか、波長強度がいまいちな割に10,000円以上もするので、いまさら感は大きいです(汗)

ちなみに、MOUSERではEverlightのUV素子も見つけたんですが、夏以降まで在庫が無い状態でした。うーん。。。秋の予定にしておこう。

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