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新バイタルウェーブ出荷開始、そして新色とPSE♪

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ご報告が遅れましたが、新バイタルウェーブの出荷が既に始まってますよ♪

新バイタルウェーブ

新バイタルウェーブでは、新たに新色サンが追加されました♪
ご要望の多かったフルスペクトル白色光源です!

新バイタルウェーブ 新色 サン(フルスペクトル)

何本も足してスペクトルを作らなくても、コレ一本でフルスペクトル♪
「コレ一本で」がミソね。なんかの便利な調味料みたい(笑)
スペースの無い超小型水槽にとってはホント救世主ですね~♪

サンプル記事でも測りましたが、念のため製品版でも実測スペクトルを。

新バイタルウェーブ 新色 サン 実測スペクトル

相変わらず良いケツしてやがるぜ♪美味しそうなスペクトルですこと♪
見事に浅場のサンゴ礁の海中スペクトルやん♪
誰コレ作ったのっ!曝

その他については、以前のサンプル記事応援市場の情報を参考にしてください。

さてさて。
新バイタルウェーブは、もうひとつ、旧型との違いがあります。
それはPSEです。

新バイタルウェーブ PSE

これまで販売してきた旧バイタルウェーブは、昨年7月以降生産分に義務づけられたPSEより以前に製造された分でしたのでPSEは付いてませんでしたが、今回製造分には当然ですがPSEが付いてます。これで、KRシリーズに引き続き、バイタルウェーブシリーズもPSEに対応したことになります。

また、新バイタルウェーブでは、3Wを廃止し、新色を増やし、製造ロット数を調整することで、それなりのコストダウンを実現し、結果、円安とPSE取得がありながらも、旧型よりも値下げを実現することができたようですよ。
旧型で15000円ほどしていたバイオレットが、新型は11000円で買えるなんて♪
こういう身を削る企業努力はありがたいこってす♪

それにしてもホント、PSEって厄介な制度ですよねぇ。。。時間もお金もかかるし。。。
ま、でも経済産業省が定めたルールだし、日本で商売する以上守らざるを得ません。
仕方が無いですね。。。
他社さんもどうか頑張ってくださいね!
くれぐれもPSE取得せずに販売したり、脱法で逃れたりしてはダメですよ!

ま、そう言う意味では、むしろ企業評価の指標にもなるので、ちょうど良いかもね?
悪い子はいねがぁぁぁ~笑

こちらのエントリーもどうぞ♪

水草LED徹底検証:情け無用のガチバトル!

ブログ エイジ 01:06 コメント14件
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水草LEDライト徹底検証メニュー

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  2. 水草LED徹底検証:天下のADA AQUASKY! - 2013/7/6
  3. 水草LED徹底検証:GEX PLANTS GROW現る! - 2013/7/7
  4. 水草LED徹底検証:太陽と日照の水草KR! - 2013/7/8
  5. 水草LED徹底検証:情け容赦無用のガチバトル! ← 今ココ

水草LEDライト徹底検証:情け無用のガチバトル!

お待たせしました!!!
水草LEDライト徹底検証、ついに最終章です!
情け無用のガチバトル、容赦なくお届けします!!!

ビーム角と、見た目の光量差

まずは、ビーム角と光量差を、撮影条件を揃えて比較してみましょう。
同じ撮影条件ですから、見たとおり暗いモノは暗く、明るいモノが明るいです。
ま、写真ですから参考程度に。

光色・ビーム比較

とは言え、既に十分大別できてるような、、、汗
期待のGEX CLEAR LED PGがヤケに暗いけど、、、大丈夫?

ちなみにこの中で集光レンズを持つ製品はKR90FWのみ。遠くまで大光量を運んでいるのが一目瞭然ですね。一方、レンズが無い製品は、直下こそ明るくても、距離に伴って光量低下が激しくなります。それが、レンズの有無がもたらす光の減衰率の宿命です。

PPFD分布グラフが示す照射範囲と光強度 @30cm

ビーム角を広くすることで、広範囲に均一な光を満遍なく与えることができますが、反面、光量は弱くなります。逆に、ビーム角を絞ることで、大光量を注ぐことができますが、反面、照射範囲は狭くなります。

どちらが良いのか?

当たり前ですが、光は無駄なく水槽だけに注ぎたい。
水槽の外に漏れる光は、ただのロスである。
と言う事は、ある程度のビーム角の調整は非常に有益であると言えます。

PPFD分布比較

尚、KR90FWは調光機能によりお好みの光強度・色温度に調整が可能ですから、
明るすぎて困る!と嘆くことはありません(笑)

それにしても、、、GEX CLEAR LED PGは蛍光灯より暗いのか。。。汗

スペクトル分布と波長強度 @30cm

単に照度やPPFDなどの光量だけでは見えないのが、スペクトル中の各波長毎の光強度の分布です。これを見れば、例え明るくても足りてない波長がどこなのかを知ることができます。また、他の製品同士を同条件で比較することで、それぞれのウィークポイントも明確に見えてきます。

スペクトル強度比較

*縦軸は単位はありませんが光強度を表しています

KR90FWはレンズ付き1W(350mA)駆動の42W。案の定、場違いでした(汗)

まあ、KR90FWの圧勝は当然としても、期待していたGEX CLEAR LED PGは非常に残念な結果に終わりました。このグラフからも判るとおり、スペクトル強度で比べてみても、まさかAQUASKYの半分の光量しか無かったとは。スペクトルが良いだけに残念。。。

GEXは、開発の段階でAQUASKYとの光量比較は行わなかったのかしら?
仕様と言い価格帯と言い、てっきりAQUASKYの対抗馬だと思っていたのに。。。
同じ価格でこの光量差じゃ、誰の目にもAQUASKY一択ですよね?
まあ、1素子当たり68mA駆動じゃ、暗くても仕方ないけど。。。
発熱を意識しすぎたのかなぁ???
ほぼ同じ素子数でAQUASKYが135mA駆動なので、光量が倍違うのも当然です。
競合をもっと低く設定していたのか、あるいは当社比での向上で満足しちゃったのか。。。
詰めが甘いというか、消費者の期待を簡単に裏切りすぎじゃないかしら?
とにかく、ホントに残念です。。。

クロロフィルのカバー率を比較 (相対スペクトル)

水草の光合成に不可欠なクロロフィルへの考察も忘れてはなりません。

クロロフィル・スペクトル・カバー率比較

クロロフィルのUV側の要求を除けば、いずれのLEDでも光合成には十分そうですね。
しかし、400-420nmにも配慮した製品は、水草向けLEDではKR90FWのみです。

あとは、いかに光量を稼ぐか。
2台並べるか、水面に近づけるか、光量を必要としない水草に限定するか。。。

ところで、いざこうして見ると、3波長蛍光灯ってタダの赤(610-620nm)こそ入ってるけど、光合成に必要な650nm前後や670nm前後がまるっきり入ってませんね。これじゃ、慢性的に赤不足ですね。そう言う意味でも、水草に蛍光灯を使うメリットはもう。。。

ガチバトル測定結果まとめ

光学測定はすべて製品中央から30cm距離での結果です。

水草照明
(60cm水槽用)
GEX
AQUTE
CI600
ADA
AQUASKY
601
GEX
CLEAR LED
PG 600
eco-lamps
KR90FW
24″
光源種別 蛍光灯 LED LED LED
JIS照度 [lx]
(AA級)
4,700 7,742 3,214 18,198
簡易照度 [lx]
(比視感度なし)
4,490 7,620 3,294 18,670
光合成 PPFD
[umol/m2/s]
73 128 55 333
UV (UVA+UVB)
[uW/cm2]
7.3 6.0 2.4 32.6
消費電力 [W]
(実測値)
40W
(45W)
30W
(31W)
25W
(24W)
50W
(56W)
タイマー内蔵 × × ×
電源 (ON/OFF) 手動 2系統 手動 手動 2系統 自動
ビーム角 [°] 140° 120° 120° 55°
調光 ch × × 2 ch 2 ch
段階 × × 手動
ON/OFF
自動
各ch 0-99%
色温度 [K] 全灯 6030 6760 7640 8140
ch 1 - - 6630 15710
ch 2 - - (青466nm) 3910
演色性 [Ra] 全灯 89 84 89 86
ch 1 - - 87 87
ch 2 - - - 69
実売価
(2013/7時点)
¥8,000 ¥16,000 ¥15,000 ¥50,200

■測定器類
照度計1:東京光電 ANA-F10 (JIS AA級)
照度計2:CEM DT-1309 (CIE準拠)
PPFD計:Apogee MQ-200
UV計:UV340B
分光器1:ASEQ LR1 (200-1200nm仕様)
分光器2:UPRtek MK350 (360-760nm)
ワット計:SANWA SUPPLY TAP-TST7
その他テスター類など

僕的な総合評価 (純粋な性能評価のみ)

ADA AQUASKYは、演色性の高い白色LEDに切り替えた点がグッド♪
結果、演色性も光量も向上が見られ、もはや1年前の残念感は払拭されたと思います。
それに、水面近接設置なら、PPFDの300オーバーも夢じゃありません。
なので、今から買うなら中古では無く現行の新品を強くお勧めします!
やはり、歯に衣着せぬ酷評は、企業や製品の成長には不可欠なトリガかな(笑)
カリスマ企業とは言え、決して奢らず、市場の声に前向きな姿勢は流石プロです。
何度言っても改善しないダメなメーカーも多いというのに(苦笑)

GEX CLEAR LED PGは、スペクトルが良い分、光量不足がとても残念。。。
せめて蛍光灯を越えないと存在意義がありません(汗)
現時点でAQUASKYを差し置いてコレをチョイスする理由が無いでしょうね。
今後、もし光量が改善されれば、白chと青chも活きてくるでしょう。
ADAのように、1年後には生まれ変わってることを期待します。

eco-lamps KR90FWは、、、とにかく高いですよねぇ(汗)
まあ、性能・機能に見合ったコストと言えばそれまでですが。。。
ただ、水草マーケットには受け入れ難い価格かな。。。今のところ、よほどのマニアか、水族館か研究機関等の波長検証を要する用途でしか需用が無さそうです。
あ、でも海水向け超浅場フルスペクトルKR93XPの廉価版的に求めるマリンアクアリストは意外と多いです。XPは24インチで160,000円ですから(苦笑)
そうか、XPの価格はアクアスカイの10倍だったか。。。汗

その他、水草用のLEDライトって何かありましたっけ?
テトラもプレミアムになってから進化はしてると思うけど、どっちかというと海水用だし、今回は割愛しました。ただ、いずれチクッと評価しておきたい製品ではあります(笑)
何かリクエストな製品があったらお気軽にどうぞ。
なるべく高くない範囲で(汗)

以上、お役に立てば幸いです。

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水草LED徹底検証:太陽と日照の水草KR!

ブログ エイジ 01:05 コメント0件
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水草LEDライト徹底検証のスケジュール(予定)

  1. 水草LED徹底検証:選手入場 - 2013/7/5
  2. 水草LED徹底検証:天下のADA AQUASKY! - 2013/7/6
  3. 水草LED徹底検証:GEX PLANTS GROW現る! - 2013/7/7
  4. 水草LED徹底検証:太陽と日照の水草KR!← 今ココ
  5. 水草LED徹底検証:情け容赦無用のガチバトル!

水草LEDライト徹底検証:太陽と日照の水草KR!

今さらだけど、流れで仕方なく(笑)紹介しますよ。公平にね。

eco-lamps KR90FW

前回までのLED製品とは異なり、水草専用LEDライトKR90FWはマイコンを搭載し、

  • 一日当たり7段階(スムーズシフト)×2チャンネルの調光タイマー
  • フルスペクトル16000K温白色4000K2チャンネル構成
  • 各ch 0-99%制御

このような調光タイマーにより、光量と色温度変化のリアルな日照変化が詳細に設定できます。設定が面倒な方には標準のプログラムオートも使用でき、またデモモードや雷モードなど遊び心も取り入れられています。

KR90FW 側面

KR90FWに採用されているLED素子は俗にパワーLEDと呼ばれるモノで、KRシリーズの場合、LED素子1ヶ当たり1Wで駆動しています。60cm用の24インチなら42素子なので単純計算でLED駆動部は42Wとなります。

KR90FW 採用LED素子

KR90FWは、水草育成としては業界初の400-420nmのUV系スペクトルをカバーした真の太陽光フルスペクトルLED光源です。

その他のKR90FWに関する詳細はKR特設サイトをご覧ください(ステマ回避)笑

スペクトルも手抜きでペタッと(汗)

KR90FW スペクトル

駆け足でしたが、最後にLED回路構成も載せておきます。
CH1が基準光源の16000Kフルスペクトル、CH2が照度アップ&色温度補正用です。

KR90FW-24 LED回路構成

*KR90FWは7種類のLEDを複雑に配列しているため、各ラインの電圧・電流値にはバラツキがあります

LED数はAQUASKYよりもPGよりも少ない42ヶですが、なんせパワーLEDの1W駆動なので、どう考えても弱い者イジメになってしまいそう。。。汗

さあ、次回は最終章、ついにガチバトルです!
乞うご期待♪

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