BBSちゃんぷる - 海水魚とサンゴ飼育の話題




21.[>][x] プロフィール管理者エイジ Re: 炭酸カリウムの添加について 2010/10/27 07:31

TAKAさん、

> 塩化カリウムに特別な意味があるのかもしれませんね。

そう。例えば、溶液の保存性の問題等から塩化カリウムを混ぜた方が長期保存できる、とかの理由があるなら理解せざるを得ないんですけど、単に比率だけの意味なら、その手間を割くだけの価値があるのか疑問に思えて仕方ないんです。
ましてや、どうせ適度に換水する訳だし。

> この場合、Cl-の蓄積でしょうか?一週間に一度10%程度水換えしていればCl-の蓄積も問題にならないかと思います。

そう。だから細かな比率を合わせてまで手間を割く必要があるのか?と。

> 長期間水換えなしだと...

「長期なら」と言う条件付きなら、まだ判りますね。でもそれなら他のイオンも揃えないと。

johnnyさん、

> 肥料だとその辺りが心配でしたが、大量に入れるわけでもないし大丈夫かな。

肥料と言っても、窒素・リン・カリの内「カリだけ」ですから。
普通に窒素やリンが入った肥料なら、そりゃアカンですけど(汗)

けんヂさん、

> 炭酸塩だったらKHの維持に使われるし、

炭酸塩だけ見ればそうですが、「炭酸カリウムだと海水では沈殿してしまう」とスレ主の猫パパさんの意見にありますので、添加は容易ではないようです。

> 硝酸塩だったら脱窒ができる環境だったら抜けていくし。硫酸塩とか塩化物とかだとそのまま残って、いずれイオンバランスを崩しそうな気がします。

「硝酸」ですか? 硝酸カリウムと言うことですか?
塩化物に関しては同意見ですが、硫酸イオンについては上でも書いたように硫黄循環で変動する要素ですし、一方的な蓄積ではないと思います。
それに、いくら脱窒があるとは言え、皆さんが低栄養塩を目指す中で、敢えて硫酸イオンの増加よりも硝酸の増加を選択すると言うのはどうかなぁ?と僕は思うのですが。。。
まあそれで換水が要らなくなるなら助かりますけど、換水の手間と低栄養塩のどっちを取るかと言えば、やっぱり後者じゃないかしら?

再びTAKAさん、

> 簡単に書くと、硫酸マグネシウムの単独添加だと硫酸イオンの蓄積が問題になるようです。

リンク先を見ると、正確には添加量に伴って硫酸イオンの増加量も大きくなる、と言うことを言ってるようなので、水槽に残留(蓄積)するかどうかとはまた別の問題のようです。

益々判らなくなったので、実際に計算してみました。
前提として、リンク先の条件を使います。
・海水成分中の塩化物イオン量 : 19350ppm
・海水成分中の硫酸イオン量 : 2710ppm

まず、リンク先でのマグネシウムの場合、
-----------------------------------------------
水槽100Lのマグネシウムを100ppm上昇させる場合、各表から、
硫酸マグネシウムの場合、硫酸イオン395ppm↑ (15%↑)
塩化マグネシウムの場合、塩化物イオン292ppm↑ (1.5%↑)
-----------------------------------------------
念のため確認したら計算は合ってました(笑)

で、同様にカリウムで考えた場合、
-----------------------------------------------
硫酸カリウム(K2SO4)の分子量 : 78.2 + 96.1 = 174.3
100L * 174.3 / 78.2 * 100ppm = 22.3g
22.3g / (100L * 174.3 / 96.1) = 122.95ppm↑ (4.5%↑)

塩化カリウム(KCl)の分子量 : 39.1 + 35.45 = 74.55
100L * 74.55 / 39.1 * 100ppm = 19.1g
19.1g / (100L * 74.55 / 35.45) = 90.8ppm↑ (0.5%↑)

よって、
硫酸カリウムの場合、硫酸イオン122.95ppm↑ (4.5%↑)
塩化カリウムの場合、塩化物イオン90.8ppm↑ (0.5%↑)
-----------------------------------------------
なので、あくまでもパーセンテージで見ると、マグネシウムでもカリウムでも10倍差がありますが、増加量で見ると1.35倍しか違いません。(塩化物イオンの方が増加量が少ないと言うメリットはあるみたいけど)
だから塩素の方が「軽微」に見えるけど、実際の増加量は少しの違いです。

で、この結果を判断する時に、

海水中の塩化物イオンは硫酸イオンより大きいので、大きい方なら多少増えても問題ないから、どうせ増加するなら塩化物イオンを選ぼう!

と言う考えと、

増加量は塩化物イオンも硫酸イオンもさほど違わないけど、塩酸負荷と残留・蓄積の問題を考えたら、硫酸イオンを選んだ方が無難でしょ!

と言う考えが出てくるかなと思いました。

要するに、比率は確かに重要なのですが、どうせ全ての元素を同比で添加する訳ではないし、だったらその内の塩素と硫酸だけにこだわってもしょうがないじゃんと言うことと、もしそれらのイオンの増加量の分散と言う意味での混合方式だとしても、増加「率」に惑わされず増加量と元素の影響を重視した方が良いんじゃないかしら?と言うことで、硫酸イオンが100ppm増えるのと塩化物イオンが50ppm増えるのとどっちがマシなの?と言う点を考慮すると良いんじゃないかしら?と思いました。

ただ、これはあくまでも適度な換水により許容されると思うので、本当に無換水でいくなら、比率重視が良いのかなと思います。でもそれこそ、その時は塩素と硫酸イオンだけじゃなくて、他のイオンも全て同比を実現しないと本末転倒ですよね。

でも本当はもっと納得のいく答えが欲しいです(汗)



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