BBSちゃんぷる - 海水魚とサンゴ飼育の話題




45.[x] プロフィール管理者エイジ Re: 教えてください、青系ミドリイシ 2009/8/11 11:53

TAKAさん、

> 光合成にできる波長をあてるのとその波長を当てるとサンゴの色が青くなるのとは別ですよね?それとも同じこと何でしょうか?

「サンゴの色が青くなる」の部分については、色素の働きの理解の次の段階として、サンゴが持つ各色素の分布(比率)や濃度(増減)についての考察が必要になってくるでしょうね。

1. サンゴ体内に共生する褐虫藻が持つ光合成色素のタイプ群 (だにやんが言う「素質」)
2. 〃 の褐虫藻の比率 (青:緑:赤=7:2:1 など)
3. 〃 の褐虫藻の濃度 (サンゴによる調整)
4. 〃 の褐虫藻の色素の有無 (白化フローが発生している場合)

全ての調整・制限・抑制などの制御は、環境に応じてサンゴがおこなっていると考えられます。

例えば「色揚げ」に焦点を当てた場合、仮に「橙色」の光のみ与えたとしますと、橙色を利用する青の色素が効率的な面でも優位に立つと思われます。これをトリガとしてサンゴが各色素の成績から人事異動を行い、より青の舞台となると考えられます。(残りの色素が消滅するかどうか判りませんが、色素の働きは光合成だけではないので、アンテナ、対活性酸素、余剰熱変換など、必要要員の滞在も考えられます。このスレの上の方で書きました)

ただ、現実的には「橙色のみ」を与えて青くなっても、演色(環境光)自体が橙色では、せっかく青くなったサンゴを青く鑑賞することができません(苦笑)
勿論、自然下ではそのような連続的な光環境はないので、あくまでも理屈として捉えてください。

でも、青い光だけを与えた場合の推測は、実際の海中の状態として理解することができますね。
青い光(少し広くとって紫〜水色)を利用する色素であれば、一般的なクロロフィルやカロテン系の赤系の光合成色素などが考えられます。水深が深くなればなるほど、より存在比率は顕著になるでしょうね。

以上を総合すると、真っ青なサンゴほど浅場に生存し、深場では生存しづらいと言えると思います。

浅場では、いろんな波長が混ざり合っています。青以外の色素も当然活発です。
その後どのように比率や濃度が決まっていくのか、そこでさらに水質や素質のような面が影響してくるのでしょう。

念のためこれらの推測は現在知り得るデータから文章にまとめただけの理屈です。あしからず♪

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