ゆうたさん、
砂を厚く敷くのは古いとか、薄いのが最新とか、百歩譲ってそういった流行(?)があるとしたら、それはショップ側の人間が初心者のために導き出した「無難な」基本セットなのだと思います。
その背景には、初心者には難しい(?)砂の粒子・水流・撹拌等のコントロールや、そのミスによる硫化水素の発生等に対する危惧ではないでしょうか?
しかし自分で考え経験して答えを出してきたアクアリストは、人それぞれ自分の答えを持っていて、それはこのスレッドを見れば一目瞭然ですね。
砂の必要性は、自分が「砂に何を求めるか」で違ってきます。
もし求めないなら「不要」だと言えるでしょう。
参考になるかどうか、僕の「答え」も書いておきます。
僕の場合、砂はそこそこ敷きます。ライブサンドならおよそ7〜8cmくらい。
但し、ライブサンドの粒子サイズ(パウダー〜5mm程度のブレンド)を考慮して、水流はかなり強めに設定します。
基準は、「硫酸還元が起きない程度」を目指します。仮に起きてもごく僅かなくらい。
ここまでが硝化と還元までを考慮した砂環境の基本値です。
次に、その砂環境を大きく生かすために、大量のワラワラを導入します。
ライブサンドなら初めから水質に関わるバクテリアが既に定着してますが、更にそこへ撹拌と運搬役をこなすゴカイ類、線虫類、その他小型甲殻類(コペポーダ、ヨコエビ等)を投入します。これにより、砂の上にある残飯の処理と、デトリタスの砂中への運搬を期待します。それが上手くいけば、砂の各層で活躍するバクテリア群に効率よくデトリタスを栄養源として供給できるようにもなります。デトリタスの処理効率はここに掛かってきます。
またこれらの活躍により、更に砂の中はORPが高く推移し、硫酸還元に至る環境の抑制にも役立ちます。またワラワラの一部には、硫酸還元菌を摂取する微生物(顎口動物等)も存在しますので、それも硫酸還元抑制に繋がると思われます。
これらのフローを知らないと、パウダーやライブサンドのような細かな砂を敷いた場合、水流や生物兵器(ナマコ、ヤドカリ、ワラワラ類)による撹拌が足りなければ、砂の中は僅か1〜2cmでも硫酸還元は起きてしまいます。いわゆる腐敗臭です。
この管理が難しい方には、僕でも「砂は敷かないか薄目で」とアドバイスするでしょうね。
狩人さん、
面白い単語ですね。よく言い表せていると思います。
それは特に「給餌を伴うタンク」に早期に当てはまるでしょうね。
しかしそれは元々のナチュラルシステムの原理を無視した我々の自業自得かも知れません。そもそもマニュアル(笑)にはガンガン給餌してもOKなんて書いてないし、せいぜい自然発生分のワラワラで賄える僅かの小型魚くらいのはずですから。
そこでベルリンの登場ですが、いくらベルリンと称してスキマーをガンガン炊くとは言え、やはり限度があります。
持ち込まれて分解の果てに行き場を失った多くのデトリタスは、無給餌のそれよりも断然高濃度で蓄積するでしょう。自然下でさえあれだけの厚い砂で処理(と言うか深部に貯蔵)しているものを、水槽のあんな薄っぺらな砂で、しかも自然下を遙かに超えた濃度でガンガン給餌していれば、無理もありません。
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