海を創るには



窒素 の検索結果リスト (17件と一致)

1: 窒素 / ちっそ
窒素ガスの事で、空気の約80%を占める気体です。通常、窒素N2で表されますが、水槽の中にも様々な形で存在しています。それが、アンモニアNH3)、亜硝酸NO2)、硝酸塩NO3)などです。ライブロックライブサンドによる硝酸還元脱窒)によってこれらは窒素に戻されます。
2: 窒素固定 / ちっそこてい
窒素固定とは、一部の植物に共生する根粒菌や他のバクテリアなどが窒素を取り込み、アンモニアなどの窒素化合物を生成する事である。多くの生物は窒素を直接利用出来ないため、これらによって窒素固定された窒素化合物を利用する。またシアノバクテリアの一部には、この窒素固定をおこなうものも存在します。また更にこのシアノバクテリアの一部は悪臭や毒を生成するものも存在し、しばしば水槽で発生するDinosと呼ばれるサンゴの病気も、ひょっとしたらこの種のバクテリアの異常繁殖が原因なのかも知れません。
3: 硝酸態窒素 / しょうさんたいちっそ
硝酸態窒素とは、硝酸イオン(NO3-)のように酸化窒素の形で存在する窒素のことを言い、硝酸塩に含まれている窒素の事を指します。硝酸と硝酸態窒素の関係は、NO3=4.4×NO3-N
4: 油膜 / ゆまく
生体過多によるタンパク質などの有機物の多量発生と、この時のスキマー能力不足やエアレーション不足、水流撹拌不足などにより、これらの物質が水面に滞留、または表面の酸素で酸化され栄養塩などの無機窒素となって滞留し、藻類などのバクテリアを異常繁殖させて広がった膜状のもの。目に見えてこの油膜の除去を行っても、根本となる原因の排除が無ければ引き続き再発する。生体を減らす、大型のスキマーの設置、エアレーションの強化、水流の強化など、改善の余地がある事を示す。
5: 反硝化 / はんしょうか
硝酸還元の事で、硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たす。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
6: 脱窒 / だつちつ
硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たす。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
7: 硝酸還元 / しょうさんかんげん
硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。このバクテリアは通性嫌気バクテリアであるため、酸素があると硝化バクテリアとして働きますが、硝酸還元バクテリアとして働くためには、通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たします。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
8: 好気性バクテリア / こうきせいばくてりあ
活動する際に、酸素が必要かまたは利用可能なバクテリアです。絶対に酸素が必要な偏性好気バクテリアや好気的にも嫌気的にも活動出来る通性嫌気バクテリアなどがいます。殆どの場合、水槽内で働く好気性バクテリアとは後者の方で、水槽内の各環境に応じて性質を変えて存在しています。酸素が存在する環境下では酸化による無機窒素硝化、酸素の無い環境では還元による硝酸塩脱窒を行っている訳です。
9: 共肉 / きょうにく
サンゴの骨格の周りを覆う肉質の事。この中に褐虫藻と言う共生藻が拉致されており、サンゴからCO2窒素を与えられ光合成を余儀なくされる。代わりに褐虫藻は自ら作った酸素と有機物をサンゴに奪い取られ、また黙々と働き続けるのです。
10: 還元 / かんげん
ある物質に電子を与える事、水素と結合する事、酸化物から酸素を奪う事を還元と言います。またこの物質から電子を奪って結合する事、酸素と化合する事を酸化と言います。還元には主に、硝酸イオンを還元して窒素に帰す「硝酸還元」と、硫酸イオン還元して硫化物に帰す「硫酸還元」があります。底砂でのそれぞれの位置関係は上から、硝化層、硝酸還元層、硫酸還元層として並んでいます。またこれらの位置や量は酸化還元電位が関係し、砂の粒、撹拌、水流など様々な要因によって決定されます。
11: 褐虫藻 / かっちゅうそう
サンゴの体内に住む共生藻の事で、渦鞭毛藻科に属する単細胞の藻類です。その名の通り色は褐色で、富栄養塩環境下では細胞が肥大化するためサンゴの褐色化につながります。逆に貧栄養環境下では褐虫藻の細胞サイズは適度に抑制されサンゴ本来の色が出てきます。綺麗なミドリイシは綺麗な水からと言う事ですね。またこの褐虫藻はサンゴから受け取った二酸化炭素窒素を利用して光合成を行い、生産した有機物をサンゴに返します。
12: プロテインスキマー / ぷろていんすきまー
水中のタンパク質などの有機物を除去するためのもの。エアリフトタイプ、ベンチュリータイプ、ダウンドラフトタイプなどがあります。これが無いと、全ての有機物がバクテリアによる分解の対象となり、相当量の無機窒素が生成されてしまいます。これらは水質の汚染要因となり、なかなか思うように貧栄養化が望めません。従って、分解される前に大部分を排除する事で、栄養塩の元を断つ訳です。
13: ナチュラルシステム / なちゅらるしすてむ
好気性バクテリアのみに頼った従来濾過方法とは違い、こちらは自然の海の原理を採用したシステムです。実際の珊瑚礁で繰り広げられる水質の浄化原理を真似する事で、水槽内でも硝化還元による窒素循環を再現しようと言うもので、ベルリン式モナコ式などが一般的です。ここで注意すべき点は、あくまで再現を狙う効果が「ナチュラル」なのであって、再現する方法を「ナチュラル」とする訳では無いと言う事です。目指す環境を作るために必要な条件と言えば、光、水温比重、水流、水質など色々挙げられますが、これらの再現のために用意する周辺機器の存在を「不自然!」と嘆く必要はありません。太陽や波など必要な要素を、代用を駆使して「ナチュラルを目指すシステム」とする訳です。
14: デニボール / でにぼーる
『砂に埋めるだけで脱窒』のうたい文句で有名ですが、このデニボール還元バクテリアだったり直接還元を行う訳ではありません。あくまで硝酸還元バクテリア還元を行う際に必要とする「餌」なのです。この還元を行うバクテリアは通性嫌気バクテリアと呼ばれる好気性バクテリアの仲間で、環境に応じて酸素呼吸も硝酸呼吸も出来、また水槽内に普通に存在するバクテリアです。通常、酸素が得られる環境下では、無機窒素を相手にそのまま硝化を行いますが、酸素の無い環境下では、まず酸化に必要な酸素を硝酸イオンから得て、更に有機物を相手に酸化を行います。この結果、硝酸は還元され窒素に帰される訳です。この有機物の代用がデニボールです。
15: スキマー / すきまー
プロテインスキマーの事で、水中のタンパク質などの有機物を除去するためのもの。エアリフトタイプ、ベンチュリータイプ、ダウンドラフトタイプなどがあります。これが無いと、全ての有機物がバクテリアによる分解の対象となり、相当量の無機窒素が生成されてしまいます。これらは水質の汚染要因となり、なかなか思うように貧栄養化が望めません。従って、分解される前に大部分を排除しようと言うのが、このプロテインスキマーです。
16: NO3-N / えぬおーすりーえぬ
硝酸態窒素の化学式。硝酸を硝酸態窒素で表すと、NO3=4.4×NO3-Nとなる。
硝酸塩を測定する試薬によっては、測定値がこの硝酸態窒素で表されている場合があるので、その際は結果に4.4を掛ける事で硝酸塩濃度を割り出します。
17: N2 / えぬつー
窒素の化学式。水槽内でもうまく還元が行われれば、還元バクテリア脱窒によって硝酸塩窒素として放出される。

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