海を創るには



硫酸還元 の検索結果リスト (7件と一致)

1: 硫酸還元 / りゅうさんかんげん
硫酸還元バクテリアが、硫酸イオンを使って有機物を酸化させ、結果として硫化物を生成する事。このバクテリアは絶対嫌気性であり酸素があると死滅するため、通常は酸化還元電位が-200mV以下となるような底砂環境下にならないとこの反応は起こらない。一般的なナチュラルシステムでは底砂の厚さが最低でも10cm〜15cmも無ければ起こらないが、魚が多く水流や撹拌も少ない従来濾過システムのような水槽に特に細かい底砂が存在する場合、蓄積する有機物によってかなり浅い層で硫酸還元が行われる可能性がある。砂が浅いためこれらは容易に水中へ放出される可能性も高く危険である。
2: 硫酸イオン / りゅうさんいおん
海水にも多く含まれる物質で、イオウなどの硫化物の海水中に於ける溶存形態の事です。これが硫酸還元される事で硫化水素が発生します。
3: 硫化水素 / りゅうかすいそ
硫酸還元によって発生する腐卵臭の物質。仮にこれらが飼育水中に放出されれば当然生体に有害となる。しかし一般的にナチュラルシステムでは、強めの水流、サンゴ砂の粒子、少ない有機物、積極的な撹拌など様々な要因が、表層の硝化層や表層下部の硝酸還元層の厚さを大きくとるため、よほど底砂を厚くしないと硫酸還元が行われる酸化還元電位には達成しない。このようなシステムで硫酸還元が起きるには、最低でも10cm〜15cm以上の厚さが必要と思われます。
4: 止水域 / しすいいき
飼育水から隔てられ閉鎖された水の空間の事で、モナコシステムから来ています。良くプレナムと言いますが、あくまで完全な閉鎖ではなく、細かい穴の空いたスクリーンによって底砂の下の層に設けられます。これによって上の還元層、硝化層との物質のやりとりが可能となります。この酸素の供給されない空間では酸化還元電位はマイナスとなり、硝酸還元硫酸還元が起こる環境となります。またpHも低いためサンゴ砂を溶かしカルシウムリアクターとしても働きます。
5: 嫌気性バクテリア / けんきせいばくてりあ
好気性バクテリアとは反対に酸素を嫌うバクテリアです。嫌気と名の付くバクテリアは、通性嫌気バクテリアと偏性嫌気バクテリアが居ますが、前者は実は好気性バクテリアの仲間です。この通性嫌気バクテリアは、酸素がある環境下に於いては酸素呼吸を行い、酸素の無い環境下では硝酸呼吸を行います。硝酸呼吸を行ったときが還元と呼ばれる反応となります。一方の偏性嫌気バクテリアは酸素があると死滅するバクテリアで、絶対嫌気環境下で硫酸還元炭酸還元を行うバクテリアです。硫化水素を発生させる硫酸還元は水槽内でもしばしば見られる現象です。
6: 還元 / かんげん
ある物質に電子を与える事、水素と結合する事、酸化物から酸素を奪う事を還元と言います。またこの物質から電子を奪って結合する事、酸素と化合する事を酸化と言います。還元には主に、硝酸イオンを還元して窒素に帰す「硝酸還元」と、硫酸イオン還元して硫化物に帰す「硫酸還元」があります。底砂でのそれぞれの位置関係は上から、硝化層、硝酸還元層、硫酸還元層として並んでいます。またこれらの位置や量は酸化還元電位が関係し、砂の粒、撹拌、水流など様々な要因によって決定されます。
7: プレナム / ぷれなむ
プレナムとは飼育水から隔てられ閉鎖された水の空間の事で、モナコシステムから来ています。止水域とも言いますが、あくまで完全な閉鎖ではなく、細かい穴の空いたスクリーンによって底砂の下の層に設けられます。これによって上の還元層、硝化層との物質のやりとりが可能となります。この酸素の供給されない空間では酸化還元電位はマイナスとなり、硝酸還元硫酸還元が起こる環境となります。またpHも低いためサンゴ砂を溶かしカルシウムリアクターとしても働きます。

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