海を創るには



硝化 の検索結果リスト (23件中 20件を表示)

1: 硝化 / しょうか
好気性バクテリアアンモニア亜硝酸酸化させて硝酸塩に分解する反応の事で、昔から利用されてきた濾過方法の原理です。当然、硝酸塩が最終的に増加・蓄積していくので、定期的な換水によって排除します。また、これと相対する反応が還元です。
2: 反硝化 / はんしょうか
硝酸還元の事で、硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たす。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
3: 硫化水素 / りゅうかすいそ
硫酸還元によって発生する腐卵臭の物質。仮にこれらが飼育水中に放出されれば当然生体に有害となる。しかし一般的にナチュラルシステムでは、強めの水流、サンゴ砂の粒子、少ない有機物、積極的な撹拌など様々な要因が、表層の硝化層や表層下部の硝酸還元層の厚さを大きくとるため、よほど底砂を厚くしないと硫酸還元が行われる酸化還元電位には達成しない。このようなシステムで硫酸還元が起きるには、最低でも10cm〜15cm以上の厚さが必要と思われます。
4: 底面濾過 / ていめんろか
上部濾過とは対照的に、水槽の底砂の下に濾過スペースを設け、底砂を挟んで水を循環させるしくみ。水の流れは、水中→底砂→底面濾過→パイプをくぐって水面へ放水、のような流れとなる。水の吸い上げは、エアリフトパワーヘッドで行い、また上部濾過との組み合わせも可能。この場合、底砂が濾材となるため、付着したバクテリアアンモニア亜硝酸硝化していく。底面フィルターとも言う。但し、メンテナンスが出来ないため、掃除をする際は水槽をひっくり返す事になる。
5: 硝酸還元 / しょうさんかんげん
硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。このバクテリアは通性嫌気バクテリアであるため、酸素があると硝化バクテリアとして働きますが、硝酸還元バクテリアとして働くためには、通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たします。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
6: 硝酸塩 / しょうさんえん
硝化バクテリアによって亜硝酸が分解されたときに出来る物質。比較的魚には無害だが、あまりにも蓄積されると害があります。また、造礁サンゴなどを飼育する上では極力ゼロにしたい物質です。
生物濾過を使用した水槽では蓄積の一途を辿るため、定期的に換水を行うことで、これらを排除する。ベルリン水槽などのナチュラルシステムでは還元作用により脱窒され、水槽は常に硝酸塩が低い状態で保たれます。
7: 止水域 / しすいいき
飼育水から隔てられ閉鎖された水の空間の事で、モナコシステムから来ています。良くプレナムと言いますが、あくまで完全な閉鎖ではなく、細かい穴の空いたスクリーンによって底砂の下の層に設けられます。これによって上の還元層、硝化層との物質のやりとりが可能となります。この酸素の供給されない空間では酸化還元電位はマイナスとなり、硝酸還元硫酸還元が起こる環境となります。またpHも低いためサンゴ砂を溶かしカルシウムリアクターとしても働きます。
8: 酸化 / さんか
ある物質から電子を奪って結合する事、酸素と化合する事です。逆にこの物質に電子を与える事、水素と結合する事、この酸化物から酸素を奪う事を還元と言います。老化と若返りに例えられます。マリンアクアリウムでは、主に「硝化」と言う反応についてこの酸化が行われています。
9: 好気性バクテリア / こうきせいばくてりあ
活動する際に、酸素が必要かまたは利用可能なバクテリアです。絶対に酸素が必要な偏性好気バクテリアや好気的にも嫌気的にも活動出来る通性嫌気バクテリアなどがいます。殆どの場合、水槽内で働く好気性バクテリアとは後者の方で、水槽内の各環境に応じて性質を変えて存在しています。酸素が存在する環境下では酸化による無機窒素硝化、酸素の無い環境では還元による硝酸塩脱窒を行っている訳です。
10: 吸着剤 / きゅうちゃくざい
飼育水に含まれる不要な成分を除去する事を目的としたもの。活性炭、リン酸吸着剤、硝酸吸着剤など。効果を狙って海水の流量が多い場所に配置するのが望ましいが、その際は一定期間を越えて継続すると硝化バクテリアが定着して生物濾過となるため、早めの撤去が必要になります。
11: 還元 / かんげん
ある物質に電子を与える事、水素と結合する事、酸化物から酸素を奪う事を還元と言います。またこの物質から電子を奪って結合する事、酸素と化合する事を酸化と言います。還元には主に、硝酸イオンを還元して窒素に帰す「硝酸還元」と、硫酸イオン還元して硫化物に帰す「硫酸還元」があります。底砂でのそれぞれの位置関係は上から、硝化層、硝酸還元層、硫酸還元層として並んでいます。またこれらの位置や量は酸化還元電位が関係し、砂の粒、撹拌、水流など様々な要因によって決定されます。
12: ライブサンド / らいぶさんど
生きた砂です。珊瑚礁に広がるサンゴ砂を、バクテリアなど付着したままの状態で採取したもの。ナチュラルシステムでも底砂として用い、ある程度の厚さで敷く事により表層の硝化作用と表層下部での還元作用を実現させます。勿論これらの実現には、底棲生物による効果的な砂の撹拌が必要不可欠で、デトリタスの処理・運搬やコケの定着抑制にもなる。
13: プレナム / ぷれなむ
プレナムとは飼育水から隔てられ閉鎖された水の空間の事で、モナコシステムから来ています。止水域とも言いますが、あくまで完全な閉鎖ではなく、細かい穴の空いたスクリーンによって底砂の下の層に設けられます。これによって上の還元層、硝化層との物質のやりとりが可能となります。この酸素の供給されない空間では酸化還元電位はマイナスとなり、硝酸還元硫酸還元が起こる環境となります。またpHも低いためサンゴ砂を溶かしカルシウムリアクターとしても働きます。
14: バクテリア / ばくてりあ
微生物や細菌の事。硝化バクテリア還元バクテリアなど。
15: ニトロバクター / にとろばくたー
硝化菌の属名で、この属のバクテリアは硝酸菌と呼ばれ、主に亜硝酸酸化させ硝酸へ変化させる働きを持つ独立栄養細菌です。
16: ニトロソモナス / にとろそもなす
硝化菌の属名で、この属のバクテリア亜硝酸菌と呼ばれ、主にアンモニア酸化させ亜硝酸へ変化させる働きを持つ独立栄養細菌です。
17: ニトロコッカス / にとろこっかす
硝化菌の属名で、この属のバクテリアアンモニア亜硝酸にする亜硝酸菌や、亜硝酸を硝酸にする硝酸菌の両方が存在する。独立栄養細菌。
18: ナチュラルシステム / なちゅらるしすてむ
好気性バクテリアのみに頼った従来濾過方法とは違い、こちらは自然の海の原理を採用したシステムです。実際の珊瑚礁で繰り広げられる水質の浄化原理を真似する事で、水槽内でも硝化還元による窒素循環を再現しようと言うもので、ベルリン式モナコ式などが一般的です。ここで注意すべき点は、あくまで再現を狙う効果が「ナチュラル」なのであって、再現する方法を「ナチュラル」とする訳では無いと言う事です。目指す環境を作るために必要な条件と言えば、光、水温比重、水流、水質など色々挙げられますが、これらの再現のために用意する周辺機器の存在を「不自然!」と嘆く必要はありません。太陽や波など必要な要素を、代用を駆使して「ナチュラルを目指すシステム」とする訳です。
19: ドライ式 / どらいしき
濾過の種類の1つで、ドライボールと言う濾材を積み上げ、その上から海水を流し、濾材に付着したバクテリアによって硝化を行わせる方式。ウェット式と違い、濾材が適度に空気に触れている事で、バクテリアに酸素を効率よく供給する事が可能。メンテナンス性も優れている。
20: デニボール / でにぼーる
『砂に埋めるだけで脱窒』のうたい文句で有名ですが、このデニボール還元バクテリアだったり直接還元を行う訳ではありません。あくまで硝酸還元バクテリア還元を行う際に必要とする「餌」なのです。この還元を行うバクテリアは通性嫌気バクテリアと呼ばれる好気性バクテリアの仲間で、環境に応じて酸素呼吸も硝酸呼吸も出来、また水槽内に普通に存在するバクテリアです。通常、酸素が得られる環境下では、無機窒素を相手にそのまま硝化を行いますが、酸素の無い環境下では、まず酸化に必要な酸素を硝酸イオンから得て、更に有機物を相手に酸化を行います。この結果、硝酸は還元され窒素に帰される訳です。この有機物の代用がデニボールです。

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