海を創るには



濾過 の検索結果リスト (21件中 20件を表示)

1: 濾過 / ろか
濾し取ると言う意味で考えるとウールマットによる物理濾過が当てはまるが、水槽システムではバクテリアによる水質の浄化も含めてこのように言い表す。物理濾過、生物濾過など。
2: 底面濾過 / ていめんろか
上部濾過とは対照的に、水槽の底砂の下に濾過スペースを設け、底砂を挟んで水を循環させるしくみ。水の流れは、水中→底砂→底面濾過→パイプをくぐって水面へ放水、のような流れとなる。水の吸い上げは、エアリフトパワーヘッドで行い、また上部濾過との組み合わせも可能。この場合、底砂が濾材となるため、付着したバクテリアアンモニア亜硝酸硝化していく。底面フィルターとも言う。但し、メンテナンスが出来ないため、掃除をする際は水槽をひっくり返す事になる。
3: 生物濾過 / せいぶつろか
ナチュラルシステムに於いても好気性、嫌気性共に生物濾過には違いありませんが、どちらかと言うと従来濾過のような好気性に偏った濾過の事を指してこう呼ぶ事が多いように思います。いずれにしてもバクテリアによる水質の浄化作用を利用した濾過と言う意味です。
4: 上部濾過 / じょうぶろか
従来濾過装置の1つで、水槽の上に設置するタイプ。ポンプで水槽水を組み上げて、濾過槽内で水が濾過されて再び水槽へ戻すしくみ。内部構造は、ウールマットなどによる物理濾過濾材を使った生物濾過に別れている。ウールマットのみでも、いずれバクテリアが繁殖するので使用可能。メンテナンスがし易くて、入門向き。上部フィルターとも言う。
5: 従来濾過 / じゅうらいろか
昔ながらの好気性バクテリアのみによる生物濾過方法の事です。タンパク質から始まり、アンモニア亜硝酸硝酸塩までの分解行程を行わせる水質浄化方法です。最終的に蓄積する硝酸塩を定期的な換水によって排除していきます。また、デニボールの投入などによる硝酸還元をうまく利用すれば、硝酸塩濃度は比較的低く維持する事も可能です。
6: 濾材 / ろざい
濾過を行わせるためのバクテリアを、効率よく定着させられる構造の素材。またはこの用途に利用出来る素材。ドライボール、サンゴ砂など。
7: 硫酸還元 / りゅうさんかんげん
硫酸還元バクテリアが、硫酸イオンを使って有機物を酸化させ、結果として硫化物を生成する事。このバクテリアは絶対嫌気性であり酸素があると死滅するため、通常は酸化還元電位が-200mV以下となるような底砂環境下にならないとこの反応は起こらない。一般的なナチュラルシステムでは底砂の厚さが最低でも10cm〜15cmも無ければ起こらないが、魚が多く水流や撹拌も少ない従来濾過システムのような水槽に特に細かい底砂が存在する場合、蓄積する有機物によってかなり浅い層で硫酸還元が行われる可能性がある。砂が浅いためこれらは容易に水中へ放出される可能性も高く危険である。
8: 反硝化 / はんしょうか
硝酸還元の事で、硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たす。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
9: 脱窒 / だつちつ
硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たす。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
10: 硝酸還元 / しょうさんかんげん
硝酸還元バクテリアが有機物を酸化させる際に硝酸塩還元窒素に帰す事。このバクテリアは通性嫌気バクテリアであるため、酸素があると硝化バクテリアとして働きますが、硝酸還元バクテリアとして働くためには、通常は酸化還元電位が-50mV〜-200mVとなる環境下で行われ、主にライブロックライブサンドがその役目を果たします。従来濾過でのデニボールは、これを砂中に埋没させる事により、硝酸還元バクテリアがこれを酸化させる酸素を硝酸塩から得る事で、硝酸塩窒素となって放出されるという流れ。
11: 硝酸塩 / しょうさんえん
硝化バクテリアによって亜硝酸が分解されたときに出来る物質。比較的魚には無害だが、あまりにも蓄積されると害があります。また、造礁サンゴなどを飼育する上では極力ゼロにしたい物質です。
生物濾過を使用した水槽では蓄積の一途を辿るため、定期的に換水を行うことで、これらを排除する。ベルリン水槽などのナチュラルシステムでは還元作用により脱窒され、水槽は常に硝酸塩が低い状態で保たれます。
12: 硝化 / しょうか
好気性バクテリアアンモニア亜硝酸酸化させて硝酸塩に分解する反応の事で、昔から利用されてきた濾過方法の原理です。当然、硝酸塩が最終的に増加・蓄積していくので、定期的な換水によって排除します。また、これと相対する反応が還元です。
13: 吸着剤 / きゅうちゃくざい
飼育水に含まれる不要な成分を除去する事を目的としたもの。活性炭、リン酸吸着剤、硝酸吸着剤など。効果を狙って海水の流量が多い場所に配置するのが望ましいが、その際は一定期間を越えて継続すると硝化バクテリアが定着して生物濾過となるため、早めの撤去が必要になります。
14: ナチュラルシステム / なちゅらるしすてむ
好気性バクテリアのみに頼った従来濾過方法とは違い、こちらは自然の海の原理を採用したシステムです。実際の珊瑚礁で繰り広げられる水質の浄化原理を真似する事で、水槽内でも硝化還元による窒素循環を再現しようと言うもので、ベルリン式モナコ式などが一般的です。ここで注意すべき点は、あくまで再現を狙う効果が「ナチュラル」なのであって、再現する方法を「ナチュラル」とする訳では無いと言う事です。目指す環境を作るために必要な条件と言えば、光、水温比重、水流、水質など色々挙げられますが、これらの再現のために用意する周辺機器の存在を「不自然!」と嘆く必要はありません。太陽や波など必要な要素を、代用を駆使して「ナチュラルを目指すシステム」とする訳です。
15: ドライ式 / どらいしき
濾過の種類の1つで、ドライボールと言う濾材を積み上げ、その上から海水を流し、濾材に付着したバクテリアによって硝化を行わせる方式。ウェット式と違い、濾材が適度に空気に触れている事で、バクテリアに酸素を効率よく供給する事が可能。メンテナンス性も優れている。
16: ドライボール / どらいぼーる
黒や青色のプラスチック製の濾材で、バクテリアの付着面積を考慮して表面積を多く取るための多層フレーム構造になっている。ドライ式濾過ダウンドラフトスキマーなどにも利用出来る。
17: テストフィッシュ / てすとふぃっしゅ
新規立ち上げ水槽に於いて、濾過が立ち上がり水質が安定するまでの期間、その立ち上がりに必要な有機物の発生源として導入する生体の事。スタートフィッシュとも言う。クマノミやスズメダイなどの比較的丈夫な種を選ぶのが一般的である。
18: スポンジ / すぽんじ
海綿の事で濾過食性の生き物。オレンジや青など綺麗なものも多い。水槽ではなかなか維持するのが困難。または吸着剤の事をこう呼びます。
19: オゾン / おぞん
オゾンとは特有の刺激臭を持った気体の事で、酸素原子が3つ結びついてO3となったもの。ギリシャ語のOzein(臭い)が語源との事。強力な酸化力を持つため、殺菌・漂白などの用途に用いられる。マリンアクアリウムでもこのオゾンを発生させるオゾナイザーと言う装置を用いて、飼育水の殺菌を行う用途に用いる。但し成体には極めて有害なため、水槽内への直接添加は禁物で、主に濾過層でのエアレーションスキマーへのエアリフトに用い、尚かつ水槽に漏れないように注意する必要がある。オゾンは湿気を嫌うため、エアドライヤーを併用すると効果的に発生させる事が出来る。
20: NO3 / えぬおーすりー
硝酸塩の化学式。生物濾過を使用した水槽では最終的に蓄積される物質。定期的に換水を行うことで、これらは排除される。ベルリン水槽などのナチュラルシステムでは還元作用により脱窒され、水槽は常に硝酸塩が低い状態で保たれます。

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