海を創るには



好気性バクテリア の検索結果リスト (6件と一致)

1: 好気性バクテリア / こうきせいばくてりあ
活動する際に、酸素が必要かまたは利用可能なバクテリアです。絶対に酸素が必要な偏性好気バクテリアや好気的にも嫌気的にも活動出来る通性嫌気バクテリアなどがいます。殆どの場合、水槽内で働く好気性バクテリアとは後者の方で、水槽内の各環境に応じて性質を変えて存在しています。酸素が存在する環境下では酸化による無機窒素硝化、酸素の無い環境では還元による硝酸塩脱窒を行っている訳です。
2: 硝化 / しょうか
好気性バクテリアアンモニア亜硝酸酸化させて硝酸塩に分解する反応の事で、昔から利用されてきた濾過方法の原理です。当然、硝酸塩が最終的に増加・蓄積していくので、定期的な換水によって排除します。また、これと相対する反応が還元です。
3: 従来濾過 / じゅうらいろか
昔ながらの好気性バクテリアのみによる生物濾過方法の事です。タンパク質から始まり、アンモニア亜硝酸硝酸塩までの分解行程を行わせる水質浄化方法です。最終的に蓄積する硝酸塩を定期的な換水によって排除していきます。また、デニボールの投入などによる硝酸還元をうまく利用すれば、硝酸塩濃度は比較的低く維持する事も可能です。
4: 嫌気性バクテリア / けんきせいばくてりあ
好気性バクテリアとは反対に酸素を嫌うバクテリアです。嫌気と名の付くバクテリアは、通性嫌気バクテリアと偏性嫌気バクテリアが居ますが、前者は実は好気性バクテリアの仲間です。この通性嫌気バクテリアは、酸素がある環境下に於いては酸素呼吸を行い、酸素の無い環境下では硝酸呼吸を行います。硝酸呼吸を行ったときが還元と呼ばれる反応となります。一方の偏性嫌気バクテリアは酸素があると死滅するバクテリアで、絶対嫌気環境下で硫酸還元炭酸還元を行うバクテリアです。硫化水素を発生させる硫酸還元は水槽内でもしばしば見られる現象です。
5: ナチュラルシステム / なちゅらるしすてむ
好気性バクテリアのみに頼った従来濾過方法とは違い、こちらは自然の海の原理を採用したシステムです。実際の珊瑚礁で繰り広げられる水質の浄化原理を真似する事で、水槽内でも硝化還元による窒素循環を再現しようと言うもので、ベルリン式モナコ式などが一般的です。ここで注意すべき点は、あくまで再現を狙う効果が「ナチュラル」なのであって、再現する方法を「ナチュラル」とする訳では無いと言う事です。目指す環境を作るために必要な条件と言えば、光、水温比重、水流、水質など色々挙げられますが、これらの再現のために用意する周辺機器の存在を「不自然!」と嘆く必要はありません。太陽や波など必要な要素を、代用を駆使して「ナチュラルを目指すシステム」とする訳です。
6: デニボール / でにぼーる
『砂に埋めるだけで脱窒』のうたい文句で有名ですが、このデニボール還元バクテリアだったり直接還元を行う訳ではありません。あくまで硝酸還元バクテリア還元を行う際に必要とする「餌」なのです。この還元を行うバクテリアは通性嫌気バクテリアと呼ばれる好気性バクテリアの仲間で、環境に応じて酸素呼吸も硝酸呼吸も出来、また水槽内に普通に存在するバクテリアです。通常、酸素が得られる環境下では、無機窒素を相手にそのまま硝化を行いますが、酸素の無い環境下では、まず酸化に必要な酸素を硝酸イオンから得て、更に有機物を相手に酸化を行います。この結果、硝酸は還元され窒素に帰される訳です。この有機物の代用がデニボールです。

海水単語辞書のトップへ



0.28 sec

コンテンツ

スペクトラ LEDスペクトラ解説