海を創るには



ナチュラルシステム の検索結果リスト (17件と一致)

1: ナチュラルシステム / なちゅらるしすてむ
好気性バクテリアのみに頼った従来濾過方法とは違い、こちらは自然の海の原理を採用したシステムです。実際の珊瑚礁で繰り広げられる水質の浄化原理を真似する事で、水槽内でも硝化還元による窒素循環を再現しようと言うもので、ベルリン式モナコ式などが一般的です。ここで注意すべき点は、あくまで再現を狙う効果が「ナチュラル」なのであって、再現する方法を「ナチュラル」とする訳では無いと言う事です。目指す環境を作るために必要な条件と言えば、光、水温比重、水流、水質など色々挙げられますが、これらの再現のために用意する周辺機器の存在を「不自然!」と嘆く必要はありません。太陽や波など必要な要素を、代用を駆使して「ナチュラルを目指すシステム」とする訳です。
2: 硫酸還元 / りゅうさんかんげん
硫酸還元バクテリアが、硫酸イオンを使って有機物を酸化させ、結果として硫化物を生成する事。このバクテリアは絶対嫌気性であり酸素があると死滅するため、通常は酸化還元電位が-200mV以下となるような底砂環境下にならないとこの反応は起こらない。一般的なナチュラルシステムでは底砂の厚さが最低でも10cm〜15cmも無ければ起こらないが、魚が多く水流や撹拌も少ない従来濾過システムのような水槽に特に細かい底砂が存在する場合、蓄積する有機物によってかなり浅い層で硫酸還元が行われる可能性がある。砂が浅いためこれらは容易に水中へ放出される可能性も高く危険である。
3: 硫化水素 / りゅうかすいそ
硫酸還元によって発生する腐卵臭の物質。仮にこれらが飼育水中に放出されれば当然生体に有害となる。しかし一般的にナチュラルシステムでは、強めの水流、サンゴ砂の粒子、少ない有機物、積極的な撹拌など様々な要因が、表層の硝化層や表層下部の硝酸還元層の厚さを大きくとるため、よほど底砂を厚くしないと硫酸還元が行われる酸化還元電位には達成しない。このようなシステムで硫酸還元が起きるには、最低でも10cm〜15cm以上の厚さが必要と思われます。
4: 貧栄養化 / ひんえいようか
ナチュラルシステムに於いては、硝酸塩リン酸塩などの栄養塩類を極力排除し、水質を珊瑚礁並みに綺麗に維持する事。給餌を伴う収容生物としての魚やサンゴがいる場合、これらはなかなか難しい。と言うか普通の感覚で魚を入れてたらまず無理に近いでしょうね。
5: 生物濾過 / せいぶつろか
ナチュラルシステムに於いても好気性、嫌気性共に生物濾過には違いありませんが、どちらかと言うと従来濾過のような好気性に偏った濾過の事を指してこう呼ぶ事が多いように思います。いずれにしてもバクテリアによる水質の浄化作用を利用した濾過と言う意味です。
6: 硝酸塩 / しょうさんえん
硝化バクテリアによって亜硝酸が分解されたときに出来る物質。比較的魚には無害だが、あまりにも蓄積されると害があります。また、造礁サンゴなどを飼育する上では極力ゼロにしたい物質です。
生物濾過を使用した水槽では蓄積の一途を辿るため、定期的に換水を行うことで、これらを排除する。ベルリン水槽などのナチュラルシステムでは還元作用により脱窒され、水槽は常に硝酸塩が低い状態で保たれます。
7: ライブロック / らいぶろっく
生きた岩です。珊瑚礁に点在する石灰藻に覆われた天然の岩の事で、様々な付着生物の住処となっており、表面や内部に生息する各種バクテリアによる水質浄化機能を持つ。ナチュラルシステムには必要不可欠の存在であり、これ無くしてはナチュラルシステムは成り立たない。ライブサンドのみで構成するシステムも可能ではあるが、一般的に収容するサンゴの配置基盤ともなるので、まず入れない事は無いでしょう。
8: ライブサンド / らいぶさんど
生きた砂です。珊瑚礁に広がるサンゴ砂を、バクテリアなど付着したままの状態で採取したもの。ナチュラルシステムでも底砂として用い、ある程度の厚さで敷く事により表層の硝化作用と表層下部での還元作用を実現させます。勿論これらの実現には、底棲生物による効果的な砂の撹拌が必要不可欠で、デトリタスの処理・運搬やコケの定着抑制にもなる。
9: モナコ式 / もなこしき
ナチュラルシステムの1つで、必須項目であるメタハラや水流は言うまでもなく、厚めの底砂を敷いた下の層にはスクリーンで仕切ったプレナムと呼ばれる止水域を設ける。基本的にスキマーのような外部装置は用いない。
10: ベルリン式 / べるりんしき
ナチュラルシステムの1つで、基本は上質のライブロックライブサンドメタハラを用いた強化照明、複雑且つ強力な水流をベースとし、強力なスキマーの設置によるタンパク質等の除去、カルクワッサー滴下もしくはカルシウムリアクター設置によるカルシウムの供給、欠乏していく微量元素の積極的な補給などによってサンゴに必要な水質を維持していく。さらに効果的な導入要因として、シッタカヤドカリ、ギンポなどによるコケの駆除や、底砂の撹拌を目的としたナマコ、ハゼ、ゴカイなどのベントス生物が挙げられます。
11: ブルーム / ぶるーむ
Bloomとは「花盛り」と言うような意味で「水の華」とも呼ばれるが、主に藻類などのプランクトンが環境の好条件によって急激に異常繁殖する現象として用いられる。渦鞭毛藻類である夜光虫の増殖による赤潮現象もその一つに挙げられる。水槽内でも特に強化照明を用いるナチュラルシステムでは、栄養塩濃度や微量元素などに含まれるビタミン類、その他のバランスが好条件となると、Dinosのような藻類のbloomを引き起こす事がある。
12: クーラー / くーらー
海水を冷やす事を目的とした製品。フロンガスを使った方式の物が一般的で、外部式や投げ込み式などがある。ナチュラルシステムでは必須としたいアイテムです。
13: キュアリング / きゅありんぐ
主にライブロックの付着生物トリミングを意味し、水槽内での腐敗・汚染要因ともなりうる海綿や海草・コケ類の除去や、サンゴへの悪影響を考慮した食性不明の巻き貝やカニなどの駆除を目的としたもの。または既に腐敗が危ぶまれるライブロックを活性化させるために、エアレーションや換水を施して汚染状態を中和・回避させること。ナチュラルシステムを構築する上では、個人的には必要のない行程に思います。ライブロックの付着生物はナチュラルシステムに必要な生物層の補充に役立ちますから。
14: ウェーブマスター / うぇーぶますたー
レッドシーが販売する水流用ポンプ切り替え装置です。複数のポンプを4台まで接続出来、これらを各モードによってランダムに切り替える機能を持ちます。特にナチュラルシステムに於いては複雑な水流を不規則に与える上で、効果的且つ必須アイテムと言えるでしょう。
15: bloom / ぶるーむ
Bloomとは「花盛り」と言うような意味で「水の華」とも呼ばれるが、主に藻類などのプランクトンが環境の好条件によって急激に異常繁殖する現象として用いられる。渦鞭毛藻類である夜光虫の増殖による赤潮現象もその一つに挙げられる。水槽内でも特に強化照明を用いるナチュラルシステムでは、栄養塩濃度や微量元素などに含まれるビタミン類、その他のバランスが好条件となると、Dinosのような藻類のbloomを引き起こす事がある。
16: PO4 / ぴーおーふぉー
リン酸塩の化学式。マリンアクアリウム特にナチュラルシステムに於いては、ほぼゼロとなるのが望ましい。一般的にこの値が0.2〜0.4ppmを越えるとミドリイシの成長が阻害されると言われる。仮に平均値が低くても水槽内の淀み部分には高濃度で蓄積される事があり、このような場合その部分を覆うように藍藻シアノバクテリア)が蔓延る事もあるが、大抵はリン酸を消費し尽くした後自然と消滅していくようです。または硫酸マグネシウムでこれらを効果的に除去出来るらしく、その手の製品もある。
一般的な方法としては、プロテインスキマーなどがあればカルクワッサーの添加によりリン酸カルシウムとして回収が可能である。
17: NO3 / えぬおーすりー
硝酸塩の化学式。生物濾過を使用した水槽では最終的に蓄積される物質。定期的に換水を行うことで、これらは排除される。ベルリン水槽などのナチュラルシステムでは還元作用により脱窒され、水槽は常に硝酸塩が低い状態で保たれます。

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