本種は2005年に四国で観察した個体で、これまでP. sp. [3]としてきましたが、2007年に論文が記載されました。標本には2002年の個体と、僕の2005年の個体が使われています。
本種は元々ユビワヒメホンヤドカリに酷似するため混乱があったようですが、肝心のユビワヒメホンヤドカリ自体を僕は見たことが無いので詳細は判りません。
特徴としては、歩脚に規則的なバンド模様が入る点、そしてその模様が比較的明瞭で濃い点です。
本種はその後、高知や大島、琉球方面から多く確認されているようです。写真が掲載されているサイトも多いので、興味があれば探してみてください。
2枚目の写真はかつてPagurixus anceps (Forest, 1954)/ユビワヒメホンヤドカリとして掲載していて、その後不明種02(sp. 02)とした個体ですが、依然詳細不明なため本種に含めました。今後何か判れば再度分類しようと思います。
3枚目の画像はAkkiiraさんからの提供です。
関連論文:Osawa & Komai, 2007. A new hermit crab species of the Pagurixus anceps group (Crustacea: Decapoda: Anomura: Paguridae) from southern Japan, and supplemental notes on P. patiae Komai, 2006. Zootaxa 1627: 41-51 (2007)
本データベースの作成にあたり、千葉県立中央博物館動物学研究科 駒井智幸 先生より多くの助言を頂きました
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