初めて見たのは当時ヤドカリブームの火付け役とも言われる山田さんのサイトでしたが、そちらの本種はとても小さく、しかもゴカイの棲管と思われる石灰質のチューブに入った個体だったため、まさか本種がセルプラヤドカリだとは思いませんでした。しかも個体としても比較的大きく(と言っても甲長で3mm程度)、水中ではテブクロイトヒキヤドカリに似て見えたこともあり、今回駒井先生に同定を受けるまで想像もしませんでした。
駒井先生によれば、本種はゴカイの棲管以外に通常の巻き貝の殻も利用するとのこと。歩き回れるか否か、この違いは大きいと思うのですが、本種はどうしてこのような性質を持つのか疑問です。
「セルプラヤドカリ/Lophopagurus triserratus (Ortmann, 1892)」の分類
「セルプラヤドカリ」の種記載者が関与するヤドカリ一覧
「セルプラヤドカリ」と同じ年に記載されたヤドカリ一覧
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1892年 (10)
- スナギンチャクヒメヨコバサミ/Paguristes palythophilus Ortmann, 1892
- トゲヒメヨコバサミ/Paguristes acanthomerus Ortmann, 1892
- ユミナリヤドカリ/Anapagurus japonicus Ortmann, 1892
- セルプラヤドカリ/Lophopagurus triserratus Ortmann, 1892
- ヤマブキホンヤドカリ/Pagurus similis Ortmann, 1892
- ラスバンホンヤドカリ/Pagurus rathbuni Benedict, 1892
- ヒオドシホンヤドカリ/Pagurus townsendi Benedict, 1892
- ミゾテホンヤドカリ/Pagurus undosus Benedict, 1892
- メナガホンヤドカリ/Diacanthurus ophthalmicus Ortmann, 1892
- ヨコヤホンヤドカリ/Propagurus obtusifrons Ortmann, 1892
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本データベースの作成にあたり、千葉県立中央博物館動物学研究科 駒井智幸 先生より多くの助言を頂きました
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